2016年6月19日
梅雨です。。。
ライダーにとって冬に続く不毛の季節がやって参りました。
ニュースでは、ダムの水位が下がってきているというトピックを耳にします。
雨は嫌いですが、渇水されるのも困りものですね。
出来れば夜のうちに降っとくれよ。
さて、6月19日。雑務を整理してツーリング時間を確保しました。
天気は曇りのち雨。
行かずに後悔するよりは行って後悔した方が良いってもんだ。
目的地は南アルプス!
去る5月下旬、モーティブのモリタさんのツイッターで、
南アルプスの櫛形山林道のレポートがアップされていました。
それら写真がかなり良い感じだったので気になっていたんだよね。
では、雨降るだろう前提で、いざ南アルプスへ、レッツらゴー!!
国道52号線、道の駅『しらね』にやって来ました。
予報では雨は夕方からとのことで、9時の時点では雲間から青空も覗いてました。
このまま持ちこたえてくれよ〜と願いつつ、出発。
道の駅から県道を文化会館方面へ。
しばらく走らせると現れる桃花橋ループに来ました。
市街地は混み合ってたのに、この辺りは交通量が激減。
んー、ビュースポットのはずなのに・・・?
※
桃花橋ループは地図サービスではMapFanが地名ヒットします。
ループ橋の上部に小さな展望スペースがあります。
ちょいと寄ってみましょう。
ネットの情報では、市街地と富士山を一望出来るとの触れ込みでした。
確かにその通りでしたが、この日はあいにくの空模様。。。
かろうじて富士山のシルエットが見えましたが、ちょいと残念かな(´・ω・`)
晴れていれば夕焼けも素晴らしいとのこと。ん〜、悔しいぜよ。。。
展望台を過ぎて幾分走ると、長峰林道の入り口が現れます。
座標 : 35°38'34.7"N 138°26'14.4"E
林道なのにバッチリと看板が立ってます!!
この先に櫛形山への登山口がある為でしょうかね。
まずは長峰林道へ入っていきます。
途中に左方向へ分岐するのが櫛形山林道です。
分岐の脇には林道名が立ってるので迷うことはないでしょう。
櫛形山林道を進みます。
全線舗装ですが、落石や木の枝、落葉が結構多いです。
オンロードの人は注意した方が良いかと思います。
右側になにやら分岐する山道がありました。
轍はついてますが、作業道レベルでしょうかね。
櫛形山林道は途中にこういった分岐がいくつもありました。
生粋のオフローダーさんなら色々楽しめそうですね。
谷側に開けた場所に出ました。
景色は大したことありませんでしたが、まぁまぁいい感じ。
左側にゲートがありました。
脇の杭には櫛形山林道支線の起点と書かれてました。
崩落でもしているのか、それとも私有地に通じているのでしょうかね?
林間の心地良い道を進んでいきます。実に私好みです( ´ ▽ ` )ノ
おっ、景色が開けたぞ!
山深い雰囲気がとても素敵!
雲の流れが神秘的で良いじゃない!(・∀・)
谷側に立ってバイクを撮ってみる。
こういうカーブの形状って何気に好きなんだよね。
今度は右側に分岐がありました。
林道桃ノ木鳩打線とあります。
ゲートはオープンされてます。先が気になりますが、今回は我慢我慢。
次は左側に分岐あり。
林道南高尾山線の終点とあります。
伊奈ケ湖方面へ降りていく道の様です。
写真を撮っていると普通車が登ってきました。
おそらく完全舗装林道でしょうね。
分岐点には道標が立ってます。
見はらし平がこれから向かうポイントです。
櫛形山林道のビュースポット、見はらし平にやって来ました。
ここは登山口にもなっており、10台以上は車が止められると思います。
谷側には鐘のついたモニュメントが立ってます。
甲府盆地と富士山が見渡せます。
夜景も評判ですが、こんなところで夜景見たら帰り道真っ暗やん(´・ω・`)
夏期限定の仮設トイレと手洗い場があります。
まぁ、市街地で済ませてきた方が宜しいかと。。。
櫛形山への北尾根登山口があります。
写真に写っている男性も、これから登られるそうです。
お話しを聞いたところ、ここは櫛形山山頂への最短コースなのだとか。
この上には展望台もあるみたいですね。
ちょいと寄ってみましょうかね。
東屋が立ってました。その手前が展望台か。
霞んでしまって、全く見えない!!
くぅ〜!やっぱ晴れて欲しいぜ!!
東屋の傍から登山道が伸びてました。
はぁ、登山復帰したいなぁ。鈍った体鍛えなおさないとね(´・∀・`)
見はらし平からしばらく走るとまたもや脇道がありました。
中尾根登山道となってます。
谷側が伊奈ケ湖方面、山側がキャンプ場/アヤメ平とあります。
む、この上にキャンプ場があるのか!そいつは興味深いね。
こちらは伊奈ケ湖方面へ降る道。
こちらがアヤメ平方面へ登る道。
どちらも面白そうだなぁ(´ー`)
更に下っていくと、東屋(展望台?)がありました。
展望台の脇の説明書きです。
『儀丹の滝(ぎたんのたき)』のビュースポットの様です。
写真では分かりにくいですが、眼下の木立の間に滝が流れてました。
雰囲気は良いですねぇ。動画撮ってくれば良かったぜ。
林道終点に出ました。T字に交差するのが丸山林道です。
座標 : 35°34'21.3"N 138°22'52.8"E
脇には『池の茶屋方面』とあります。
丸山林道の先には、池の茶屋林道があり、櫛形山への登山口にもなっております。
それでは、池の茶屋方面へ向かってみましょう!
丸山林道も完全舗装ですが、櫛形山林道と同様に落石が多いので、くれぐれもご注意を。
この道は、国道52号線と県道37号線を繋ぐ貴重な道です。
シーズンなら登山者の利用も多いのではないでしょうか。
キター!絶景ゲットだぜ!!ヽ(・∀・)ノ
見えにくいだろうが、写真奥には富士山も写っているのだ!
晴れてたら相当素晴らしい写真が撮れたことだろう。
更に進んでいくとダイナミックなカーブのポイントに出た。
ここも素晴らしい!見事な眺望だ!!
だがしかし、ここでついに雨が降り出してきやがった!!!
ぐはっ!まだお昼時だってのに、天気予報よりもずいぶん早いぞ!!?
まぁ、山だからしゃあないけどねぇ(´・ω・`)
池の茶屋林道との分岐点にやって来ました。
写真右が池の茶屋林道です。
立派な標識も立ってます。
池の茶屋林道も現在は完全舗装になっている様です。
終点は櫛形山登山口です。
終点まで行ってみようと思っていたのですが、この時点で雨が本格的に降ってきました。
テンション下降中。。。
そして、丸山林道の前方には・・・
(´・ω・`)
どうやら崩落があった様です。。。
ガッチリとガードされていて付け入る隙もない。
もっとも、バイクがもうびっしょりなので、気分はお帰りモードですがね。
分岐点には他にも階段がありました。
富士山展望所、とな。ホォホォ、10分ですか。お手軽ですな。
雨の中、全く見えないだろう富士山を見る為に10分歩く程、私は心が広くはないのですよ。
ここでまあも、無念の撤退を決意。まぁ、覚悟してきたからいいけどね。
雨の山道は怖いですし。
しかし、ツーリングの神様は、そんな私にささやかな楽しみを残してくれていた!!
丸山林道を引き返していると、道の脇にU字に折れる脇道を発見した!
むむっ、来る時は気がつかなかったぞ!この道は一体なんだ!?
こ、これはまさか・・・!?
展望台じゃないか! しかもご立派な造り!!
展望案内もしっかり記載されている!
肝心の眺めだが、富士山を真正面に捉えているものの、木々が覆い茂っている為、今ひとつか。
しかし、クオリティは十分と言えるだろう。
天気が良ければ、ここは絶好の昼飯ポイントになっているに違いない!!
つーか、何なんだこの脇道。。。
本線に看板の一つも立ってやしない。展望台があること知らない人多いんじゃないだろうか?
櫛形山林道との分岐点まで戻って来ました。
丸山林道側には、標識がしっかりと立ってました。
やはり、登山シーズンは混み合いそうですね。
丸山林道を起点側に進みます。
荒れてはいませんが、谷側に落ちたらアウトなのでスピードには十分注意しましょう。
おっと!ここでも絶景ゲットだ!
正面にはバッチリ富士山を捉えている。
丸山林道と櫛形山林道、全くもって素晴らしい景観だ!
晴れてりゃねぇ。。。(´・ω・`)
丸山林道の起点に来ました。
左は神社の参道に続いているようです。右は市街地へ向かう道です。
座標 : 35°34'59.5"N 138°24'05.4"E
起点標識です。
丸山林道、楽しゅうございました(´ー`)
素朴な疑問なんだけど、林道の名前を記載する時って、
林道○○線って書く場合と、○○林道って書く場合がありますよね?
この丸山林道も場所によって書き方違うんだけど、どういった意味合いがあるのでしょう?
道の脇には沢が流れている。とてもいい感じです。
それでは、みさき耕舎方面へ降りていきましょう。
そして本日のハイライトシーンへやって来ました。
平林集落だ!
ここは棚田も有名で、富士山を望む絶好のビュースポットなのだ!
富士山とCRF!
何度も言うけど、晴れてたらなぁ(´・∀・`)
晴れてたらどこかで食べようと買っておいたパン。
なんとか雨が止んでくれたので、富士を眺めながら食す(´ー`)
みさき耕舎の分岐まで来ました。
右へ向かうと赤石温泉に出ます。
寄って行きたいところですが、結構濡れてしまったので帰路につくとしましょう。
最後に道の駅『富士川』に立ち寄って小休止。
この道の駅は好景観で良いのですが、高速のIC近くなので騒がしいのが頂けない(´・∀・`)
帰りは中央道から所沢へ。
しかし、談合坂付近で再び雨が降り出して来やがりましたよ(´・ω・`)
濡れまくりだったし、もっと走りたかった気持ちもありますが、まぁ、楽しめましたね。
今年前半はとにかく忙しく、なかなか自由時間を作れませんでした。
後半はどうなるか分かりませんが、うまく折り合いをつけて出かけたいものです。