遂に梅雨明け宣言が出されました!夏シーズンの本格到来です(・∀・)
そんな梅雨明け後の週末となった7月30日、秩父へ出向いて来ました。
目的地は大滝地区にある入川渓谷の奥。
そこには東大演習林の森林軌道跡があると言う。
以前よりブロ友さん達が訪れており、気になっていた存在でした。

そんな折、696さんが入川へ再訪する予定があるとのことで、
タイミングを合わせてご一緒させて頂くことになりました。
さて、梅雨明けの快晴の中、入川はどんな姿を見せてくれるのでしょうか!?
レポート開始です!

7:30。
道の駅あらかわに到着。
間も無く696さんもドラスタにて到着しました。
696さんはセローで参上する予定だったのですが、
車体が不調の様で、ショップさんにて治療中との事。。。
まぁ、林道ツーリングはまた今度にとっておきましょう!

雷電廿六木橋のループを経由して、入川林道の入り口に来ました。
ここからダートを走って入川渓流観光釣場へ向かいます。

座標 : 35°56'23.4"N 138°50'42.5"E

8:25。
入川渓流観光釣場に到着。
バイクの駐車料金は200円でした。
装備を整え、8:50。入川軌道に向けて出発!

ゲートがありました。ここから先は一般車両の通行は禁止です。

緑のトンネルがお出迎え(´ー`)
期待感でワクワクが止まりません!

渓流には数人の釣り人さん達がのんびりと釣り糸を垂らしていました。

脇のガードレールは、よく見ると軌道の廃レールを再利用したものでした。
実に味があります!

陽の光が差し込む林道。毎度ながらとても美しいです。

分岐に出ました。
軌道跡は左に降りていきます。
直進は東大演習林に入っていく様です。

ここもゲート封鎖されており、一般車両は通行禁止です。
ゲートと言っても、この奥は登山道があり、人間は通行自由ですよ。

片側が急斜面ですが、赤沢谷出合までは危険箇所はありません。

もうね、とにかく美しい世界です。
沢の音、鳥や虫達の鳴き声をBGMに、素晴らしい緑の道を進みます。

しばらく進むと、枕木が現れました。

そして遂に軌道跡に出ました!

土に還りつつあるレール達。
周囲の自然と一体化したその姿は、とても美しいです。

こんな山奥を鉄道車両が走っていたのか。。。
ロマンを感じますねぇ(´ー`)

出ました!入川軌道名物(?)の片洞門!

迫力ありますねぇ。崩れて来ないよね・・・?

破棄されたレール達。
このまま再利用されることもなく、朽ち果てていくのだろうか。

崩落の跡でしょうか?ガッチリと補強されておりました。

途中、山側の斜面から小さな滝が流れている場所がありました。
登れそうだったので途中まで登って1枚撮影。
写真は今ひとつですが実物はもっと良い感じでした。

岩清水が大量に流れ落ちている場所がありました。
キラキラと輝く苔がとても美しいです。
手で触れてみると、冷たくて気持ちイイ!(・∀・)

岩清水の様子を動画撮影して来ました( ´ ▽ ` )

今にも崩れ落ちそうなレール。
稼働していた当時は、もっと幅の広い道だったのでしょう。
いつまで持ちこたえてくれるのでしょうか?

対岸に建物が見えてきました。

そこに通じていると思われる分岐がありました。

東京発電の施設の様です。取水口でしょうか?

ちょっとだけオイタして、覗かせて戴いちゃいましたf(^_^);;
(※くれぐれも、良い子は真似しちゃだめだ!!)

橋を渡ります。
この辺りから蜘蛛の巣だらけで、人の往来はほとんど無い様です。

水路を凄い勢いで水が流れている。
この先で行き止まりになっており、施設には近づけない様になってました。

軌道に戻ります。
幾分荒れた路面となりました。

降りられそうな場所があったので、ちょいと立ち寄り。

しかし、足場が脆く滑りやすかったので断念!

岩の上から川面を撮影。

突き出した岩の上でポーズをキメる696さんです(´ー`)

それにしても、この水面の美しさは感動ものですよ。
飛び込んでしまいたいね(・∀・)

10:20。
赤沢谷出合に到着。
ここから、十文字峠に向かう登山道が伸びております。

な・・・なんとぉ!?ミニバイクじゃないか!
一般車両は通行禁止なハズだけど、大丈夫なのかなぁ。。。

ここは開けた場所となっており、ベンチも用意されております。
ここを目的地にしても良いくらい、美しい所です(´ー`)

斜面を伝って沢に降りてみましょう!

素晴らしい!
なんと美しく、迫力のある景色なのだ!


岩の上に立ってる696さんとの対比を見れば、この迫力が伝わってくるのではないでしょうか。

沢は更に奥まで続いている。
この地に立っていると、自然の息吹をひしひしと感じます。

赤沢の上流を見上げてみる。
先ほど書いた通り、この上部には十文字峠へ続く登山道がありますが、
十文字峠との分岐点で、『山道』と記された道標が立っております。
この山道方面から先には赤沢軌道跡が続いており、廃道愛好家に知られた存在の様です。

赤沢軌道については、 ナノレカワさんタマチャリンさんもレポートしていますので、
気になる人はリンク先を参照して下さいませ( ´ ▽ ` )ノ

そして、荒川起点の標だ!!
ここから荒川が始まり、はるか遠くの東京湾へと続いていくのだ。
いや〜、ロマンだねぇ(´ー`)

さて、ここから次のアクションはどうするか、ですが。。。
普通なら十文字峠方面へ向かうと思うでしょう?
しかし、本日は赤沢には向かいません!
荒川起点の標の奥にある川を渡り、対岸の廃道区間に踏み入ってみようと思います。

次回、『埼玉・入川の廃道区間を歩く!』に続きます。