埼玉・西沢の大カツラ探訪 の続き

8月3日。
夏真っ盛りの中津川を訪れました。
前回のレポートでは、西沢の大カツラを散策した私とナノレカワさん
今回はもう一つの目的地、立体交差の先となる奥秩父林道へ向かいます!

金蔵沢から、一旦、三国峠までやって来ました。

6月の三国峠は人多過ぎでロクに停車出来なかったけど、この日は通行量が少なかった。
せっかくなので切り通しで一枚( ´ ▽ ` )ノ

ナノレカワさんと合流して小休止。

この時の三国峠は、まあまあの天気。
このまま持ちこたえてくれることを祈りたい。

さて、それでは、立体交差へ戻るとしましょうかね!

すると、ナノレカワさんが峠の看板で写真を撮ろうとして切り返した。
せっかくなので並ぼうかなって思ったのだけど、切り返すのがメンドくさくて止めた(´・∀・`)
めっさいい加減な写真w





んん・・・・??

ちょっと待て、、、


なんだ、、、この構図・・・・



赤と白のオフロードバイク2台が、、、


クロスしている!?


この構図、どこかで見たことがあるぞ!?




そう、、、そうだ!!




あれだ!

あれじゃないか!!!?



そう、これだ!!!







なんてね!(・∀・)



という事で、立体交差へやって来ましたよ。

なんだかマスツーの人達が沢山集まってた。
さすが中津川だねぇ〜。

さぁて、それでは奥秩父林道、入らせてもらいますよぉ〜!ヽ(・∀・)ノ

立体交差の上へ。

ん〜、ようやくこの時が来たかって感じ(´ー`)

奥秩父林道のGPSログです。
画面上部の緑のマーカーからスタートして、画面右下の赤いマーカーが最終地点。
画面の一番下に十文字小屋のマーカーが見えるのがポイント。
これについては後ほど説明します。

穏やかに伸びる林道。
一般車が通行しない事もあってか、路面状態は極めて綺麗。

路肩に広がる苔の絨毯。
期待感が高まるぞ!

こういった草の多い路面を見てると、いかにも人や車が立ち入ってませんって感じるよね。

天気は徐々に曇りがちになってきた。
しかし、木々の途切れる場所に出ると流石に暑い!

ふと足元を見ると、動物の足跡が見える。
これは鹿だろうか。

眼下に見える堰堤。

ややっ!
あれに見えるは!!

山側が堰堤となっており、路面が洗い越しの形になった場所に出た。
しかし、水は流れてはいない様だ。

奥の堰堤を眺めてみる。
コンクリートの斜面がボロボロに崩れてしまっている。

近づいて見てみよう。
なんてデカい陥没なんだ!
穴のある箇所のコンクリはどこかに流されてしまったのだろうか!?

落ち着いた道が続く。
緩やかに標高を上げて行く。

おぉっ!
苔に覆い尽くされた倒木だ!
しかも、この苔、、、

もっふもふじゃないかぁ!?

どれくらいもふもふなのかと言うと、、、

これくらいもふもふなのだ!ヽ(・∀・)ノ

しかしまぁ、見てくれよこの美しく伸びる林道を!!
歩いていて、何度も何度も感動を口にしてしまったよ(´ー`)

路面に大きな水たまりがあった。
よく見ると、オタマジャクシが泳いでいるじゃないか!
と言うことは、しばらく干上がらない状態が続いているってことかね。
水が浸透しにくい地質なのだろうか?

おっ、見て見て!
足の生えた子もいるぞ!(・∀・)
ちょっと失敬してすくい上げてみよう!

すくい上げてみた。
すると、尻尾をバタバタさせるのではなく、小さな足で手のひらをピョンピョン動き回ってきた!
ほえ〜、こんなに小さくても、既に足が機能してるんだねぇ!(・∀・)
ちょっと感動してしまったよ!

写真を撮ったら、すぐに水たまりに戻した。
邪魔してごめんね!

木々の覆い繁る隙間から、小さく木漏れ日が落ちる箇所があった。
これもまた、美しい光景だねぇ〜。

所々に、路肩が崩落した箇所があった。
植生の状態からして、相当前からこの状態だったのだろうね。

むむっ!!
あれを見て!!
綺麗に苔に覆われたコンクリの法面があるぞ!!!

お、、、

おおおおおぉぉぉっ!!


なんだこの、もふもふしてそうな苔さんは!?

ほえぇ〜〜〜!!!

こいつは一級品のもふり具合じゃあないかヽ(゚∀゚)ノ


自分がこれまで出会って来た苔ポイントの中でも、最大級のもふもふ感だ!!


これを、、、



これを、もっと肌で感じたい!!



だから・・・・・





もっふり(*´ω`*)


まさに、至上の喜びである。



ひとしきり悦に浸った後、先を進む。
するとひらけた場所に出ました。

水源かん養保安林の杭が建てられていた。
ここも水源管理用の区域なのだろう。
水源かん養保安林って、樹木の伐採については規制が緩いらしいのだけど、
願わくば、伐採せずに自然のままを残して欲しいと願いたいものです。

土砂崩れの補修箇所があった。
一応、管理の手は入っているということなのだろうか。

この補修箇所を見上げてみた。

ひょ〜、これはまた相当上から崩落が続いているみたいですねぇ!
見事なまでの削られっぷりだ!

おっ、崩れた橋があった!

崩落した橋に代わって、路面が設けられている様ですね。

実は林道のずっと奥の辺りに、十文字峠へ続く登山道の分岐があるらしいのだ。
そういった需要も含めて、補修が行われているって感じなのだろうか。
もっとも、奥秩父林道を経由して十文字峠に行く人って、ほぼ居ないんじゃないかな。

うっひょおぉぉぉぉ!!
またこれかよ!!!

なんだこの道!
まるで苔天国じゃあないか!ヽ(゚∀゚)ノ

正直言ってたまんないぞ、奥秩父林道!!


もっふり(*´ω`*)


なんて美しいのだろう!
思わず、ここに住民票移してしまいそうだ!!!
(いや、無理だって!w)

標高を上げるにつれ、雲行きが大分怪しくなって来やがった!
今にも降って来そう。。。

っと思っていると、、、

ついに雨が降り出して来た!!ヽ(;´Д`)ノ

ひょえ〜、
せっかくルンルン気分だってのに、やめてくれよぉ〜

むむっ、
この巨大な岩壁はナノレカワさんの過去レポートで見た記憶があるぞ!!
ナノレカワさんも、「この向こうですよ!」と叫んだ!!

よおし、後少しだぁ!!

おおお。。。


ついに、、、、



ついに来たか!!



奥秩父林道のハイライト、、、




白岩谷展望台だ!!


と言っても、そんな名称の展望台は無いけどねw

後でナノレカワさんのレポートで知ったのだけど、ここは白岩谷と言うらしい。
そこを望むこの岩場は、まさに展望台と言った趣の場所だと思う。


ドーーーーンッ!!

っと、、、
すごい絶景なのだけど、残念なことに、その景観は厚い雲の中(;´Д`)

晴れていれば本当に素晴らしい景色なんだよね。
詳細はナノレカワさんのレポートを見ておくれよ!

こんな誰も近寄らない様な林道の奥地に、こんな絶景があるだなんて。

ナノレカワさんに一枚撮ってもらいました!ヽ(・∀・)ノ

これがやりたかったのよ!
無事に目的が達成されたぜ!!

では、ここでラーメンを!といきたいところなのだが、、、
先ほども書いた通り、既に雨が降ってるんだよね(´・ω・`)

でもって、
この展望台より幾分奥に進むと、先ほど書いた十文字峠への道標があるらしいんだよね。
もし時間に余裕があるのならば、その場所まで行って見たかった。
しかし、雨が降っている状態で、これ以上奥に進むのは得策じゃない。
少々心残りではあるけど、一番の目標は達成出来た訳なので、潔く引き上げるとしましょう。

しかし、見ておくれよ、奥に続くこの道を!
物凄く美しいと言ってしまうのは、大げさだろうか?

道だけじゃない。

植生や岩肌、、、
景色の構成要素全てが美しいのだ。

白岩谷の様子です( ´ ▽ ` )ノ

後ろ髪を引かれる思いで、この場所を後にする。

ここには、いずれまた戻って来よう!

そう心に誓った。

ナノレカワさんもやはり、心残りだったのだろうか?
下山の途中でしゃがみこんで、無念気にうなだれてしまった。

えっ、違うって??

あらら、、、!

なんだよぉ!
下るにつれて、陽の光が差し込む様になって来たじゃないか!

そして振り返ると、、、
ご覧の通り上は厚い雲の中。。。

やはり、雨は山頂の方だけだったのかい(´・ω・`)
まぁ仕方ないよね、時期も時期だしさ。

先ほどのもっふりポイントに戻って来たぞ。
見れば見るほど、見事な苔むしっぷりじゃないですかねぇ。
黄緑色に覆われた法面が素敵過ぎる。

正直言って本当に美しいよ、奥秩父林道。
ここまで素晴らしい景色が見れるなんて思ってなかった。
つきあってくれたナノレカワさんには感謝しかない。

おやっ、まといリスさん発見!
こんなところにも居たのね。

滅多に人が訪れないであろうに、見守りありがとう!

まといリスにぞっこんLOVEなナノレカワさん。
しばしの間、看板の前から動こうとしなかった。

苔をもふってる私も私だが、ナノレカワさんもナノレカワさんだよね、ホントw

てな感じで、立体交差迄戻って来たよ。
既に雨は止んでいるので、ここの路肩で飯としましょうかね。

最近マイブームの山の棒ラーメンを茹でて食す。
茹で時間は3分なので、カップ麺と時間的コストは余り変わらないんだよね。

眼下では、オフ車の一団が休憩中だった。
よもや立体交差の上でラーメン食ってる奴が居るとは思うまいw

橋の上から中津川林道を見下ろす。
なんだか、新鮮な感じじゃない?(・∀・)

ラーメンを食い終わる頃には、ここでも雨が降り始めて来た!
しかも、割と本気モードの降り方!!(;´Д`)

さすがにやばいってんで、レインウェアを着込んで早々に引き上げることにした。

森林科学館に戻って来る頃にはすっかり雨は止み、路面はドライに。
ホント、山の天気は難しいよね。

ナノレカワさんとは、ここで解散となりました。
予定してた目的はこなせたし、想像以上に満足度の高い1日でした。
また、どこかでお会いしましょう!( ´ ▽ ` )ノ