前回の日光ツーリングから、あっという間に3ヶ月が過ぎてしまいました。
夏の間は仕事に追われて何も出来ず、涙で枕を濡らす日々が続きました(笑
9月に入ってようやく一区切りつき、遅い夏休みをとる事が出来ました!

さて、何処へ行こう?夢の北海道!?
・・・いやいや、行ったら行ったでとんぼ返り状態になってしまう(笑
それならば、培俱人8月号で特集されていた、磐梯吾妻スカイラインへ行こう!
とりあえず念願だった関東圏脱出は果たせることになりますし(笑

ということで、2泊3日の予定で東北は福島へ向かうことにしました。
行程は東北自動車道〜那須塩原〜会津〜磐梯山というもの。

では、1日目のレポート開始です!

出発前に熱中症対策として、
LOGOSのクールスカーフと、GATSBYフェイスペーパーを用意しました。

クールタイプのフェイスペーパーで首周りをさっぱりヒンヤリさせておき、
水に3分程浸しておいたクールスカーフを首に巻いて出発しました。

効果の方ですが、幾分か発汗を抑えられたと思います。
首筋が涼しいというのは、熱中症に対して有効な様です。

朝7時頃に出発。
関越〜首都高とつないで
東北自動車道の蓮田SAで朝食を。

平日ということもあってか、
至ってスムーズな流れで来ました。

東北自動車道矢板ICで一般道へ降り、
県道63号線を進みます。

ツーリングマップルだけだと、
ICからの接続が若干分かりにくいかも。

大きめの地図か、Web上のマップで
チェックしておいた方が良いと思います。

県道63号線の途中にある、
東荒川ダム親水公園です。

肝心のダムを撮影して来ませんでした。
これだけで何か満足しちゃいまして(笑

公園には名水百選に選ばれた
尚仁沢湧水があります。
多くの人が水を汲みに来ておりました。

私も水筒に入れて飲んでみました。
多分、おいしいと思います(笑

ダムを後にして県道19号線、
『龍王峡ライン』及び
『日塩もみじライン』を目指します。

この山間の料金所ってのが、
これまたいいんですよね、うん。
いかにも旅に来ましたよ!
って感じがたまりません(笑

日塩もみじラインから。

木々の緑が気持ち良いですが、
細かいカーブの連続も多いので、
余り走り易くはないかなぁ、
と感じました。

県道19号線から国道400号線をつないでいきます。

国道400号線は渓谷沿いを走る道です。

写真では伝わりにくいですが、
岩壁を横目に見ながら
気持ちよく走る事が出来ます。

七ツ岩吊橋に立ち寄ってみました。
足湯やビジターセンター等があります。

吊り橋から足元を見てみると・・・
うわっ!下が丸見えじゃないですか!?

格子状になっているので、
何か落としたらアウトですよ(汗

橋の上から箒川を撮影。

こちらは下に降りて撮影。
暑さが癒されますね〜。

国道400号線の道の駅『湯の香しおばら』です。
揚げ餅入りのそばを食べました。

餅入りのそばは大好きです。
ウマくてお勧めっす。

道の駅を後にして県道30号線へ。
県道30号線は矢板ICから続いてます。
自分はぐるっと大回りしてきた形ですね。

戸田交差点から県道369号線に入って幾分進むと、 キャンプ場へ曲がる案内板が出て来ます。

また、戸田交差点にはコンビニとスーパーがあるので、 キャンプの買い出しに便利です。

初めて同キャンプ場へ行く人は
注意が必要かもしれません。

現地迄はいくつか分岐点がありますが、
案内板の無い地点が数カ所あり、
若干迷う事があると思います。

自分は珍しくカンが働いて
ストレートに到着出来ました(笑

ナーデルバウムに到着しました。
写真は管理棟です。

バイクの音を聞いてすぐに管理人さんが声をかけてくれました。

ちなみに、ここは予約が無い日は無人となる為、飛び込みの利用は無理そうです。

反面、お客が居る日は管理人さんが常駐してくれるので、安心感があります。

この日の利用客は自分を含めて2組で、
テントサイトの利用は自分だけでした。

簡単な手続きを行った後にサイトへ。
「どこでも使っていいよ!」と言われたので、 屋根付きファイヤープレイスの脇に設営することにしました。

6月頃に購入したものの、
出番の無かったネイチャーストーブです。
この度ようやくデビューとなりました。

でもって、薪と炭を買いに行くと・・・
管理人さん「いいよ、これ使って!」
私「え?いいんですか!?」
なんて感じで無料でした(汗

設営が終わった所で、まずは珈琲を1杯。

今回はパーコレーターではなく、
スプリング式ドリッパーを使用しました。
ソロ用ならこちらの方が断然楽です。

さて、とりあえず風呂をどうしようか?と考えて管理棟へ行ってみました。

私「すみません、シャワーか風呂を利用出来ますか?」
管理人さん「待ってて、これから五右衛門風呂を沸かしてあげるから」
私「え、・・・えぇ!?五右衛門風呂ぉぉぉっ!?」

ちょっと、びっくりですよ(汗
まさか五右衛門風呂が体験出来るとは思ってなかったですよ。

風呂の火起こしに使った炭を火種に頂き、
ネイチャーストーブに初投入。
難なく燃えて頂けました。

焚火台Sよりもずっと軽いし、
バイク用途には断然使い勝手が良いです。

同時にファイヤープレイスにも薪を投入。
ソロキャンプにしてはちょっと贅沢な使い方でしょうかね(笑

しばしビールを飲みつつ目を閉じ、
虫の鳴き声と沢の音に耳を傾けます。

ビールは『那須 森のビール』を購入。
おいしいビールです。

辺りは次第に夜の帳が下り始め、
涼しさが出て来ました。

そうしている内に
お風呂の準備が出来たようです。
ワクワクしながら向かうと・・・

出ましたぁぁっ!
年期入ってそうな丸い釜がデンッ!
と構えておりました!!

風呂場の構造は、屋根付きで3面を板や岩で囲い、
1面を開けて木々を眺めながら入浴することが出来ます。

奥の丸い方は非常に熱いお湯が張ってあり、自分は約3秒程だけ入りました(笑
手前の四角の方は適温になってます。

丸い釜の脇にはシャワーがついており、シャンプーも置いてあります。
近くに温泉もありますが、ここは是非五右衛門風呂を利用してみて下さい!

お風呂から上がると、酒の席に加わる事になりました。

右のヘッドランプを付けた人が管理人さんです。
もう一組の方は千葉から来たらしく、毎年利用しているそうです。

話しでは他にもリピーターさんが多くいる模様。
なるほど、確かにここは毎年来たいなと感じました。
また、バイクでの利用も多い様で、
秋口にもバイク集団の貸し切り予約があるそうです。

おいしいお酒を頂きました。
お風呂の後の1杯はまた格別です!

次に来るときは秩父のお酒を持参していこうかな〜!

そういえば、ネットでナーデルバウムを検索していた際に、
管理人さんが尺八をやるという書き込みがあったのを思い出しました。
せっかくなので、その話題を振ってみました。

すると、さっそく奥から出して来てくれました!
演奏して頂いたのですが、とても上手です!
しかもこの尺八、水道管を改造して作ったものだとか・・・。スゴいっす!

夜の林間に尺八の音が響き渡り、心地良い時間を楽しませて頂きました。

演奏終了後、解散となってサイトに戻りました。
近くのスーパーで買っておいたホッキ貝を網で焼いて締めとすることにします。

醤油と日本酒をかけてウマウマです。

テント入りしたのが23時頃。
気温は約20度と、丁度良い位です。

虫の鳴き声をBGMに、あっという間に眠りにつきました。
明日は甲子道路を経由して福島は裏磐梯へ向かいます。

それでは、2日目に続きます!