きっつ〜い猛暑が続いてますねぇ。。。
現在リモートワーク中なので、電気代にドキドキな毎日です(´・∀・`)

さて、8月11日は山の日です!
今年はこの日に登ろう!と考えていた山がありました。
それが表題にある稲含山(いなふくみやま)です。
稲含山とは、群馬県の下仁田と甘楽の境界に位置する山で、
古来より農耕の神の山として地元の信仰を集めてきたそうです。
また、行程はお手軽ながら山頂からは360度の展望が望めるとの事!
更に言うと、登山口に至る林道稲含高倉線も景色の良い林道らしいのだ。
まさに私にぴったりの山域ヽ(・∀・)ノ
これは行くしかあるまい!

8月11日当日、天気予報では晴れ!
いざ、出発だ〜!

猛暑日と言う事で、この時期の私の定番アイテム、ネッククーラーを首に巻いて行きました。
今使用しているのは大作商事のマジクールです。
最近流行りの凍らせるタイプではなく、水に浸して使うタイプです。
使い心地としては、ヒヤッとするというよりも発汗を抑える感じの効果があると思います。
凍らせるタイプと違って長時間効果が続くので、私の様にバイク移動や登山に向いていると思います。

それとこちら、冷感シートと冷感タオル。
これらとハンディファンの組み合わせは何気に強力です(・∀・)

さて、やって来たのはこちら、下仁田側の林道稲含高倉線入口です。
この分岐から左が林道経由で登山口へ至りますが、
直進した場合も途中で林道に合流して登山口へ出ます。
ただ、この直進の道はかなり道幅が狭い様なので、ここは左折した方が無難かと思います。

場所 : 群馬県甘楽郡下仁田町栗山

林道標識が立ってます。
稲含高倉線は下仁田から甘楽へ続く林道で、こちらは下仁田側の起点となります。

稲含山への道標もあります。
では、行きましょう!

起点からすぐ、林道の銘板が立ってました。

こういう銘板って好きなんだよねぇ(´ー`)
ガチャで林道ミニ銘板シリーズ作ってくんないかな。
フルコンプしたいんだがw

しばらく舗装路を進むと、ダートに変わる地点で洗堀箇所があった。

結構深く抉れている様だ。
ここ最近の雨の影響もあったのかもしれないねぇ。

再び舗装路を挟んでダートへ。
しかし、、、
前方の空模様が怪しいぞ!?
天気予報では晴れのはずなのに、めっさガスってんじゃん(;´Д`)
まさか急変とか言うなよぉ。。。

頻繁に路面が流された箇所が出て来ました。
溝の深い箇所もあり、走行には注意が必要です。

なんかもう、雨降って来そうな雰囲気なのだが(;´Д`)
これから標高上げてく訳だけど、大丈夫か!?

一旦舗装を挟んで分岐に出ました。
ここは右に向かうと登山口で、直進は行き止まりの様です。

分岐点に立つ道標。
林道内に2ヶ所程分岐がありますが、登山口への道標が設置されているので迷う事は無いと思います。

林道の終点標識です。

ん?
終点となってはいますが、確か正確には茂垣峠(もがきとうげ)が終点のはず。。。
こちらは古い標識だろうか?

再びダートとなって標高を上げていきます。
この林道は4月にナノレカワさんがレポートしているのだけど、
それによるとこの辺りからナイスな景色が拝めるはずなのだ。

・・・が、ご覧の通り谷の向こうは真っ白け!!

(´・ω・`)

晴れ予報どこ行ったの?

峠へ向かう路面も結構な洗堀がありました。
ライン取りを気をつけながら登ります。

余談ですが、
山頂で出会った登山者さんの話しでは、 下仁田の役所に問い合わせたところ、
下仁田側から茂垣峠への道は荒れているので利用しないで下さいと言われたそうです。
確かに、この状況では一般車は通らない方が無難でしょうなぁ。。。

開けた伐採地点に出た。
ここも開放感があってなかなか良いのだが、、、

もう、残念としか言い様の無い状態よ。。。

ここもそう、本来ならこの場所から浅間山が見えるらしいんだよね。
ナノレカワさんの稲含高倉線のレポートと見比べて欲しい。
同じ場所で撮影した写真が同氏のレポートに掲載されているのだが、
いかに私が落胆したかを共感頂けるはずだ(´・∀・`)

とは言いつつも、、、
この霧に包まれた感じもまた、味があって悪くなかったりするんだよね。
もちろん、晴れがベストではあるけどさw

10:53。
茂垣峠に到着!
ここが下仁田と甘楽の境界の様で、稲含山の登山口駐車場となってます。
結構広くて30台くらい停められるんじゃないだろうか?

ただ、稲含山へ登る場合、
甘楽側にある神の池公園の駐車スペースを利用する方が良いかもしれません。
神の池公園にはトイレも設置されています。
茂垣峠にはトイレが無いのでご注意を!

登山口道標です。
登山ポストは無し。

峠の気温は約27度で割と快適でした。

11:10。
では、登山開始ヽ(・∀・)ノ
遅い時間帯だけど、行程は短いので十分ゆっくり歩けます。

緩やかに登ります。
この辺りは作業車が通る様で、道幅があります。

ここもひどく抉れてるなぁ。。。

霧に包まれた林道。
うん、嫌いじゃないぜ(・∀・)

登山道分岐点に出ました。

右へ向かうと赤鳥居経由の山頂、
左へ向かうと一の鳥居経由の山頂です。
順路的には一の鳥居から向かうのが一般的なのかもしれないけど、
今回私は赤鳥居スタートで一の鳥居下山という周回ルートで登ります。

面白い記述を発見。
確かに、ウェブを検索してみると、鳥居峠の記述が結構ありますね。
正式名称は茂垣峠との事です!

熊さんには注意!
熊スプレーはいつでも取り出せる様に準備万端です(`・ω・´)

登り始めると間もなく、赤鳥居に到着。
霧の山道に佇む姿がとても印象的。

一礼して入山します。

緩やかな九十九折れを繰り返して行きます。

おや、何やら書かれてますね。
どうやら気象観測所の跡地がある様です。
今回はスルーしておきましょう。

道中は階段が多く設置されてました。
まぁ、個人的にはいらないですが(´・∀・`)

ん?
岩に何か貼られてますね。
こちらは何でしょう?

おぉ、褶曲(しゅうきょく)かぁ!!
褶曲とは、側面からの強い圧力によって地層がうねる様に変形する事です。
地質はチャートの様ですね。

わおっ、いいねぇヽ(・∀・)ノ

このうねり具合、なんとも美しいじゃあないですか!
岩の表面に宿る苔が良いアクセントになっている。
まさに自然の造形美!

道中の苔達もまた、美しい(*´ω`*)

ベンチがあった。
ベンチの前は景色が開けていたが、ご覧の通りガッスガス(´・ω・`)

補助用に鎖が設置された箇所に出ました。
若干足場が滑りやすかったですね。

ちょっとした岩場も。
難易度は高く無いですが、片側が崖なので注意して登ります。

両側が切れ落ちた箇所には木の柵でガードされてました。
かなりしっかりと整備された印象です。

分岐道標に出ました。

左が秋畑稲含神社、
右が稲含神社経由の山頂です。

甘楽側にあるのが秋畑稲含神社で、
下仁田側にあるのが稲含神社となる様です。
先程の一の鳥居から向かうと、秋畑稲含神社へ出る様です。
帰路ではこの分岐から秋畑稲含神社経由の一の鳥居方面へ下山する予定です。

山頂方面へ向かいます。
湿った岩場も多く、足元に注意して登ります。

岩の上には仏像が置かれてました。

きのこ類も数種見かけました。

それから、ザトウムシを頻繁に見かけましたねぇ。
どこかにコロニーでもあるのだろうか?
すばしっこくて写真に納められなかったのが残念ナリ(´・∀・`)

12:00。
稲含神社に到着。

建物を潜ります。
これは割拝殿って奴でしょうかね?

割拝殿を振り返ってみる。
稲含神社は5月3日に礼大祭が行われ、同時に山開きとなるそうです。
その際にはここも賑わう様です。

拝殿です。

御際神は豊稲田姫(とよいなだひめ)。
インドより稲の種子を持ち込む際、見つからない様に口に含んで持ち込んだ事から、
稲含という名称となった伝説がある様です。

扁額は割と新しめでした。
毛筆で書かれた字体がいい感じ。

登山記念帳が置かれてました。
記入させて頂きました(´ー`)

拝殿前の地面を見てみる。
ここもチャートでしょうかね?

さて、それでは山頂へ向かうとしましょう!

フェンスや補助の鎖が設置されおります。
滑らない様に足元注意です。

12:10。
山頂に到着!
決して広くは無いけど、10人程度ならランチスペースを確保出来そうです。

山頂標識。
標高は1370mです。

もう一つ標識。

三角点ゲット(・∀・)

どよ〜ん(´・ω・`)

結局これかい。。。
嫌な予感はしてたんだよねぇ。
ウェブの情報を見て頂ければお分かりになるだろうが、本来なら絶景が見えるんだよね。
今日は晴れると思ってたのになぁ。
まぁ、天気にゃ逆らえんわ。。。

それから、山頂ではとにかくアブが凄かった!
やたらと飛び交っていて、これにはさすがに閉口したわ。。。

反面、蝶も多く見かけましたね。
写真には納められなかったけど、なかなかに楽しませてくれました(・∀・)

とりあえずメシ〜!
さすがにこの時期にラーメン沸かしたくないので、おにぎりを頂きますよ。

あぁ、、、ガスッて絵にならねぇ(;´Д`)

サンドイッチも頂きます。
瑞穂町から来られた登山者さんとおしゃべりしながら、まったりしました(´ー`)

ミニサイズのクーラーバッグに保冷剤を入れてスポーツドリンクを冷やして来た。
冷え冷えですわ(・∀・)

記念撮影(・∀・)
あぁ、晴れて欲しかったなぁ。。。。

おぉっ、ちょっとだけ雲が晴れて来たぞぉ!

んが、、、
しばらく様子を見ていたものの、再びガスッて来てしまった(´・∀・`)
仕方あるまい、これ以上悪化する前に下山するとしましょう。

13:10。
下山開始!

先程の分岐から秋畑稲含神社へ向かいます。

ここから先は、ひたすら降るのみ!

こちらはソバナでしょうかね。

建物が見えて来ましたよ。

二の鳥居へ向かいます。

拝殿の脇に出た様です。

13:30。
秋畑稲含神社へ到着。

苔生した吽形象。
実にいい!(・∀・)

阿形象。
口の中が赤く塗られてます。

造形も良いが、苔のアクセントが素晴らしい!
男前だねぇ〜(´ー`)

灯籠の苔っぷりもまた(*´ω`*)

こちらは神楽殿かな。

こちらも割拝殿が門を兼ねている様です。

門の脇にトイレがありました。
左側の扉を開けてみたらボットン便所でした。
手洗い用の水道は無い様なのでご注意を!

では、二の鳥居を目指します!

おや、分岐かな?
降る道と、正面にも何か道の様なものが見えますが。。。

正面の道の様子。
脇に祠があるので続いているのかと思って少し進んでみましたが、
この先ですぐ道が途切れてました。
ここは降るのが正解の様です。

道標は破損してました(´・∀・`)

ひたすら九十九折を降ります。

13:53。
二の鳥居に到着。

鳥居を過ぎて間もなく、沢が見えて来ました。

13:59。
神の水に到着。

水量はまぁまぁ。
触れてみると冷たくて気持ち良かった!(・∀・)

沢からの降りが若干分かり難かったかな。
写真の倒木の反対側から降りるのが正解っぽいです。
沢の向こう側のトラバースポイントへ向かいます。

足元注意の看板。

特に危険箇所はありませんが、油断はしない様に!(`・ω・´)

分岐が見えて来ました。

直進が神の池公園方面。

下に降る道は大ケヤキへ至る様です。
寄ってもいいのだけど、とりあえずスルーしときましょう。

道が落ち着いて来ました。
フィナーレが近い様です。

14:11。
一の鳥居に到着。

鳥居を潜って降ると神の池公園方面へ。

鳥居を潜らず左へ向かうと赤鳥居方面へ。
こちらへ行きます。

おっ、鉄塔があるぞ!

やっぱ、これやりたくなるよね(・∀・)

鉄塔の脇を進みます。

終点が見えて来たぞぉ!

14:19。
茂垣峠分岐に到着〜。
では、駐車場へ向かいましょう!

14:25。
駐車場に到着!
ただいま、CRF君(・∀・)
山頂メシを含めて約3時間半ってところかな。

ぐはあっ!!
晴れ間が出ていやがる!!!
嫌がらせかよ(;´Д`)

いや、下山中に薄々感じてたんだよねぇ。
徐々に明るくなって来てたから、きっとこの後晴れるんじゃないかと。。。
やれやれだよホント(´・∀・`)

さて、この後だけど。。。
計画では、余力があれば御荷鉾スーパー林道を走ろうかと考えていたんだよね。
そう、この稲含山は御荷鉾山のすぐ近くなのだ。

んが、、、
気分的にお帰りモードにスイッチしてしまったので、寄らずに帰りますわ(´・∀・`)
という事で、林道稲含高倉線の甘楽側起点へ降ります!

甘楽側は舗装林道となります。
途中、いい感じの砂防堰堤が見えたので停車。

水量はそこそこですが、地図を見ても特に沢の名称は記されてませんでした。

なかなかに雰囲気は良いです。

砂防堰堤の様子です( ´ ▽ ` )ノ
特にどお?って訳ではないのだけど、何となく撮影して来たw

あぁ、、、
午前中にこの天気くれよ(´・ω・`)

林道の甘楽側起点に到着。

場所 : 群馬県甘楽郡甘楽町秋畑5370

起点標識です。
甘楽側の林道終点は、下仁田側と同様に茂垣峠となります。

そんな感じの山の日でした。
行程中はほぼガスッて景色が見れなかったのは非常に残念でした。
ここはまた気候が安定した時期にでも再訪したいと思います。

それにしても、、、
まだしばらくは猛暑が続きそうですねぇ。
皆様、体調には気をつけてアウトドアを楽しみましょう!
ではまた〜ヽ(・∀・)ノ