11月です!
紅葉のシーズン真っ最中ですね!

と言いたいところですが、秋雨前線や台風の影響はデカかった。。。
とにかく雨続きで、既にピークが終了してしまった地域も多い様です。

そして迎えた3連休。
ようやく長い長い雨期が終わりを告げ、好天の週末が戻って来ました。
当初福島の田代山林道周辺と奥只見を巡ろうと計画しておりましたが、
最新の情報では、田代山林道他、周辺の林道は軒並み通行止めとのこと・゚・(つД`)
台風の影響は思ってた以上に大きい様です。

ということで、紅葉のダム巡りでもしようかと予定を変更!
候補地から奥利根をチョイスし、矢木沢ダム周辺と、照葉峡を巡ることにしました。
では、行ってみましょう!( ・∀・)ノ

所沢を5:30に出発。
関越自動車道の赤城高原SAより。
久しぶりの快晴もあってか、早い時間であるものの人は多かったですね。

SA内の公園から見る子持山。
赤城高原SAは久しぶりですが、ホント景色が素晴らしいところです。

水上ICから国道291号線、県道63号線を経由して、藤原ダムにやって来ました。

形式は重力式コンクリートダムで、完成は1958年です。
元々は治水利用目的で建設された様ですが、その後発電用水としても稼働しているとのことです。

天端は車道及び歩道が通っております。

天端から下流方面を見下ろしてみる。
堤高は95mとのことです。

周辺の色付きはいい感じ(´∀`)

ダム湖の藤原湖です。
上部ダムである矢木沢や奈良俣と比べると、大分ひっそりとしてます。

ダムカードゲット!ヽ(・∀・ )ノ
併設の藤原ダム管理支所で貰えます。

県道63号線から須田貝ダムへ向かいます。
後でもコメントしますが、この63号線は全線に渡って好景観でとにかく素晴らしい!

須田貝ダムはググってみたものの、今ひとつ入り口が分かりませんでした。
仕方なく適当にナビでヒットした場所にやって来たのですが。。。

あれれ??
何かおかしいぞ。。。

閉まってやがる(´・ω・`)
道を間違えたか、入り口が別にあるのか。。。
どうしようと思いましたが、須田貝ダムは大して面白そうじゃなかったのでスルー決定w

そのまま洞元湖の脇を進んで行くと、トンネルの出口でビビッとくる景色発見!

湖の奥には冠雪した山が見える!
方向的に、あれはイラサワ山の辺りだろうか?
手前の紅葉とのコントラストがとても美しいです。

利根川最上流部のダム、矢木沢ダムにやって来ました。

ダム湖の奥利根湖です。
首都圏の水瓶が、こんなに離れた群馬の山の中にあるというのが、なんかグッと来ちゃいます。

奥利根湖の向こうはイラサワ山、小沢岳、幽の沢山かな。

矢木沢ダムは1967年完成のアーチ式コンクリートダムで、堤高は131mです。
とにかくデカく、堤体や放流の様子はネットでも有名ですね!
自分も上部からアーチを眺めることを楽しみにしていたのですが。。。

工事中(´・ω・`)

まじかよ。。。

めっさ楽しみにしてたのに、そりゃないぜセニョール。

工事は11月30日までとの事ですが、スタッフにお伺いしたことろ、
「30日に終わっても、雪が深いので今年はもう見れません。」
との事です。。。

ガックリきてしまいましたが、仕方ありませんね。
いずれまた訪れたいと思います。

アーチは見れませんでしたが、それを抜いてもここから見る景色はかなり良いです!
来て良かったぜ!(・∀・)

ダムカードもゲット!

そしてもう一枚!
こちらは完成50周年を記念したカードとの事です。
迫力の放流の様子や雪景色、紅葉等が印刷されています。
カードは併設の管理所で貰えます。

駐車場の奥には記念碑が建っておりました。

『利根川源流讃歌の地』とあります。
以前、荒川の源流域にも行きましたが、『源流』とか『最初の一滴』って、グッと来ますねぇ(´ー`)

駐車場側の奥にはマリンスポーツ用と思われるスロープが設けられてました。
一般の観光客は立ち入り禁止でした。

ダムから降る途中、アーチの一部が見える箇所がありました。
全体を把握出来ませんが、紅葉の木々に囲まれた佇まいが美しいです。

こちらも降りの途中から撮影。
もう、どこを撮っても絵になる!

遠くの山々を眺めて見る。
ふと視線を下げると、眼下に発電所がありました。
ん、あれは須田貝ダムの発電施設かな?

更に降ったところから、須田貝ダムの堤体が見えました。
どの道から行けば良かったのかなぁ・・・?

更に63号線を進み、奈良俣ダム手前の駐車場へ。
赤く燃える様な木々がたまらない!!

奈良俣ダムの遊歩道分岐地点です。
遊歩道から天端へ向かう道と、車道から天端駐車場へ向かうルートに分かれております。

遊歩道入り口の脇にバイクを止めて、歩いてみようと思います。

発電所の脇を通ってダムへ向かいます。

遊歩道に架かる橋の上から上部を眺める。
ダム好きにはたまらない絵面ですな(・∀・ )

下流方面を眺める。
やはり紅葉期は最高ですね〜!

むむ。。。
ここで少し後悔しました。
というのも、この時の格好が、完全防寒のライダースタイルで歩いて来たからだ!!
歩き始めて間も無く、汗が流れ始めました(;´Д`)ノ

前方から半袖スタイルの観光客が降りて来たので、少々お話を。
私の格好を見ながら、「引き返すなら今のうちですよ〜」という親切なアドバイスを(´・ω・`)

ハハハッと誤魔化しの笑みを浮かばせながら、「大丈夫です、登って見ます!」と返しておきました。
ここで引き返したら、なんか悔しいじゃん(`・ω・´)

おぉ、、、なんだこのそびえ立つ感!!

漫画だったら『ズーンッ』って効果文字が書かれているだろう。
やっぱやめようかなとちょっと弱気に。。。

途中にはこんなベンチも。

階段脇には綺麗な紅葉が!

ご褒美ゲットだぜ!( ´ ▽ ` )ノ

真横からロックフィルの堤体を見下ろしてみる。

たまりませんね〜。
歩いて来た甲斐があるってものですわ。

登りきった所に東屋がありました。

もうね、滝の様に汗が出まくりました(;´Д`)
ここでしばし休憩。

ひろ〜くて綺麗な天端。
公園みたいに整備されてますね。

奈良俣ダムは1991年完成のロックフィルダムで、堤高は158mです。

ならまた湖の眺め。
前方の山は赤倉岳方面でしょうかね。

管理棟周辺をズームで。

天端通路から下流方面を。

上部駐車場。。。
ホントはこっちにバイクを止めるつもりでした。

実は遊歩道があることは現地に来て初めて知りました。
まさか堤体を登ることになるとは思わなかったぜ(´・ω・`)
ギプスの様なガチガチのオフロードブーツと分厚い防寒着でな。。。

ネタとしては面白いが、正直2度とやらないwww

ダムの記念碑がありました。
矢木沢ダムよりも観光客は多めでしたね。

資料館の『ヒルトップ奈良俣』の展望台より。

食堂でダムカレーを食す!
ロックフィル式の盛られ方ですね〜。

待っている最中、観光客の一人に話しかけられました。
「あなた、さっき下から登って来ませんでした?見てましたよ〜。凄いねぇ!」
とか言われちゃいました f(^_^);;
まぁ、楽しめましたわ!

え?カレーの味はどうだったか、ですって?
いやいや、ダムカレーに味を求めちゃいけませんよ。
雰囲気を楽しむアイテムですので(´ー`)

ダムカードも無事ゲット!
こちらは売店で貰いました。

想定外の運動をしてしまったので、食後に少し休憩。
それでは、また降りますかぁ〜(´・∀・`)

ひたすらに長い階段を降り堤体前へ。
午後になり遊歩道にも山の影が。

さて、後半戦、照葉峡に向かいましょう!

再び県道63号線へ。
63号線『水上片品線』は渓谷に沿う様に伸びております。
この渓谷が照葉峡と呼ばれている様です。


自分は照葉峡を『しょうようきょう』と読んでいましたが、
どうやら『てりはきょう』が正式名称の様でした。
現地で初めて知りましたw

紅葉のピークは過ぎておりましたが、それでも素晴らしく美しい道でした。
一週間前に来ていたら、凄まじい紅葉を見れたことでしょうねぇ。

道沿いの所々に小規模の駐車スペースがあります。
ちょいと止めてみましょう。

橋を渡ります。

おぉっ、これが照葉峡かぁ!

めっさ綺麗!!たまらんですわ!ヽ(゚∀゚)ノ

橋を渡った対岸の道はゲートで立ち入り禁止でした。
奥を覗くと、うっとりする様な美しい林道が。。。(´Д`)ノ
どこに続いてるんだろう?

道の脇の斜面に降りられそうな踏み跡を発見!!
ちょいとオイタして川へ降りてみました。
滑りやすい斜面だったので、おすすめはしませんがね f(^_^);;

いいねぇ。こういうアングルめっさ好き!

素晴らし過ぎる!
紅葉の渓谷は最高だぁ!!

またしばらく進むと、再び降りられそうな場所を発見。

ガードレールの脇から川へ降りてみます。

この辺りは荒々しい流れで迫力がありました。
同じ川でも、少し場所を変えると色々な表情が見れますね。
こういうのを見るだけでも楽しいです(・∀・ )

どんどん行きましょう!
美しい色付きと、木々が落とす影がたまらないぜ!!

お約束のアングルで( ´ ▽ ` )ノ

『つづみの滝』と記された場所がありました。

これがつづみの滝かな?
水量が豊富で見応えがあります。

つづみの滝以外にも、照葉峡には大小様々な滝があります。
全部じっくり見るなら、1日がかりで歩いて巡るのが良いでしょうね。

おや!?
高度を上げていくと、路肩に白いものが。。。

雪だ!
どうやら数日内に降雪があった様です。

峠に向けて更に高度を上げていくと、次第に景色が変わって来ました。
路肩には熊笹と雪が。

坤六峠(こんろくとうげ)に到着。
みなかみ町と片品村の境界にある峠です。
前方が片品村。

こちらがみなかみ町側。

峠の頂上には木製で名称が刻まれてます。
奥には『尾瀬奥利根線林道竣工』と記された記念碑があります。

こちらは雨量観測用の小屋かな?

木々が多いので展望は余り開けません。
夏季でしたら全く見えないでしょうね。

おおっと!!
何と11月6日には峠は冬季閉鎖される様です。
ギリギリ間に合った感じか!

まぁ、それもうなずけると言うもの。
ここから片品村へ降りましたが、とにかく路肩には雪がたくさんあり、
路面には雪解け水で常にウェットでした。
恐らく早朝や夕方過ぎには凍結してしまうでしょう。

片品村側から峠を撮影。

さて、陽が落ちる前に下山してしまいましょう!

平地まで降ると雪は消えて落ち着いた路面に。
途中、かなり雪が張り出した箇所もあり、少々ヒヤッとしました。

斜陽の水上片品線。
せっかくなら夕焼けに沈む姿を見たいとも思いましたが、
この辺りも凍結するかもしれないので、ささっと国道へ出ることにしました。

ふと、とあるトンネルを出たところで停車。
脇の川を見て見ると。。。

写真では分かり辛いですが、無風の水面に紅葉が鏡写しになっておりました。
とても美しい光景です(・∀・)

国道120号線の道の駅『白沢』にて休憩を。

ここで、何と同郷の浜松市に住んでいるカブ乗りに遭遇ヽ(・∀・)ノ
お話しを伺ってみると、車にカブを乗せて移動し、一ヶ月近く旅をしているとの事です。
盛り上がってしまい、30分くらい長話しをしてしまいました(^_^)
良い旅を続けて下さいませ!(´▽`)ノ

関越自動車道沼田ICから所沢へ。
雨続きの影響でベストタイミングは逃しましたが、まずまずの紅葉を楽しめました。
特に県道63号線『水上片品線』は凄まじかったですね。
余りの景観の良さに写真撮りまくりで、全く進みませんでした(´・∀・`)
いつも以上にアップする写真の選定が大変でしたw

しかし、途中で立ち寄った売店やガススタンドのスタッフさんにお伺いしたところ、
やはりこの雨の打撃は大きかったそうです。
天気には逆らえませんが、本当に悔しいものですね。

さて、年末が来る前に後1〜2回くらいは出たいと思いますが、何処に行こうかな?
では、また!