長野・浅間山外輪山周回〜その1〜の続き

9月3日。
長い長い雨期(?)がひと段落し、ようやく訪れた晴れの週末。
タマチャリンさんナノレカワさんと共に浅間山へやって参りました。

車坂峠からトーミの頭、草すべりを経由して湯ノ平口分岐へやってきた我々は、次に賽ノ河原を目指します。

賽ノ河原/火山館/草すべりへの分岐道標です。
もしここでトイレに行きたくなった場合は、公衆トイレのある火山館へ行くと良いでしょう。

賽ノ河原に向けて出発!

ん?
これは何でしょう。
石仏の様なものが立っておりました。

この周辺には数種類のキノコが自生してました。

いいねぇ。
こういうのホント好き( ´ ▽ ` )
もちろん、知識が無いので採って食べませんがw

ケルンのある空間に出ました。
ここ、なかなかにいい感じの場所でして、しばし休憩することにしました。

素晴らしい!ヽ(・∀・)ノ
苔や草木がとても美しいです!

12:02。
賽ノ河原分岐に到着。

直進すると前掛山ですが、ご覧の通り立ち入り禁止です。

前掛山まではわずか2km。
ここでオイタしちゃうと、ガスを吸って昇天してしまう恐れがあるのでやめておきます。
素直にJバンド方面へ行くとしましょう。

樹林帯を進みます。

シャクナゲが沢山!
初夏の時期に来れたら綺麗だったでしょうねぇ(´ー`)

次第に周囲が開けてきました。
なんだか凄い予感がするぞ!?
タマチャリンさんが興奮気味に駆け上がる!

おおぉっ!
キタキタァーーー!!

前方は仙人岳方面ですかね。
見事なカルデラの造形美ヽ(・∀・)ノ

12:30。
賽ノ河原到着。
この時点ではガスっていて山頂が見えませんが、雲の流れは早いです。

大岩の下で食事休憩となった。
早速ラーメンの準備を進める2人。

自分もラーメンを、、、といきたいところなのだけど、何とバーナーを家に置いてきてしまった!!
ラーメンとガス缶はしっかりザックに入っていたのに。。。

なんというアホなことをしてしまったのかと(;´Д`)

2人がお湯を沸かしている間、自分はちょっとだけ山頂方面へ登ってみました。
丁度雲間が晴れ、山頂がお目見えですヽ(・∀・)ノ

鋸山、仙人岳方面を眺める。
数十分後には、あの稜線の上を歩く事になるのだ。
ここからでは、どうやって登るのか分からない。。。

視線を移して、こちらは蛇骨岳・黒斑山辺りになるのかな。
ホント、凄い眺めですね〜

賽ノ河原からの展望の様子です( ´ ▽ ` )

ふと足元をみて見ると、草に紛れて何かぶどうの様な実が生っているのを見つけました。
帰宅して調べてみると、クロマメノキの実の様です。
アサマブドウとも呼ばれているらしく、食べられるそうです。

カルデラの外輪山をバックにくつろぐタマチャリンさんとナノレカワさん。

虫さんだ。
羽と足にオレンジ色の斑があります。
調べたけどよく分からず。。。
あなたはどなた?

改めて浅間山。
ここで小一時間程休むつもりでしたが、残り時間を考慮して早めに出発する事にしました。
この景色をしっかりと目に焼き付けておきます(´ー`)

12:50。
それでは、稜線に向けて出発しましょう!

真下から見上げると、物凄い迫力を感じます。
どこから登るんだ!?

むむ、プーさんのウンティを発見。
良くみて見ると、木ノ実と思われるものがたくさん混じってました。

登り口と思われる場所にマーキングがあります。
まぁ、基本的に迷うことはないでしょうね。

いよいよ岩壁に取りつき開始だ。
遠目では草と岩に隠れて分かりにくかったのですが、意外としっかりとしたルートがありました。

足元がガレていたりするので、慎重に登ります。

おぉ、なんか凄くカッコイイ雰囲気だ!(・∀・)
この辺りに来ると、割と人とすれ違う様になって来ました。

草地が減り、大岩が増えて来ました。

岩壁に沿って道が続いてます。

矢印のマーキングがあります。
どうやらこの双方向の矢印の道が、Jバンドと呼ばれているエリアの様です。

眼下を見下ろしてみる。
先程通って来た賽ノ河原の道が見えます。

振り返ってみるとこんな感じ。
岩山を巻く様に道が作られております。

では、最後の岩場登り、行くぜ!

この辺りは切り立った崖になっていて、けっこうヒヤッとします。

道幅は一人分は確保されているものの、それなりに高所感があって楽しい。

岩を登るナノレカワさん。
ちなみに、我々3人共、高所が苦手なんだよね(´・∀・`)

13:40。
稜線に出ました!
標識は出てませんでしたが、この辺りが鋸岳でしょうか?

素晴らしい眺望だ!ヽ(・∀・)ノ

群馬の軽井沢方面かな。

登って来て右方向を見る。
こちら側にも行けそうな感じもしますが、うっすらとバツマークが書いてある。
行けないのかな?

こちらが黒斑山方面の稜線へ続く岩場です。

同じくJバンドを登って来たグループとしばしおしゃべりしつつ休憩。
そして、いよいよ稜線歩きの始まりです!

眼下に広がる田園地帯の中に見えるのは、ソーラーパネルだろうか?

振り返って見る。
やはり、あの先端側へは行けそうな気がするのだが。。。

岩場を登って行きます。

上りの途中でちょいと足を止める。
Jバンド頂上でいっしょだったグループはズンズン先に行ってしまいました。
我々はやたらと写真を撮りまくるので、先に行ってもらった方が気が楽ですw

浅間山を眺める。
再び山頂が隠れてしまったが、この場から眺める稜線もまた、素晴らしい!

次第に地面がザレてきました。

小ピークに到着。
標識も特に無し。

すげーっ!
ほんと、絶景だらけだ!!

前掛山と、草すべり方面です。

先程の賽ノ河原から見上げた景色の上に来た訳ですな。
何とも見応えのある景色ですね( ´ ▽ ` )ノ

もっと険しいのかと思ってましたが、意外な程歩きやすい稜線です。

道は常に変化していて、全く飽きさせない。

突き出た岩があった。
次に訪れる機会があれば、あの上に登っていたいですねぇ。

仙人岳へ最後の登り。

振り返ってJバンド方面と浅間山をワンショットに収めて見る。

14:25。
仙人岳到着。2319mナリ。

山頂はけっこう広く、休憩するのにも良いところです。


次回、『長野・浅間山外輪山周回〜その3〜』に続く!