長野・荒船2days〜その1〜の続き

10月7日。
下仁田を経由して荒船山を望むキャンプ場へとやって来ました。
明けた8日は内山峠から荒船山山頂を目指します。

では、レポート開始!

5:40
起床。
気温は7度で、かなり肌寒い朝です。

本日の目的地、荒船山の山頂は雲がかかっていた。
改めて最新の天気予報を確認してみましょう。

うわっ・・・!
21時台が雨予報に変わっている!!
昨日出発する時は晴れマークだったのによぉ(´・ω・`)

これはちょっとマズいですねぇ。。。
日中は晴れそうなのだけど、余りゆっくりはしていられないかも。

おっはようさんで〜すヽ(・∀・)ノ

朝食はピラフとコーヒーを頂きます。

9:30
撤収準備完了!
同キャンプ場は有料でゴミを受け付けてくれます。
灰も備え付けの缶の中へ。

余談を一つ。
今回利用したサイト周辺はソロのバイク乗りが結構多かったのだけど、
皆さん出発する際は「お先にー!」と言った感じで挨拶をして去っていった。
モーティブに宿泊した時も同じだけど、
こういったライトな繋がりは、さすがバイク乗りだなと感じますね。

朝から実に良い気分(´ー`)

10:07
内山峠登山口に到着。
キャンプ場から約10〜15分程度の距離なので、ホント便利!

駐車場は既にほぼ満車の状態で、路肩に溢れていた。
ただし、荒船山はコースタイムが短い事もあってか、
準備している間にも下山してくる人も散見されました。
なので、ローテーションは結構早いかもね。

仮設トイレがあります。
そこそこ綺麗で、手洗い用のタンクもありました。
常に水が出るとは限らないと思われるので、ウェットティッシュは持参した方が良いでしょう。

10:18
登山開始!
駐車場の脇に入口があります。

おぉ、、、
この熊さんのイラスト、結構ガチで描かれてますね。
歯並びがめっさ細かいぞ(;゚Д゚)

出だしは緩やかな道が続きます。

次第にアップダウンを繰り返す行程になりました。
このパターンちょっと嫌だなぁ。。。
本日はピストンだから、復路でも再びアップダウンがあるって事なんだよなぁ(´・∀・`)

道標には距離が併記された親切設計。

荒れ気味の階段がありました。
足元注意です。

小さなハシゴを登ります。

かなり整備されている印象。
有難いものです。

おぉ、ご立派なキノコさん!(・∀・)
これはアイカワタケかなあ?

11:07
鋏岩(はさみいわ)修験道場跡に到着。
ここはかつて修験者達のお堂があったそうです。

岩に穿たれたこれらの遺構が、かつての岩屋の跡なのだろうか?

何か記された石板があった。
内容は読めず。。。

これはケルン、、、ではなく、宗教的な意味合いで積まれたものだろうか?

先を進みます。
崩落しかけた階段や木道が頻繁にありました。

この辺りの地盤は結構脆いのだろうか・・・?

見上げると、木々の向こうに艫岩(ともいわ)!

11:29
一杯水に到着。

ここは水場になっている様です。

確かに水は流れているのだけど、、、
汲むのはちょいと難しそう?

次第に岩場が出て来ました。

ハシゴを登ります。

九十九折の急登を登ります。

まだ青いどんぐり達。
こちらはミズナラかな?

少しずつ色付き始めた木々達。

再び岩場登り!
この辺りが一番要注意区間でした。

岩場を過ぎると、いよいよピークが見えて来ました!

尾根に出たぞ!

ここから先は、ほぼ水平移動だ!

トリカブトが咲いていました。

11:54
艫岩に到着。
立派な東屋があります。

東屋・・・と言うより、避難小屋的なものか?

注意書きがありました。
ウェブで検索するとお分かりになると思いますが、
覗き込もうとして転落する事故が過去何件もあったそうです。

早速艫岩へ。

艫岩は断崖絶壁で切れ落ちていて、端に行くと正にタマヒュンもの!(;´Д`)
なるほど、これは転落事故起きそうだわ。。。

絶景頂きだ!ヽ(・∀・)ノ

おや?
正面をよ〜く見てみると、、、

おぉっ、
あの平場は今朝出発したキャンプ場じゃないか!
今度は逆の位置から見てる訳ですな。

いいですねぇ〜(・∀・)

拡大してみる。
自分の居たのはこの辺りかな?

ラーメンタイムとしましょう!
本日も特上シリーズ頂きますよ〜!

今回はチリトマトなんだけど、通常版のチリトマトって、実はそんなに好きじゃないんだよね。
しかし、この特上チリトマトは正直美味い!と思った。
こいつはリピート確定だわ!!(・∀・)

約30分程休憩して、 経塚山(ぎょうつかやま)山頂へ向けて出発!
東屋の脇の道を進みます。

相沢方面分岐です。
ここは直進します。

そして、、、
荒船山の特徴の一つがココだ!
よく見て欲しい。

そう、小川だ!
荒船山の台地には小川が流れているのだ!
どうやら上流部に湧水地があるみたいですね。
渓谷沿いや山腹の斜面に流れているならともかく、
こんな山頂の台地に小川ってはめずらしいのではないだろうか?

小川を渡り、先を進みます。

それにしても、、、
ホントびっくりするくらいにだだっ広い!!!
ここが山の上だなんて、ちょっと信じられん。。。。
さすが、テーブルマウンテンと言われている訳ですねぇ。

広い山頂って言うと蓼科山が思い出されるけど、あちらはいかにも山頂!って感じの景色なんだよね。
それに対して荒船山の台地は、木立に囲まれているので里山の林の中って雰囲気。
だけど、木の上を見渡してみると空が広がっていると言う、なかなかに不思議な感覚(・∀・)

おやっ?
こちらの木の実は何でしょう?
今ひとつ不明なり。。。

おや?
何やらボードが立ってますね。

案内板の様です。

ほぉ〜、これはなかなか面白い神話が記されてますね。
要約すると、信州諏訪神社の建御名方神(タケミナカタノカミ)と、
香取神宮の経津主神(フツヌシノカミ)、鹿島神宮の建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)の間で、
神々の争いが始まろうとしていたらしい。
それを憂いた天照大神が調停の場としてこの地で和議を結んだのだそうです。
この奥に、それを記した石碑が立っているみたいですね。
本日はピストンなので、復路で余裕があれば寄ってみたいと思います。

石碑の入り口をやり過ごすと、その先で祠がありました。

荒船山神社の奥宮の様です。
御祭神は建御名方命(タケミナカタノミコト)で、先程の案内板に書かれていた神様ですね。

クリンソウの群生地がある様です。
今は開花期ではないので、スルーしました。

星尾峠方面との分岐道標です。
山頂へ向かいましょう。

山頂直下の登り。
ここは結構疲れましたねぇ。。。

13:09
経塚山(荒船山)山頂に到着!

荒船山社の祠がありました。

おぉ、なかなか可愛らしい狛犬さんだ(・∀・)

山頂標識です。
標高は1423mなり。
経塚山は行塚山とも書くそうです。

三角点ゲット!

オシャレな飾りのついた山頂標識もありました。

山頂から先は立岩方面へと続いております。
以前訪れた線ヶ滝方面へ降る様です。
本日はピストンなので、こちらへは降りません。

13:17
下山します。
山頂から見下ろすと、結構急登を登って来た事が分かります。

13:39
皇朝最古修武之地の入り口に戻って来ました。
ちょいと覗いてみましょう!

結構歩くのかなと思っていたら、あっという間に着きました。
石碑の文字は消えかかっていて読み取れず。。。

13:56
艫岩迄戻って来ました。
昼頃には大勢居たのに、もはや誰も居ません。

ん?
そう言えば艫岩から経塚山山頂の間は、数人しかすれ違わなかったんだよね。
まぁ、山頂は景色が望めないから、ほぼ艫岩が目的地みたいなものかもね。

艫岩を後にして岩場を降ります。
ここは慎重に、、、

15:24
登山口に到着!
おっつかれさま〜ヽ(・∀・)ノ

ポツ・・・

んん??
何やら水滴が顔を掠めました。

え、、、
ま、まさか雨じゃないだろうなあ?

ぐはあっ!
雨降ってるやないかあい!!

写真では伝わらないけど、車体もシートバッグもびしょ濡れでした(;´Д`)
ちょっと待ってくれよぉ〜、、、
確かに朝の予報では21時頃雨にはなってたけど、まだ16時前だぜぇ!?
とグチを言いながら、最新の予報を改めて確かめてみた。

16時、、、
思いっきり雨マークに変わっとるがな

いや〜、ちょっと愕然としたねぇ。
下山して雨ってのは勘弁してくれよと。。。
バイク登山は駐車場のメリットはあるのだけど、やっぱ雨には弱いんだよなぁ。

しかも、、、しかもだ!
普段なら天気に関わらず、必ずレインウェアをバッグに入れてツーリングに出ているのだけど、
今回はキャンプだから荷物を減らしたくて、レインウェアを家に置いて来たのだ!
だって2日共晴れ予報だったし。。。

あぁ、何てこったい、、、
まぁ、これがお泊まりツーの気を付けるポイントなんだけどねぇ。。。

しばし待っても止む気配はなかったので、仕方無しに雨に打たれて帰路に着きました。

途中、降ったり止んだりを繰り返していたけど、所沢に入ると本降り(;´Д`)
ズブ濡れになって帰宅しましたとさ。。。

と言うか、これで直近3連続雨ツーだったわ。。。
今年の天気は手強いぜぇ。

では、また〜(´・∀・`)