2016年。早いもので、年の瀬となってしまいました。
今年のラストツーは、去年に続き千葉へ向かう事にしました。
目的地は南房総の『増間七滝(ますまななたき)』。
そう、今回は房総の七滝を巡ろう!というのが主題なのだ!!



・・・が、結果から言うと、七滝巡りやってませんw
更に、タイトルに大日山となっているものの、登る予定ではありませんでしたw。

でわでわ、2016年のラストレポート、いってみよ〜ヽ(・∀・)ノ

7:30に所沢を出発。
毎度おなじみ千葉ツーの玄関、海ほたるからスタートです。
普段は山男の自分ですが、たまには海を見たいものですよ。
パーキングの展望台から見るこの景色は、いつ見ても素晴らしいですね。

富士山もバッチリ見えました。
夏〜秋口の天候不順を晴らすかの様な好天です(・∀・)

まずやって来たのは、鹿野山の九十九谷展望公園です。
ここのベストタイミングは早朝なのですが、時期的に厳しいのでのんびり10:37の到着です。

周囲が標高の低い山ばかりなので、眺望は抜群に良いですね。
今回は行程上やめておきましたが、次回は夕焼けの時刻を狙ってみようと思います。

次に来たのは大山千枚田です。
この棚田は東京から一番近い棚田と言われており、千葉の名勝地に指定されております。
駐車場も完備されております。

ネットの紹介を見ると、ここは夜景も美しいんですよね。
11月下旬頃には『棚田夜祭り』が行われ、ライトアップされる様です。
ん〜、来春は九十九谷と棚田の夕暮れをセットで回ろうかな?

次は県道258号線の林道畑塩井戸線の入り口に来ました。
だが、何か嫌なものが目に入ってきましたよ。。。

座標 : 35°04'01.6"N 139°56'45.6"E

が〜ん!通行止めかよぉ!!
しまった、、、これは調べてこなかったorz
行けるところまで入ってみようかな?と思っていたところ、、、
地元の人が近づいてきて、「一般車は入っちゃ怒られるよ!」と忠告されちゃいました。
素直に引き下がるとしましょう(´・ω・`)

でもって、本日の目的地、増間七滝の入り口にやって来ました。
駐車場とトイレ完備です。

座標 : 35°04'04.0"N 139°55'48.8"E

ここは大日山の登山口でもあります。
登山ブログでは、坊滝と大日山のセットで巡るのが多い様ですね。

駐車場の脇の道を入って行きますが、この道は林道増間線となっております。

轍はありますが、ハイキングコースとなっており、ハイカーの出入りが多い道です。
また、この先で通行止めになっているので、車両での乗り入れは控えたほうが良いと思います。

入り口からすぐ左方向に分岐があります。

日枝神社への分岐です。
今回はパスしましょう。

増間ダムの堤頂部が見えてきました。
しかし、一般者は立ち入り禁止の様です。
また、ダムカードも無いそうです。

坊滝への道標があります。
このまま林道を行けば問題なく着きます。

ダム湖はひっそりとしており、観光地化もされていない模様。

ダム付近の路面状態は良好で歩き易いです。

基本的にオフ車乗りが楽しめる様なところではないですね。
非常に地味だし、景色が良い訳でもないです。

路面が舗装となりました。

滝の入り口に来ました!

『村の滝NO1 前蔵引の滝』とあります。
なるほど、NO7まであるってことですね!

階段を降りてみましょう!

展望台がありました。

ん〜〜、雰囲気は良いのですが、木々に遮られて今一つ見え辛いですねぇ。。。
冬でこの状態って事は、夏期は完全見えないじゃない??

前蔵引の滝の様子です

それでは、第2の滝を目指しましょうかね!

むむ、分岐がありましたよ。

左の分岐の先は怪しげな林道、いや、作業道っぽいのがありました。

坊滝への道にはこの先通行止めの看板がありました。
とりあえず坊滝へ向かいましょう。

次第に怪しい雰囲気になってきました。

路面には大きめの石や枝が散見される様になってきます。

切り通しを抜けます。

チラホラと紅葉も残ってました。

倒木だ!
バイクなら通れそうかなぁ?

再び滝への分岐点発見!

直進は大日山遊歩道の様だ。

しかし、ここは何番目の滝なのだろう?
と思って降ってゆく。。。

展望台に出ました。
その場に居合わせたハイカーに、この滝のことを聞いてみると、
「ここは坊滝だよ」という返答が!!

え!?ちょっと待てよ!
坊滝は増間七滝のハイライトじゃないか!
これまで第1の滝の他、看板は見かけなかったぞぉ!?
注意して見てたつもりが、見落としてしまったのか?

その事をハイカーさんに尋ねてみたところ、、、
七滝のほとんどは藪に紛れて分からないよ、と。
現在は坊滝以外は整備されてないんじゃないかなぁと仰ってました。

なんてこったい。。。
いや、実は増間七滝という名前をネット上で見つけたのはいいものの、
余り調べずに出かけてしまったんだよね(´・∀・`)
よもやこんなオチが待っていようとは。。。

でもって、肝心の坊滝ですよ。
この時期は水量は少なめですが、十分な見応えですよ!ヽ(・∀・)ノ
夏期ならもっと迫力ありそうですね。

坊滝の様子です

さてさて、本日の目的地、坊滝を見てしまった訳ですが。。。
林道畑塩井戸線の通行止めに続き、七滝巡りも中途半端に終わってしまいました。
他は何も考えてませんwww
どうすっかなぁと腕組みしていると、
「せっかくなら、大日山に登って行けばいいよ!」
と、ハイカーさんに助言を頂きました。

聞けば、大日山はこの先の分岐から急登を登れば20分程で山頂に着くとの事。
ふむ、なるほど。それくらいなら、時間的にも大丈夫そうです。
さすがにここで帰還しては余りにもつまらないですしねw

と言う事で、急遽大日山へ向かう事に予定変更だ!(´ー`)

林道に戻り、道標に従って大日山方面へ向かいます。

間もなく、右方向に橋が見えてきます。
ここが大日山入り口の様です。

直進すると林道が続いている様です。
少し歩いてみると・・・

車両通行止めとなりました。
この先は完全に廃道状態でした。オフ車でも通行は無理っぽいですね。
昔は、ここから先は山に沿って周回する様に道が伸び、県道に出られたとの事です。

では、大日山へ行ってみましょう!

急勾配の階段を登ります。
落ち葉で滑り易いものの、階段の造りはしっかりとしたものです。

とても歩き易い登山道です。
人気の山らしく、整備が行き届いてる印象です。

分岐に出ました。
三差路となっている様です。

正面方向を進むと県道へ降りられる様ですね。

山頂方面へ向かいますよ!
再び階段を登ります。

次第に視界が開けてきました。

14:45。
山頂に到着!あっという間でした(´ー`)

『房州低名山』とあります。
標高は333mナリ。

祠があります。
祀られているのは、大日如来石像と言うらしいです。

三角点だ!

山頂はベンチが一つしかありませんが、そこそこ広いです。

おぉ、これは良い!館山湾の辺りかな?

富山の双耳峰が見えます。

大日山山頂からの眺望です

絶景を前にしみ旨フレンチトーストでも食べますかね!

時間も押しているので、ササッと下山してしまいましょう!
先ほどの分岐から県道にも出られる様ですが、どの辺りなのか把握していません。。。
とりあえず、坊滝方面へ戻る事にしました。

さて、ここは最初に見かけた林道分岐の地点です。
ちょろっと覗いてみましょう〜

路面には轍が無く、陰鬱とした印象です。
まぁ、ただの作業道って感じでしょうね。

すぐに分岐がありました。

左方向は。。。
こりゃ完全に廃道ですね。

右方向は道が続いている様ですが、正直全く面白そうに見えません(´・ω・`)
さっさと戻りましょうかね。

入り口へ戻る際、何か滝のヒントが無いか、今一度注意深く探りながら進んでみました。

む!ガードレール脇に、何か斜面っぽいのを発見!

いかにも降りられそうな感じだが。。。
一歩踏み出したところ、ズルッと足を取られてしまった!
これはちょっとイケないかも!?
登ってこれる保証が無いので、無理して降りるのを止めておきました。

しかし、沢のそばには明らかに人工的な看板の様なものが転がっている。
風雨により崩れてしまったのだろうか。。。

更に進んでいくと、右側に窪地が現れる。

房総で良くみかける岩壁です。
滝が流れていないので、ただの岩場だと思って来るときはスルーしていたのだが。。。

んん!?ちょっと待て!!
良く見ると木の枝に何かあるぞ!!


た、滝だ!!

その名も・・・『無名の滝』!!!


いや、それよりもだ・・・


ち・・・ちゃう・・


七滝ちゃうわ・・・!!


66滝あるでえぇぇぇっ!!




で、耳を澄ましてみると、水が落ちる音が聞こえてくる。
一体どこから??

窪地に入り、奥を覗いてみると。。。

これかぁ!

と言うか、これただの岩清水じゃん!!
雨季だとこれが滝状態になるのだろうか?
こりゃ気付かない訳だぜ(´・∀・`)

無名の滝の様子です

ダムへ戻ってきました。
結局他の七滝は発見出来ず。
まぁ、恐らく探したところで大したものは見れないでしょうね。
房総は素晴らしい滝がたくさんあるので、ここに来ることはもう無いでしょう。

ススキが物憂げに風に揺れています。
もう2016年も終わりかぁと、しみじみと感じますね。

海ほたるに戻る頃にはすっかり暗くなってしまいました。
ここから見る夜景はホント綺麗です(・∀・)ノ

川崎方面に浮かび上がる光の筋。
いいですねぇ。めっさ寒いけど f(^_^);;

海鮮ちゃんぽんを食す。
麺は普通ですが、スープと海鮮の具がとても美味しい!

私の食レポと言うとパンやカップ麺率が高いのが痛いですね。
たまにはまともなものも食べますよと(=´ω`=)

所沢ICより。

帰りは通った事の無い有明Jctを使ってみました。

しかし、、、

分からねぇっっっ!!
どこ進めばいいねん!!?

って感じでしたわw
やっぱ、首都高は迷路ですね(´・∀・`)
慣れないコースだとめっさ迷いますわ。

そんな感じで、2016年のラストツーリングが終了しました。

今年前半はとにかく忙しく、ろくに休みが取れませんでした。
ゴールデンウィークも、夏休みも、今年は仕事で潰れてしまいましたわ(´д`)
来年はうまくペース配分を作って過ごしていきたいと思っております。
まぁ、最低でも月一でツーリングは行きたいものですね!
去年行った3千メートル超えの山も、また登りに行きたいと思います。

今年一年、稚拙なレポートにお付き合い頂きまして、有難うございました。
来年も宜しくお願い致します!

それでは皆さま、良いお年を〜( ´ ▽ ` )ノ