2019年4月14日
4月14日。
この週末は奥多摩駅前でおくたマルシェが開催されました。
旨いクラフトビールが飲めるイベントってことで、周辺の散策含めて出向いて来ました。
ホリデー快速で奥多摩駅へ。
駅がリニューアルオープンとの事で、とても綺麗になってましたね。
天気は若干怪しいですが、飲む前に付近を散策と行きましょう。
まずはこちら。
奥多摩工業の氷川工場周辺をぶらついてみたいと思います。
駅を出て奥多摩駅入口交差点へ。
ここを左折します。
狭い坂を登っていく。
青梅線の踏切を渡ります。
その先の分岐を左へ。
消防団の脇の坂を登ります。
次の分岐も左へ。
小学校のプールの脇を直進します。
やがて工場にたどり着きます。
左に降りて行く道は工場の私有地ですので侵入は禁止です。
右の道は公道ですので、こちらへ進みます。
さあて、こっからは工場マニア必見!
好きな人にはたまらない、氷川工場をたっぷり堪能するとしましょう!!
本当に公道なのか??
いかにも私道っぽいんだけど!?
って感じの道を通ります。
見てくれよ、このゴチャゴチャ感!
ニヤニヤが止まらないんだが!(・∀・)
正直言って、ここで酒飲みたい気分だわ。
建物群を抜けると、山道が続いてました。
この先の集落へ抜けられる様です。
行ってみましょう!
トロッコがありました。
これは現役なのでしょうか?
リボンが付いてますね。
林業か、もしくは鉱山関係者用でしょう。
でもって、氷川工場の真の魅力、ハイライトシーンは、この先にある!
それは・・・
氷川鉱山曳索鉄道氷川線のトロッコだ!!
そう、このトロッコ、無人の動力で黙々と動き続けるんですよね。
残念ながらこの日は週末なので停止した状態でしたが、
youtubeでその動きの様子を見る事が出来ます。
トロッコ好きにはたまらない光景と言えるでしょう!ヽ(・∀・)ノ
鉄道の高架を横から撮影。
こういうのホント好き(*´ω`*)
ん!?
なんだ、あれは!?
オフロードバイクじゃないか! (;゚Д゚)
なんでこんなところにあるんだ!?
なんとなく放置臭のする車体なんだけど、いつからこうしてあるのだろう?
詮索するのも怖いので、とりあえずスルーしますか。。。
山道はしばらく続くのだけど、地元の人だってここ通らないんじゃない?
やがて、集落が現れました。
民家の前を通って。。。
県道(いや町道かな?)に出ました。
さて、どうしよう?
来た道を戻ってもいいのだけど、地図を見るとこの舗装路を下っても駅前に行ける様だ。
今日はピークハントが目的じゃないので、特に急ぐ事はない。
ここを下ってみる事にしましょう!
舗装路を適当に下ってゆく。
分岐の傍には、『林道安寺沢線』の案内板。
それと本仁田山/奥多摩駅方面への道標。
めおとばしを渡る。
眼下には管理釣り場。
丁度放流の時期だろうか?
釣り場の対岸には工場群が見えます。
駅前に戻って来ました。
既におくたマルシェの会場は人でいっぱいの様です。
駅前にある、氷川渓谷遊歩道入口を下ります。
この辺りはまだ桜が結構残ってました。
渓谷へ降りて、右手に進みます。
おぉっ、見えて来たぞぉ!
そうなのだ。
氷川渓谷から工場群を見上げることが出来るんですよねぇヽ(・∀・)ノ
あぁ、なんて美しいのでしょう (*´ω`*)
氷川工場、堪能させて頂きました。
ちなみに、時間のある人は平日の夕暮れ時に行くと良いと思います。
工場群の夜景も素晴らしいと評判なんですよね!
※
ここで、ご留意頂きたい点があります。
工場群はあくまでも生産業務の施設であり、観光施設ではありません。
良く騒がれている、インスタ映えを狙って施設内へ侵入したり、
道路への無理な駐車等は行なわない様、十分に注意して下さい。
好きだからと言って、何でも許される訳ではありません。
好きだからこそ尊重し、周辺への配慮を忘れない。
それこそが、趣味の在り方ではないかと思います。
駅前のマルシェ会場へ。
ちょっと甘いものでも食べようかな。
おっと、これは美味そうだ!
焼きたてのメロンパンか!
抹茶クリームのメロンパンを注文しました。
パン自体はサクサク生地で、クリームと相性抜群で美味しかった!
さて、次は愛宕神社(愛宕山)に行ってみる事にしましょう。
ビジターセンターを通過して昭和橋を渡ります。
間も無く、愛宕山入口へ到着。
登山口の階段を見てみると。。。
リスの石像と、、、
(・ω・)??
なんだこの不思議な石像は!?
像の下には『想』と記されてました。
どういった謂れがあるのでしょうか?
では、愛宕神社へ向かいましょう!
神社は愛宕山の山頂にあり、それまでは登山道を通って行きます。
距離や標高は大したものではなく、気軽に登る事が出来ます。
む?
こちらはテンナンショウの仲間でしょうか?
有毒の植物ですね。
分岐道標です。
左奥が愛宕山・鋸山方面、
左手前が海沢方面、
右が鋸山林道とあります。
丸太階段を登り、愛宕山方面へ向かいます。
唐突にだだっ広い空間に出ました。
ふれあい広場と言うそうです。
ベンチやテーブルが配置されていますね。
森林浴をしながらのランチとかに良さそう(・∀・)
ここにもまた、不思議な像が、、、
あなた何なのさ??
鋸山・大岳山方面へ向かいます。
でもって、行程のハイライト、急勾配の石段が現れた!
山と高原地図によると、187段あるらしい。
上から見下ろして見たところ。
転倒したらヤバそうな斜度だ(;´Д`)
石段から再び山道を進んでいくと、やがて五重の塔が見えて来ます。
平場に出ました。
こちらの五重の塔は、戦没者の慰霊塔として建立された様です。
こちらは平和の鐘。
塔の裏手にはベンチ付きのちょっとした展望台になってました。
展望台から見えるのは三ノ木戸山(さぬきどやま)かな?
平場のすぐ上には愛宕神社が見えます。
愛宕神社に到着。
ここが愛宕山の山頂となります。
標高は507mなり。
愛宕神社のご祭神は火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)で、防災の神様との事です。
社殿の両脇に控える狛犬の獅子。
縄が括り付けられているのが特徴的ですね。
山頂から反対側にも登山道が続いてます。
こちらに下って行くと、登計峠(とけとうげ)に出る様です。
そこまで行ってみましょう!
下る途中の岩の向こうに、ひっそりと社がありました。
子安神社の様ですね。
やがて鳥居が見えて来ました。
鳥居両脇の狛犬。
おぉ、、、口の中が赤く塗られている!!
こちらの吽形の閉じた口もしっかり赤くなっていますね。
なんだかグッと引き立ちますねぇ(・∀・)
登計峠に到着。
峠から鳥居を見返す。
峠の道標を見てみましょう。
予定では、ここから来た道を引き返すつもりでいました。
ですが、道標を見ると、どうやら右側の道を下っても駅に戻れる様ですね。
こちらの左手が鋸山方面、
右手が登計集落経由の奥多摩駅方面。
時間があるので、集落経由で戻ってみるとしましょうかね。
本日はおくたマルシェで飲む事以外、ざっくりとしか行程を立ててないんですよねw
峠から先は舗装路となります。
峠に車が停めてあったので、恐らく鋸山への登山口として利用されているのでしょうね。
おっと、クサソテツ(コゴミ)発見!
集落へ続く道に沢山生えてました。
あ〜、タッパかジップロック持って来ればよかったぜ!
集落を眺める。
登計と書いてとけと読むのって、珍しい読み方じゃない?
国道411号線に出ました。
目の前は奥多摩消防署です。
分岐入口の道標。
ふむ、登計トレイルと呼ばれているみたいですね。
駅へ戻る途中で奥氷川神社に立ち寄りしてみる。
特に興味の轢かれるものは無し。。。
でもって、駅に行こうと思っていたのですが、ふと神社の脇を見ると渓谷道を見つけた。
ちょいと行ってみる?
『日原川起点』の案内板。
氷川小橋を渡る。
渓谷道を進む。
トロッコ軌道を潜る。
個人的に萌えポイント(・∀・)
登計橋を渡る。
渡った先に左右の分岐。
案内板を見ると、右の道は先程の消防署付近に出る様です。
ここは左に行ってみましょう。
整備された道で歩き易いです。
奥多摩ってホントいいところですね(´ー`)
立派なモミの原生林だ。
馬頭観音だ。
山岳地帯では良く見かけますが、仏教本来の由来とはちょっと意味合いが違うよね?
日本独自に広まった信仰の解釈でしょうか。
おっ、終点が見えて来たかな?
んん・・・!?
あれはひょっとして!!?
やっぱり!!
愛宕山登山口に戻って来たんだ!!
なるほど〜、ぐるっと一周してきた訳か。
程良い感じのハイキングが出来たかな。
と言う事で、駅前マルシェ会場に到着!
アラビアン・ライムエールと、マッシュルームのベーコン巻きを頂く!!
こちらの出店は、飯能市にあるCARVAAN(カールヴァーン)というお店の様です。
お味の方は、文句なしの絶品!!
これだからクラフトビールは好きなんだよね。
まぁ、、、
お値段張るから滅多に飲みませんが(´・∀・`)
さて、
この後バテレに寄って更に飲もうと思っていたのだけど、ついに雨がパラついて来やがった!
さすがに雨では楽しめないって事で、ササっと帰路へつきました。
今回はのんびり系の散策でしたが、たまにはこういうのもいいもんだね。
次はガッツリ山歩きをしたいなぁ。
何処に行こうかな(´ー`)