2018年2月17日
2018年に入りましたが、厳しい寒さが続いておりますね。
積もりに積もった所沢の雪もようやく落ち着いてくれました。
そろそろ走りだそうかと思い、寒さを堪えてツーリングに出かけてきました。
今回の目的地は2013年以来、久しぶりの茨城!
秩父や奥多摩はまだ凍結が残っているので、海方面をチョイスしました。
では、2018年1発目のレポート、いってみよ〜!(・∀・)ノ
まず訪れたのはここ、牛久シャトー(シャトーカミヤ)です!
その名の通り、元は明治期に神谷伝兵衛氏が創設したワイン醸造所です。
現在は大部分のぶどう畑が失われている様ですが、ワイナリーとして活躍しております。
アーチ式の通路が設けられた煉瓦造りの本館!
かつてはこの通路にはぶどうを運ぶトロッコが通っていたそうです。
現在、この建物は国の重要文化財に指定されております。
通路を抜けると、中央に噴水を設けた広場に出ます。
もうホレボレする様な、美しい造りの建物達が出迎えてくれます。
洋館好きの自分にはたまらない景色です!
ワインセラーの建物です。
店内には世界各国のワインが整然と配置されておりました。
正面の建物は神谷伝兵衛記念館となっております。
記念館の1階は、かつての醗酵室であった頃のものと思われる、巨大は樽がお出迎え。
2階に上がると、神谷伝兵衛氏の業績を記した展示物が配置されておりました。
ここがね、もうすごいのよ。
芳しい木の香りに満ちていて、本当に心地良いです。
世界で受賞した数々のメダル達。
ワイン制作に使用していた道具達も、沢山展示されてました。
地下ワインセラーへ降りてみましょう。
おぉっ!
薄暗い煉瓦造りの空間に出ました!ヽ( ゚∀゚)ノ
薄暗く、広大な空間に整然と並ぶ樽達。
気温がグッと下がり、ヒンヤリとした空気と、音の無い静かな地下空間。
とても印象的な光景でした。
物凄い年季の入った感のある樽。
スゲー。。。
地上に戻り、スーベニアショップに立ち寄りました。
※
ちなみに、施設内での写真は全てフラッシュ無しで撮影しております。
皆さんもマナーを守りましょう!
今回の戦利品。
牛久ワイナリーオリジナルワイン『葡萄の城』、
牛久シャトービールの『IPA』と『Dunkel』。
後でじっくりと味わってみたいと思います(´ー`)
さて、所変わって北条地区にやって来ました。
写真の北条ふれあい館に立ち寄ります。
店内は日本家屋そのまんまといった感じの内装。
こういうの大好きですね。
立ち寄りの目的はコレ!
北条米スクリーム(ほうじょうマイスクリーム)を食べる為だ!
この北条米スクリーム、筑波北条米という米を炊いて練りこんだアイスクリームなんですよ。
お米をアイスに練り込むってなんだ!?と気になっていたんですよね〜。
フレーバーは抹茶をチョイス。
季節に応じた商品も用意されているとの事です。
でもって、そのお味ですが。。。
砂糖を控えめにしてあるとの事で、ほんのりとした柔らかい甘み。
少しづつ溶かしながら舌でじっくり味わってみましたが、幾分ネットリした食感を感じました。
お米を練りこんである訳なので、その辺りが生かされていると思います。
コンビニで買えるものとは一味違うお味、興味のある方は是非食べてみて下さいませ!
公式ウェブサイトはこちらです〜
北条ふれあい館を出てすぐ、写真の交差点へ。
ここを左折します。
座標 : 36°10'40.1"N 140°05'33.5"E
交差点の脇に、つくば道の道標があります。
『つくば道』とは、江戸時代に資材を運搬する目的で作られた道との事です。
その後、筑波山神社へ続く参詣路として庶民に親しまれる様になったそうです。
この北条仲町を起点に、県道139号線の神郡(かんごおり)を繋いで筑波山神社へ至るつくば道。
周辺は情緒ある建築物や史跡が多く点在しており、観光名所となっております。
今回はあくまでツーリングの通過点として立ち寄ったのですが、
いずれ機会があったらじっくりと巡ってみたいと思います。
ちなみに、北条ふれあい館で観光パンフレットをもらえます!
つくば道に入り、しばらく進むと一旦広い通りと交差します。
左折して間も無く、『神郡』の標識のある道へ入り、県道139号線の神郡地区へ向かいます。
筑波山を正面に捉えた、歴史を感じさせるお屋敷を通過します。
この構図は観光案内にも載ってる、つくば道のワンシーンですね!(・∀・)
実に趣のある風景です。
間も無く写真の交差点へ。
座標 : 36°11'42.4"N 140°05'37.2"E
直進すれば県道139号線から筑波山神社山門に至りますが、
ライダーならばここは直進ではなく、左折を選択すべきでしょう。
なぜならば・・・
この景色が観れるからだ!!ヽ(・∀・)ノ
筑波山に向かってストレートに伸びる農道!!
たまりませんね〜!
座標 : 36°11'42.3"N 140°05'22.3"E
周辺は広大な農地となっており、電柱以外に遮るものが全くありません。
幾筋かの狭い農道をグルグルと巡ってみました。
開放的で実に素晴らしい!
付近にはサイクリングロードも設けられておりました。
この道、筑波山を望む格好のロケーションだと思います。
グーグルマップで偶然に発見して来てみましたが、何とも良いものを見させて頂きました!
グーグルさん偉い!!
県道14号線、41号線、7号線と繋いでやって来ましたのはココ。
座標 : 36°15'07.8"N 140°08'05.8"E
ここから峰寺山西光院へ向かいます。
ここで注意点があります!
それは筑波山周辺の道路事情です。
というのも、アホな走り屋達のお陰で、筑波山周辺の快走路は軒並み二輪通行禁止となっているのです。
従って、バイクで訪れる際はどこが通れるのか、しっかりチェックしておく必要があります。
とんだとばっちりですわ、ホント(´・ω・`)
景色は一変して山の中へ。
路肩には雪が残り、路面は所々凍結していてヒヤッとしました。
途中に木立の途切れる場所がありました。
なかなかイイ感じの眺め!(・∀・)
がしかし、この辺りで空には灰色の雲が広がって来て、ついにポツポツと雨が(;´Д`)
天気予報では快晴だったのに。。。
西光院駐車場へ到着。
雨は止んでくれたのでホッと一安心。
参道へ向かいます。
間も無く本堂に到着。
ひっそりとした佇まいですが、ここの特徴は何と言っても、、、
崖に作られたこの足組!!
この本堂は峰寺山の中腹に懸造り(かけづくり)と言われる様式で建てられているとの事。
その見た目から、関東の清水寺と呼ばれているそうです。
本堂は土足厳禁となっており、ここから先は靴を脱ぎます。
そして、この回廊からは、麓の田園風景を望む大展望が広がっているのですが、、、
写真をよく見て下さい。
なんと、撮影禁止!?
公式サイトを見て、これは凄い!と思って来た訳ですが、、、
よもやの撮影禁止か(;´Д`)
注意書きが書かれており、言いたいことは何となく分かりました。
一応、宗教的な場所には順ずる主義だし、
禁止と明記されている訳なので、写真撮影はやめておきました。
とは言っても、ここからの眺めはとても素晴らしいです!
興味のある方は是非訪れて見て下さいませ〜
腹が減ったので国道6号線にある『珍来 美野里店』へ。
もつ煮込み定食を頂く。
柔らかく煮込まれていて、とても美味しい!
ゴムを食べているかの様な日高屋のモツ煮とはえらい違いだwww
(いや、まぁ、好きですけどね、日高屋のモツ煮も!)
ぐいっと海沿いまで走り、最後にやって来たのは大洗磯前神社です。
巨大な鳥居の建つ山門。
かなりご立派!
階段を登り、振り返ると前方には太平洋の鹿島灘が見えます!
こちらは本殿です。
現在社殿の改築工事中でした。
大洗と言えば、ご存知ガルパンですね!
神社の境内にも巨大な宣伝ポップがありました。
現在、最終章が絶賛上映中でございます!( ´ ▽ ` )
周辺には名物あんこう鍋の看板が多く見られます。
いつか食べてみたい!
県道を挟んで海岸へ向かいます。
ヒャッホォォウ!最高だぜぇ!!
埼玉県民にとって海は格別ですなぁ( ´ ▽ ` )
そして、鹿島灘に突き出した岩の上に鎮座するのは、神磯の鳥居!!
これを見たかったんだよねぇ〜
この鳥居、日の出と月の出の時刻に訪れると、素晴らしい光景を目に出来るそうです。
さすがにその時刻に居ることは出来ないので、これで我慢ですかね。
砂浜をしばし歩いてみる。
この開放感が素晴らしい!(・∀・)
鹿島灘の動画です!
貝殻を見つけました( ´ ▽ ` )
磯の香りが何とも言えない心地よさを感じます。
次第に陽が沈み始めました。
方角的に、鹿島灘は余り綺麗な夕焼けは拝めない様です。
陽が落ちる前に引き上げるとしましょうかね。
鳥居も静かに闇に包まれ始めました。
時刻が遅くなっても、三脚を据えたカメラマンがけっこういらっしゃいました。
月の出を待っているのでしょうかね。
日没前に高速へ乗り、帰路につきました。
しかし、、、この帰り道が辛かった!!!
強風による横風と寒さが凄まじく、さながら罰ゲームの様でした(;´Д`)
所沢へ着く頃にはクタクタでしたわ。。。
1発目のツーリングでここまで疲れちまうとはねぇ。
そんなこんなで2018年のツーリングがスタートしました。
次回はもう少し暖かくなってから出ようかなぁと思います。
ではまた〜!