2018年3月17日
ボチボチと桜も咲き始め、いよいよ春らしくなってきましたね。
好天となった17日、奥武蔵方面へツーリングへ行って参りました。
目的地を黒山三滝に定めて、周辺をざっと流すプランです。
それでは、出発!ヽ(・∀・)ノ
国道299号線から県道61号線へ入り、顔振峠方面へ向かいます。
まず訪れたのはこのポイント。
長沢周辺の集落なのだけど、道沿いに草木が植えられており、美しい里山風景が見られるのだ。
この日はまだ早かったか、桜が今ひとつの状態でした。
満開の時期に訪れると、桃源郷の様な景色を見ることが出来ます。
座標 : 35°55'31.4"N 139°14'39.2"E
桜が見頃の時期の写真については、ナノレカワさんのレポートをご覧下さいませ!
集落の先には林道標識がありました。
林道奥武蔵2号線の起点となる様です。
ネットの情報によると、先程の集落の辺りも風影線という名称の林道なのだそうです。
ただし、林道標識は見当たりませんでした。
すぐ脇には顔振峠への登山道入り口。
ん?ここから峠に向かうって、、、どこスタートなんだ??
周辺に駐車スペース無いし、駅も遠いと思うんだけど。。。
奥武蔵2号線に入りしばらく進むと、道沿いに梅林のある場所に出ました!
こういうのを求めてたんだよぉ〜ヽ(・∀・)ノ
メジャーな場所ならば人いっぱいなのだろうけど、
バイク乗りはこういう隠れた場所に鼻が効くんだよね(´ー`)
景色も上々です!
一本杉峠にやって来ました。
座標 : 35°55'22.9"N 139°15'43.2"E
峠には林道権現堂線の標識。
そのまま直進の道は通行止めの看板。
こちらが権現堂線でしょうかね?
峠から左へ分岐する道に入ります。
こちらは林道笹郷線です。
終点側の様ですね。
林道標識のすぐ向こうには登山道の道標がありました。
顔振峠ーユガテへの分岐道標です。
ユガテは桃源郷の様な美しい里山として有名ですよね。
桜の時期はかなり混み合う様ですが、自分もいずれ訪れてみたいと思います。
※
ちなみに、ユガテという地名の由来は諸説ある様です。
漢字で書くと、湯ヶ手、湯ガ天等と書かれることがあるそうです。
個人的には、カタカナ表記が好きかな( ´ ▽ ` )
黒山三滝にやって来ました。
有料/無料の駐車場があります。
自分は入り口付近の無料駐車場に駐めました。
それでは、滝へ向けて出発!
滝までは舗装路の遊歩道が続いていて、歩き易いです。
道の脇を流れる沢はとても綺麗でした。
三滝川って言うのかな?
根っ子食堂です。
こういう雰囲気のお店、大好きですね(・∀・)
沢の向かいに何やら祠がありました。
今ひとつ不明ですが、これは大善寺というお寺の跡でしょうかね?
沢に沿って遊歩道が続きます。
釣り場の建物が見えました。
炭火の焼き魚だ!(・∀・)
イワナとニジマスを焼いてました。
ニジマスを頂きました。
シンプルな魚の旨味、ごちそうさまでした(´∀`)
天狗滝への分岐です。
橋を渡り、滝へ向かいます。
山道となりますが、危険な箇所は特にありません。 コケない様に注意しましょう!
天狗滝の前に出ました。
岩場に囲まれていて全貌は見えませんが、雰囲気はとても良いですねぇ〜。
手前の立て看板には近づかないように注意書きがあります。
滝壺まで行きたいところですが、ここは従いましょう。
滝口をズームで撮影。
水量はそこそこでしょうかね。
遊歩道に引き返そうとしたのですが、滝の脇には岩場の階段がありました。
ちょっと登ってみましょう!
東屋がありました。
なかなか良いロケーションじゃないでしょうか。
おや、何やら山道に出ました。
何処に続いているのか、少し歩いてみましょうかね。
道標がありました!
なるほどー、傘杉峠に続いてるのか!
改めて地図を確認してみると、約1時間程度で峠に到着しそうですね。
本日は予定にないので、ここで引き返すとしましょう。
と言いつつ、来た道を振り返って見ると、何やら上に続く分岐がありました。
道標を見てみると、どうやらこの上のルートからも男滝・女滝へ着ける様ですね。
では、分岐から上へ向かってみましょう!
ゆるい勾配を登って行きます。
すると、また東屋が!
ランチスポットは豊富ですね( ´ ▽ ` )ノ
東屋の脇を降ります。
下って行くと、滝が見えて来ました。
ここからは男滝・女滝が良く見えます!
滝の脇に『黒山三滝』の看板。
こちらは女滝です。
とても小さな滝ですね。
看板の脇にある階段を登ってみましょう。
こちらが男滝です。
落差もあり、見応えがありますね。
滝壺には虹が出てました!( ・∀・)
黒山三滝の動画です!
階段から小さな橋を渡ると、、、ん?ここは何でしょう?
何やら神様が祀られている様ですが、その向こうにはテント??
黒山三滝は修験の地との事ですが、この周辺の建物は宿坊みたいなところなのかな?
仏塔がありました。
その脇の斜面、何だか登れそうな気配がする。。。
一見するとただの斜面の様にも思える岩場を登って行くと、、、
おっと、頭上に柵の様なものが見えるぞ!?
岩場を登り切ると、道に出ました!
ここは何処だ!?
山側の足元をみてみると、道標が落ちてました。
『武蔵越生ウォーキングコース』とあります。
帰宅後に調べてみましたが、
越生駅からスタートして傘杉峠方面を経由して越生駅へ戻る周回コースの様です。
先程の天狗滝の上の道と繋がっているのかな??
ちょっとだけ歩いてみましたが、なかなか面白そうな道が続いている様です。
まぁ、深入りするのは止めておきましょうかね。
コースの脇には沢が見えます。
男滝の上の辺りになるのかな。
再び岩場を降りて黒山三滝のコースへ復帰します。
途中にあるレトロチックなお土産やさん。
いい味出してますねぇ(´ー`)
関八洲見晴台への分岐がありました。
ホント、色んなコースプランが楽しめそうですね!
さて、黒山三滝を後にして次へ向かいましょう。
こちらも見事な梅の花!
次にやって来たのは龍穏寺です。
黒山三滝と共に、越生の名所・パワースポットとして紹介される事が多い場所ですね!
木立に囲まれた石畳の先にある、重厚な趣の山門。
龍隠寺の創設は807年で、1504年に現在の龍隠寺の名称となったそうです。
命名の由来ですが、
当時、周辺に住み着いた龍を曹洞宗の僧侶が退治したという、龍神伝説からつけられたそうです。
何とも胸熱な話しじゃないですか(・∀・)
境内に入ってみましょう。
ん〜、やはり桜の開花後に来たかったか。
境内に建てられたこちらの銅像は太田道灌公です。
太田道灌は1472年に同寺を中興させた当事者との事です。
梅の花は満開です!
オオイヌフグリだ。
これは馬酔木(アセビ)かな。
本堂です。
白壁が綺麗な造りでした。
本堂の脇に、太田道灌公の墓へ続く階段があります。
階段の上は木立の参道となっており、とても良い雰囲気です。
こちらが太田道灌公の墓所ですね。
いくつもの仏像が並んでおりました。
パワースポットの看板!
さて、ご利益はあるかな?(´ー`)
龍隠寺の境内には、鎮守の神を祀った社として、熊野神社が建っております。
何とも美しい佇まい。。。
心に染み渡る美しさです。
龍隠寺を後にして、駐車場前の道(山吹道路って言うのかな?)を展望台へ向けて走ります。
でもって、この道がなかなかに面白いのだ。
立て看板が見えて来ましたよ。
巨石街道なる看板の建つこの道。
チャリダー系ブログで度々お目にかかる、知る人ぞ知る道です。
その名の通り、道沿いに様々な形状の巨石が並んでおります。
岩にはそれぞれ形状に応じた名前がつけられている様です。
『シシ岩』とされた岩があります。
どの辺りが獅子なのかは、、、想像力にお任せしますって感じかw
こちらは『龍尾の滝』です。
巨石と共に、滝も点在しております。
なだらかな段状の滝。
なるほど、龍の尻尾ね。
今度は『龍頭の滝』とありますね。
ん〜〜〜?
龍の頭、、、(・ω・)
次行きましょ。
道自体は舗装の林道クオリティです。
この上に展望台がある為か、意外と交通量がありました。
お次は『滝不動』。
橋が掛かってますね。
橋を渡ってみましょう。
こちらの社は不動明王を祀っている様です。
沢の奥に滝が見えます。
近づけそうですが、深入りは止めておきましょう。
お次は『ワニ岩』。
なるほど。ワニの口っぽいですね。
で、この後もこんな感じの岩が続きますが、単調なので割愛しますw
詳細は『巨石街道 越生』でググってみて下さいませ!
しばらく進むと林道標識が現れました。
林道梅本線の起点です。
座標 : 35°57'15.4"N 139°13'56.4"E
林道標識のすぐ先に『岩下』の看板があります。
巨石街道はこの岩下で終了となります。
看板のある大岩の脇には未舗装路が伸びておりました。
恐らく旧道かと思われます。
次に出て来たのはこちら。
何やらご立派な石碑が立ってますね。
『龍ヶ谷のヤマザクラ』とあります。
山道を300m程進むと到着する様ですね。
よっぽど寄って行こうと悩みましたが、咲いてなかったら悲しいのでスルーすることに(´・ω・`)
林道への分岐がありました。
座標 : 35°57'18.4"N 139°13'24.8"E
林道梅本支線とあります。
この林道は障子岩にも通じております。
障子岩はクライミングスポットの様ですね。
寄って行こうと思ったのですが、写真を撮っているとトラックが中に入って行きました。
林道の内部からは人の声も聞こえて来たので、何か作業中なのかもしれません。
お邪魔なのも気がひけるので、深入りするのは止めておきました。
林道の内部が気になる方は696さんのブログを参照されたし。
お次は、、、ん?何だろう??
断層キターーー!ヽ(・∀・)ノ
『比羅の断層破砕帯』とされたこの場所。
破砕帯と聞くと、真っ先に思いつくのが黒部ダムの破砕帯でしょうか。
黒部ダム建設当時、破砕帯の影響で工事が大幅に遅れたという話しは、ご存知の方は多いと思います。
壁面を見ると、チャートを含んだ断層をしっかり見る事が出来ます。
ブラタモリを観始めてから、断層面って気になっちゃうんですよね( ´ ▽ ` )
その成り立ちを考えると胸熱ですよ。
ひらけた場所があり、道標が立ってました。
ふむ、あじさい山公園へ続いている様ですね。
公園へ続く小道のすぐ脇が、一段丘になってました。
おぉ、いい感じに展望が広がってました!
丘の奥には記念植樹でしょうか。
しだれ桜の様ですね。
野末張見晴台(のすばりみはらしだい)に到着!
車2〜3台くらい停められそうな、小さな駐車スペースがありました。
駐車場の奥に何やら登山道っぽい道がありました。
縦走路でしょうかね。
展望台の階段を登ってみましょう。
展望台の看板と、その向こうには絶景!
ヤッホー!ヽ(・∀・)ノ
時間的に午後でカスミが出てしまっておリますが、
晴れていれば日光白根山や谷川岳、赤城山が見られるそうです。
展望台はけっこう広々としていて、ベンチもしっかり設けられておりました。
それ程混み合う事はないでしょうし、ランチスポットとしても良いのではないでしょうか。
展望台を後にして、分岐迄やって来ました。
座標 : 35°57'08.0"N 139°12'58.5"E
林道梅本線の終点標識があります。
おや?
足元を見てみると、『ギャラリィ&カフェ 山猫軒』の看板がありました。
帰宅後に調べて見たところ、梅本線を降り、龍隠寺から更に先に山猫軒がある様です。
分岐からグリーンラインへ。
冬に積もった雪は、すっかり溶けておりました。
ここを走るのって、実はものすごく久しぶり。。。
お前さん、ホントに埼玉ライダーかよ?って感じw
刈場坂峠に到着。
相変わらず人気の峠ですね!
バンの移動カフェがあります。
お店の名前は『ルートスリー』との事。
ベンチやテーブルもちゃんとあります。
ホットコーヒーと、生クルミを頂きました。
この生クルミはポイント高いですねぇ。
自分はナッツの素揚げ(味付けをしていないもの)を良く食べるのですが、
こちらは揚げてすらいない、全くの素の状態!
オーナーさん曰く、自宅の庭で採れたクルミなのだとか。
お味の方ですが、素朴なクルミの風味と食感がとても良い感じでした(・∀・)
テーブルの上には、精巧に作られたバイクの置物がありました。
まさか手作りじゃないよね??
コーヒー飲んだ後はブラブラして帰宅。
のんびりとした春先のツーリングを楽しめました(´ー`)
さて、いよいよ桜の開花が近づいてきましたね。
桜の名所は混み合うので、バイク乗りっぽく穴場ツーにでも行こうかな?