2017年4月22日
4月22日。
約5ヶ月ぶりの登山に行って参りました。
向かったのは秩父の小鹿野町にある秩父御岳山です。
今回はおなじみ、696さんと
タマチャリンさん
とのパーティです。
2017年、どこの山から始めようかなぁと思っていたところ、
696さんが御岳山の企画を立案してくれたので、参加することになりました。
集合場所は道の駅『大滝温泉』。
事前にルートチェックしたところ、大滝からは落合コースと杉ノ峠コースがある。
山と高原地図のコメントを見ると、杉ノ峠コースには鎖場もあって面白そうです。
さて、それでは秩父御岳山、行ってみましょう!ヽ(・∀・)ノ
9:10。
道の駅『大滝温泉』に到着。
渋滞に巻き込まれて遅い到着に(´・ω・`)
既に両名ともスタンバッておりました。
696さんに先ほどの杉ノ峠コースを提案してみたところ、
それで行きましょう!ということになりました(・∀・)
9:40。
登山開始!
空を見上げると、あいにくの曇り空。
果たして持ちこたえてくれるのでしょうか!?
道の駅を出て左折し、普寛神社へ向かいます。
普寛神社で登山の無事を祈って一礼します。
神社の脇の道標に従って登山道へ。
この分岐は直進します。
堰堤前に出ました。
堰堤脇の鳥居にも一礼して出発!
熊注意の看板がありました。
いつでも撃退スプレーを取り出せる様にしておきましょう!
しばらくは舗装路を歩きます。
ウォーミングアップに丁度良いです(´ー`)
おや?
登山道脇の左の斜面に廃屋のようなものを発見しました。
ちょっと覗いて見ましょう!
入り口から中を除いてみると、ストーブらしいものが見える。
恐らく林業の作業小屋跡でしょう。
放棄されてどのくらい経つのだろう?
大分ボロボロになってました。
廃墟を後にして先を進みます。
道の脇には沢や数カ所の堰堤がありました。
林道の脇に道標がありました。
地図を見ると、つづら折れの林道を突っ切る形で登山道が続いている様です。
では行って見ましょう!
堰堤の前に出ます。
水質はとても良好!(・∀・)
堰堤好きにはたまらないですねぇ。
橋で沢を渡ります。
間も無く、林道に合流。
道標に従って林道を進みますが、左の斜面に階段があります。
巡視路か、ただの作業道でしょうね。
再び登山道の入り口がありました。
こちらも同じく、林道を突っ切る様に伸びております。
また橋を渡ります。
堰堤前ってのが、個人的にポイント高いですね。
余り利用されていないのか、踏み跡は少ない感じでした。
若干滑りやすいですが、落ち着いていけば問題はないかと。
分岐点に出ました。
左は作業道とあります。
右は何かしら作業場らしい場所に続いている様です。
足元をよく見ると、小さく『登山道』という道標が。。。
ちゃんと目線の位置に建てようよ(´・ω・`)
道標に従って登って行くと、林道脇の狭い道に出ました。
おや?
パトカーが停まってるぞ!?
何かあったのでしょうか??
パトカーの前を通り、登山口へ向かいます。
間も無く、林道脇の登山口に。
当ウェブサイトの2015年の御岳山ツーリングレポートのコメントでは、
『ここから登り始める人はそう居ないでしょう。』
と書いておりましたが、自分が登ることになるとはね(^_^);;
2015年の時はしっかり取り付けられていた道標ですが、今はボッキリ折れてました。
ここからようやく、本格的な登山道となります。
久々の登山ではあるものの、たよりない心強い仲間が居るので安心です!
ん?
崩落があったのでしょうか?
道が分断されております。
崩落箇所を慎重に渡り、反対側へ向かいます。
芽吹き始めた若葉達。
もうじき新緑の季節ですね(´ー`)
分岐点がありました。
左は作業道の様です。
穏やかに伸びる登山道。
この辺りはまだ勾配がきつくないので快適です。
何やら話し合っている人達が居りました。
様子からして、救助隊の関係者さんでしょうか?
先ほど見たパトカーで来たのかもしれません。
事故なのだとしたら、無事を祈りたいと思います。
10:50。
杉ノ峠に到着。
ハイカーで賑わっておりました。
木の根元には祠や石仏が設置されてます。
一礼して出発!
さあ、ここからがこのコースの本番!
急登の始まりですよ!
補助用のロープを使って登ります。
尾根道に出ました。
尾根の先端側には展望スペースがありました。
木の椅子には、『CAFE』と書き込まれてます。
キノコの生えた切り株。いいねぇ(・∀・)
景色も良いし、ここでコーヒー飲んだら美味しそうなのですが・・・
ついに雨が降り出してきました(;´Д`)
本降りでは無いので、とりあえず様子を見ながら進みましょう、となりました。
幾分進んで行くと、雨は止み、光が差し込み始めた!
やったー!ヽ(・∀・)ノ
分岐点と道標がありました。
山頂方面へ向かいましょう!
快適な尾根道を進みます。
木立の向こう側に御岳山の山頂が見えました。
こうして見ると、まだまだ遠い?
廃鉄塔がありました。
定番のローアングル(・∀・)
廃鉄塔ってことで、セピア調にしてみた。
ピークに出ました。
おぉっ、なかなかの絶景だ!
眼下に見えるダムは滝沢ダムだろうか?
ピークの先には道標があります。
道標の一方には『山道』の記述が。
いったい何処に通じているのか、行って見たい気もします(^_^);;
ピークから降ります。
ん!?
これは何のパネルでしょうか?
似た様なものが三ツ峠山頂にもありましたが(こちらはNHKの施設)、
御岳山のものも東電かどこかの基地局アンテナでしょうかね?
再び急登を登ります。
穏やかな尾根に出ました。
ピンク色の美しい花が咲いてました。
ツツジでしょうかね?
ここでエネルギー補給!
定番のプロティンバーを食す。
林道御岳山線に出ました。
一度バイクで訪れている訳ですが、
異なる行程で再訪するというのも、面白いものですね。
では、林道向かいの階段から山頂へ向かいましょう。
尾根を登っていきます。
さあ、やってきましたよぉ。
杉ノ峠コースのハイライト、痩せ尾根の急登の登場です!
『足元注意』の看板。
滑落防止のロープが張られています。
落ちない様に、慎重に登りますよ!
落ち葉が堆積していて、けっこう滑りやすい!(;´Д`)
時間もあるので、じっくり対応しましょう!
足元のすぐ脇は急斜面です。
落ちたら大怪我は確実でしょう。
岩が多くなって来ました。
鎖も張られてます。
696さんは高いところが得意なので、こういった場所では目の色が輝いてますね!
急登を登るタマチャリンさん。
まぁ、実際のところ、斜度はそれほどきつくないです。
足掛かりもしっかりしているので、気をつければ全く問題なくこなせると思います。
登りきった場所から周囲を見渡して見る。
木々に遮られて今ひとつか。
夏場なら何も見えないかも?
木の幹に張り付いたキノコ達。
こういった植生の観察も、登山の楽しみの一つですね( ´ ▽ ` )ノ
これは熊剥ぎか、鹿の食害でしょうか?
道が落ち着いて来ました。
ホッと一息です。
ピークが見えて来ました。
山頂はもうすぐです!
山頂手前に祠があります。
登山の無事を祈りましょう。
狭い山頂には人だらけ!
さすが人気の山ですね。
12:15。
秩父御岳山山頂に到着!標高は1080mナリ。
写真にある碑銘では『御嶽山』となってます。
御岳山という名称の山は全国にあり、読み方も
みたけさん
みたけやま
おんたけさん
おんだけさん
等、様々です。
秩父の御岳山は『おんたけさん』と読む様です。
山頂には普寛神社奥宮の祠が設置されております。
三角点の標です。
手書きなのが良い!
鐘が設置されております。
ん〜、味があっていいですねぇ(´ー`)
山頂からの眺望は良いのですが、ここで再び雨が!!
しかも、今回は本降りっぽい!!ヽ( ;´Д`)ノ
景色を楽しむどころか、飯も食わずに早々に退散することにしました。
やれやれだぜ。。。
そそくさと下山を開始する面々。
急勾配を下ってゆく!
植林帯の分岐点に出て小休止。
ここで軽く食事をとります。
では、落合方面へ下っていきましょう。
真っ白い菌の様なものが?
これもキノコの種類でしょうか??
苔に覆われた切り株が美しい( ´ ▽ ` )ノ
木々のおかげで雨が遮られているものの、ポタポタと雫が垂れて来ます。
眼下に林道が見えて来ました。
恐らく普寛トンネルの真上辺りかな?
道標に従って林道へ降ります。
林道へ出ました。
登山口の脇には普寛トンネルの入り口があります。
しかし、このトンネルから先、林道御岳山2号線は工事中で、通行止め状態です。
実は今回、このトンネルから先を歩いてみるのを楽しみにしていたんですよね。
しかし・・・、雨足がけっこうひどい。
楽しんで歩ける様な状態では無い為、様子を見て引き返しましょうとなった。
では、いざトンネルを通って2号線へ!
だが、トンネルを出て幾分も歩かない内に、
「撤退しましょう。。。」
となりました(´・ω・`)
雨強すぎ。。。
トンネルに戻り、急いでレインコートを着込みます。
タマチャリンさんはガスを着けて暖をとり始めました。
実に怪しげな一枚www
さて、下山ルートなのですが、まず地図を見て頂きましょう。
青字の『我々の現在地』の印が現在居るトンネルの位置です。
予定では、この普寛トンネルの上を通って落合へ向かうつもりでした。
で、地図の左の赤字コメントをご覧ください。
トンネル〜落合間は通行止めと書き込まれてます!!
実はこの部分の記述、見落としてましたwww
その為、トンネルから落合に至る下山道は何処だ!?と、周辺を探してしまいました。
しかし結局見当たらず。。。
どうやら、意図的に封鎖されていたのかもしれません。
仕方なく、林道を歩いて下山する面々。
仕方なくと書いているが、これが正解のルートw
路肩が崩壊している箇所がありました。
最近おきたのだろうか?
おっ
この場所は、登って来た時に通った道ですな!
一周して来た様ですね。
パトカーは既に立ち去った後の様です。
どうなったのでしょうかね?
では、落合に向かうとしましょう!
来た道を下っていきます。
さて、無事落合へ下山して来ました。
ここは杉ノ峠へ向かう砂防堰堤の脇にあった鳥居の前です。
この付近に、先程書いた崩落地点を経て普寛トンネルへ至る登山道の入り口がある様です。
しかし入り口の道標はやはり取り外されている様子。
また、鳥居の前に写真の様な説明書きがありました。
この説明書きも、見落としてたんですよね。。。
しっかりと通行止めが記載されている!
下山した際に改めて気がつきました。やれやれですわ(´・∀・`)
上空には厚い雲が立ち込めている。
無事下山出来ただけでも、御の字って感じですね。
道の駅大滝に戻り、駄弁りタイム開始。
山頂で食べる予定だったカップラーメンですが、せっかくなので道の駅で食す。
どうせなら河原に降りたかったのですが、雨が心配の為、屋根のある駐車場の隅っこでw
ということで、2017年山初めを無事終了しました。
雨にやられてさんざんな感じでしたが、足の調子を見るのに丁度良い行程でした。
696さん、タマチャリンさん、お疲れ様でした!ヽ(・∀・)ノ
ただ、レポートにあった様に、崩落を見落としていたのは痛いミスだったと思います。
登山でこういったミスは致命的なことに繋がりかねません。
以前登った瑞牆山でも、読み間違いでルートミスを起こしてしまいましたが、
今回の見落としも、山登りとしてはNGでしょう。
肝に命じたいと思います。
さてさて、いよいよ新緑が直近に迫って来ました。
今年はまた八ヶ岳を目指したいと思っておりますが、どうなることやら?