5月5日。
GW後半のこの日、秩父の一角にある南天山を訪れました。

南天山は中津川渓谷の奥にあり、アクセスの悪い場所柄、隠れた名山とも言われているそうです。
秩父の中津川と言えば、我々首都圏のオフロードバイク乗りにとっては聖地の様な存在です。
ということで、今回は同じ山好きのオフ車乗りである696さんをお誘いして赴きました。

好天に恵まれた5日。
新緑の山歩きを期待して、いざ出発!

8:30。
中津川林道の入り口、森林科学館の駐車場に到着。
やはり中津川好きのブロガーとしては、ここで写真を撮らない訳にはいかないだろう。

青空に映える緑がたまらない!!

森林科学館から未舗装路を走り、トンネルを出た先にある鎌倉橋を渡ります。
渡った先に南天山の登山口と、駐車スペースがあります。
トイレは登山口に無いので、森林科学館の公衆トイレで済ませるのが良いと思います。

鎌倉橋と登山口です。
登山口までは車道で一本道ですので、とても分かり易いですね(´ー`)

入り口には登山ポスト。
その奥にはルート案内と、熊注意の看板。

9:07。
それでは、山旅へGO!ヽ(・∀・)ノ

まずは静かな滑り出し。
いきなりスタートから急勾配という山もありますが、ここは非常に落ち着いてます。

頭上を見上げると、煌めく様な美しい緑の空間が広がっています(´ー`)

眼下を流れる鎌倉沢。
登山道は鎌倉沢に沿って続いております。
派手さは無いものの、水量はなかなかのものです。

沢に降りてみましょう。
岩の間を縫う様に流れる様がとても好み(・∀・)

道標と踏み跡はしっかりしており、迷うところはありません。

鎌倉沢に架かる橋を渡ります。
道中に何度か渡渉ポイントがあります。
雨期等で増水した際は注意が必要かもしれません。

補助用の鎖の取り付けられた階段。
コケない様に注意して行きますよ!

ん〜、なんとも心地良い気分。。。
何でもないただの道ですが、美しい緑と木漏れ日に思わずシャッターを切ってしまう(´ー`)

難易度の高い山ではありませんが、足元のすぐ脇は急斜面です。
油断して足を滑らせない様にしましょう!

木橋とその向こうには滝が見えます。
鎌倉沢には大小の滝が点在しており、飽きの来ない景観が楽しめます。

新緑に混じって朱色のヤマツツジが咲く。
色合いがとても綺麗ですね。

V字の谷間を進んで行きます。
流木やガレたポイントもありますので、足元には注意です。

おっ、なかなか味のある橋じゃん!
こういうの好きですねぇ(・∀・)

足元注意の看板。
台風の影響痕でしょうか、流木が多いですね。

ちょいと山肌にも目を向けてみましょう。

鎌倉沢には苔もたくさん!
苔スキーの人も満足度高いです。

いいですねぇ〜たまりませんねぇ〜(´ー`)

足元の危うい場所には鎖の手すりが設けられております。
整備はしっかりしてますね!

前方に巨大な滝が見えて来たぞ!

9:45。
法印ノ滝に到着!

落差は約20m!
滝の直下まで近付けるので、数値以上に迫力を感じます(・∀・)

696さんとの対比。
写真の通り、直下の岩場に立つ事が出来ますが、増水した際は危ないでしょうね!

鎌倉沢・法印ノ滝の動画です( ´ ▽ ` )ノ

滝の脇から、つづら折れの岩場を登って行きます。

法印ノ滝の滝口に出ました。
真上から見下ろすアングルで撮ってみたかったのですが、危ないのでヤメておきますw

再び沢筋を歩きます。

なめ状に流れる沢。

おや?696さん、何やってんの??

倒木渡りですかい(・∀・)
良く見ると、渡った先に踏み跡らしきものがありました。
対岸から、どこかに続いてるのでしょうか?

と思っていると、残念ながら渡る途中で引き返して来ちゃったよw
696さん、そこは渡りきらなきゃ!!

ホント、雰囲気の良い登山道です。
沢好きには特にお勧めですね!

おっ、これはイイぞ!
写真中央の橋の右脇に、崩れた橋がありました。
掛け直された後、そのまま放置されている様ですね。

崩れた方はいつから放置されているのでしょうか?
苔に包まれ、自然に帰ろうとしております。

接写でも撮影。
生命の息吹を感じますね(´ー`)

陽の光に輝く苔達。

おや?これは何でしょう?
足元に木片が立てかけられておりましたが、何か見えますよ、、、?

木片に文字が書かれている!

『整備ありがとう とても歩きやすかったです』

素敵なメッセージを発見(・∀・)
良いものを見させて頂きましたよ。

通行止めがありました。
崩落でもあったのでしょうかね?

10:20。
コース分岐に到着しました。
左側が沢コースで、右側が尾根コースです。

傍には注意書きの看板と、割れかけた道標。
直さないのかな(´・∀・`)

分岐点は開けております。
ベンチは無いものの、岩に腰掛けたり出来るので、休憩に丁度良いです。
ということで、ここでしばし休憩していきましょう。

我々はここから尾根コースで登り、沢コースで下山する行程をチョイスしました。

次回『埼玉・南天山登山〜その2〜』へ続く!