次第に寒さが厳しくなってきましたね。秋の行楽シーズンもいよいよ終わりを迎えそうです。
今回は飯能の名栗方面にある、棒ノ嶺へ行って来ました。
メンバーは私とナノレカワさんタマチャリンさんの3人です。

棒ノ嶺と言うと、個人的にはメジャーな山だとは思っていませんでした。
しかし、タマチャリンさんが言うには、休日は登山道が渋滞になる程の人気との事です。
人が居ないのも嫌ですが、人混みもテンション下がるんですよねぇ。

行楽シーズンの棒ノ嶺、どんな行程が待っているのでしょうか!?
出発ですよ〜( ´ ▽ ` )ノ

9:25
さわらびの湯に到着。
途中、国道463号線は激渋滞!!
早めに出たつもりでしたが、集合時間ギリギリの到着となってしまいました(´Д`;)

9:35
さわらびの湯を出発。
しばらくは舗装路を歩きます。

名栗湖に来ました。
埼玉在住ライダーの私ですが、ここに来るのは初だったりします。
ダム湖周辺は人がいっぱいでした。

名栗湖を通過してしばらく進むと、棒ノ嶺登山口に到着しました。
もう入り口からして人だらけ!

入り口手前には木々に囲まれた沢の流れが見えました。
こういうの見るとテンションが上がります!(・∀・)

さあ、登山開始だ!

入り口付近の勾配はありますが、比較的歩き易い木立の間を進みます。

カジカガエルの解説が書かれた看板がありました。
自分はカエルは好きな生物でしてね。
カジカガエルの鳴き声なんかは、仕事中のBGMとして聞いている程に好みだったりします(´ー`)
この時期は残念ながら聞く事は出来ませんね。

次第に岩場が多くなって来ました。

おや、無記名の分岐がありましたよ。

ちょっと寄り道してみました。
が、すぐ先で終了。単なる尾根道の様です。

写真の様な狭い道が続きますが、特に危険な箇所はありません。

道標も豊富にあります。

様相が変化して来たぞ!面白くなって来ました!(・∀・)

岩と根っ子まじりで、且つ湿った感じになって来ました。
かなり良い雰囲気!

藤懸ノ滝・・・かな?
山と高原地図には、3つの滝が記述されてます。

登山道は沢沿いを進む様に変化しました。

藤懸ノ滝を上から見下ろす。
このルートは沢を渡る箇所が数カ所あります。
もう楽しくて仕方がない!!

『キケン』と記された道標がありました。

その脇を見ると、ロープが張られてました。
元は通れたのでしょうかね?

お、見慣れない苔が生えてましたよ!
後で調べてみようかな。

そして、やって来ましたよ!
棒ノ嶺最大の見せ場、白谷沢のゴルジュ地帯だ!!
タマチャリンさんの予想通り、渋滞気味の人だかりです!!

沢登り装備も必要無く、初心者でも比較的安心して登れます。

実に見応えのある景観です!
飯能にこんな景色があるとはねぇ。地元住民が羨ましいぜ!

滝に沿って岩場を登って行きます!

いいねぇ〜(・∀・)
もうホレボレしちゃうよ。
パッと見ると困難そうにも見えますが、普通におばちゃん達も登ってます。

前方に鎖付きの足場が見えてきました。

勾配はありますが、足場がしっかりしているので問題無く登れます。

また滝が見えて来たぞ!
『危険』の看板がある。まぁ、ここを乗り越える馬鹿は居ないでしょう。

傍らに『白孔雀の滝』と記されてました。

・・・ん?あれれ?白孔雀の前に天狗ノ滝があるはずだぞ?
どうやらチェックし忘れてしまった様です(´・ω・`)ヤレヤレ・・・

ロープの張られた場所がありました。
まずはタマチャリンさんが登ります。

次にナノレカワさん。

ゴルジュ地帯を抜けると、グッと視界が開けて来ました。

キノコ発見!
朽ちた丸太の脇に根付いてましたよヽ(・∀・)ノ
こういった小さな発見もまた、登山の醍醐味だと思います。

大名栗林道へ向けて登って行きます。

『マムシに注意』の看板だ!
見つけても刺激を与えない様に気をつけましょう!

見えて来たぞ!後少しだ!

階段を登って行きます。

11:10
大名栗林道に出ました!
林道を挟んだ向こう側には、ベンチ付きの休憩所があります。

林道脇の道標です。

静かに佇むような大名栗林道。いいねぇ(´ー`)
バイク乗りの自分は、林道と登山道の組み合わせは楽しいものですよ。
ここで小休止していきましょう。

さて、それではゴンジリ峠に向けて登りますよ!

この登りもけっこうキツいです!

それからね、階段いらない。超いらない(´・ω・`)
棒ノ嶺には階段いっぱい出て来ますが、総じて登山者を邪魔している様にしか思えない!!

平坦な場所に出て一安心。ホッとしますね。

お、この標語、武川岳でも似た様なのがありましたね。
あちらも確か『名栗』と書いてあったので、同じ方達が立てていらっしゃるのでしょうかね。

眼下には名栗湖が見えます!

岩茸石に到着しました。

自然を汚す愚かな人間達に、さすがの熊さんもクマっているようです!
皆さん、ちゃんとゴミを持ち帰りましょうね!

ここから各方面へ分岐します。
本日は、この分岐から棒ノ嶺方面へ向かい、またここへ戻り、河又方面へ下る予定です。


そう、この時点では、そのつもりでした。

しかし、我々はここに戻らなかった!!

どのルートを辿ったのかは、後のお楽しみということで( ´ ▽ ` )ノ

岩茸石を後にして、先を進みます。

脇の木立の間から見える景色もなかなかに美しい。

11:50
ゴンジリ峠到着。

ちなみにこの道標では『ゴンジリ峠』となってますが、
『権次入峠』と記述されていることもあります。
いつも思いますが、何故こういう地名表記って統一しないのでしょうね?

峠はけっこう広いスペースがあり、休憩するのにもってこいです!

小沢峠方面からも、ここで合流している様です。

小休止して出発!

ぽつぽつと紅葉が残ってました。
ピーク時はどのくらい綺麗だったのかなぁ(´ー`)

む、通行止めになってますよ?

ふむふむ、植生の回復目的の様ですね。
ここはすぐ脇の道から山頂へ向かいます。

山頂が近づいてきましたよ!

12:10
棒ノ嶺山頂到着!969mナリ。

そして・・・

キターーーーーッヽ(゚∀゚)ノ
大パノラマだぁっっっっっ!!!

これはたまらないねぇ!
ゴルジュといい、棒ノ嶺は魅力沢山だ!!

わあ〜い、団体さんいらっしゃあいヽ(・∀・)ノ


・・・・・・


人大杉じゃね?(´・∀・`)

百名山にも劣らない人出じゃないですかね!?
こんなにも人気スポットだとは思いませんでしたわ。

しかしそれもうなずけるってものですよ。
都心から近く、プチアドベンチャー感覚の白谷沢や大展望の山頂。
人気出ないはずがあるまい。

さて、予定ではここから岩茸石へ戻るつもりでした。
しかし、タマチャリンさんが長尾丸へ行ってみませんか?と提案して来ました。
時間的にはまだ幾分余裕があります。地図を見ても大して距離もありません。
ここは提案に乗ってみることにしましょう!

そんなこんなで、『埼玉・棒ノ嶺登山〜その2〜』に続きます。