2023年6月25日
梅雨ですなぁ(´・∀・`)
一年で一番嫌な季節。
そんな6月25日。
夕方から雨予報だが日中は晴れ間有り!
とりあえず走りに出てみましょうか。
って事で、今回は群馬の万沢林道と秋鹿林道を走って来ました。
オフ車に乗り始めてから約10年経つのだけど、今迄一度も万沢林道を走った事が無いんだよねぇ。
興味はあったものの、なかなかいざ行くかって気分にならず(´・∀・`)
この日は気持ちが万沢に向いたのでようやく出向いて来ました。
では出発〜!
まずは秋鹿林道みなかみ側の起点に到着!
場所 : 群馬県利根郡みなかみ町入須川
標識には村道 大影・秋鹿線となってますね。。。
ウェブで検索かけてみると、
村道 大影・秋鹿線
秋鹿林道
秋鹿大影林道
等、表記が統一されていない様です。
恐らくどれも間違いって訳ではなさそう?
とりあえずこちらでは秋鹿林道とさせて頂こうと思います。
標識を過ぎると間もなくダートへ。
この辺りは路面が安定してますが、水溜りやガレてる箇所も散見されました。
沢沿いの明るい雰囲気が実に私好み(・∀・)
ナノレカワさんのレポートでは紅葉期も良さそうなんだよね。
路面の荒れた箇所はあるものの、極端な洗掘は無いので難易度は高くないかな。
余談ですが、すぐ脇を流れる川は須川川(すかわがわ)という名称らしい。
須川(すかわ)が地域名なので、川の字が並ぶ珍しい名称ですね(・∀・)
川手山登山口に到着。
ここは開けていて10台位なら車が停められそうです。
立派な東屋。
ラーツーに良さそうですね(・∀・)
こちらはトイレです。
和式のボットン便所ですが、手洗い用の水はしっかり出ました。
トイレットペーパーは持参必須かと。
余談だけど
私はツーリングでも登山でも、携帯用トイレットペーパーをバッグに入れてあります。
備えあれば憂いなし!(`・ω・´)
もっと本格的にするなら、非常用にジップロック大とか持っておくのもいいのかもだけど。
吉田勝次さんみたいにねw
川手山の案内板です。
川手山には石窟群や石像、そしてヒカリゴケの自生地があります。
・・・と、この案内板を見て、ふと気になった事がある!
写真下の川の名称を見て頂きたい。
そう、入須川川となっているじゃん!
あれ??
前述しましたが、この川の名称は須川川のはずでは!?
これはどういう事でしょうか?
うーん、、、
一旦Googleマップを見てみましょうか。
こちらが入須川地区だ。
これを見ると、今いる場所(地図上の入須川ヒカリゴケ自生地の辺り)は確かに入須川に含まれています。
同様に、川も入須川を通っていますね。
んで、こちらが須川地区だ。
須川の右上に赤谷湖があり、川が流れているけどこちらは赤谷川だ。
また、須川地域内にも小さな川がある様だけど、須川川とは接続されてはいません。
つまり、両地図を見比べてみると、須川川の名称は入須川川が正な気がしますね。
ところが、
川の名称については、Googleマップ及び国土地理院共に須川川となっているんだよね。
入須川川の呼称は現地の案内板だけっぽい?
さてさて、正解はどちらなのでしょうか?
えっ、そんなこまけー事いちいち気にするなって?
えぇまぁ、どうでもいいっちゃどうでもいいんすけどねぇ〜。
こういうちょっと気になった事をメモっておいてさ、
帰宅後にちょちょっと調べたりするってのも、
旅の面白さの一つなんじゃあないかい(・∀・)
気が向いたらそのうち現地の市政にでも問い合わせてみようかな。
なんか解ったら、しれっと追記しておきます(´ー`)
まぁ、恐らく
「ここは入須川だから、そこを通る川は入須川川だろうと思って案内板に書きました!」
ってのがオチだとは思うけどね(´・∀・`)
話が脱線しました。
レポート続けます。
さて、川手山への道標があります。
実は今日、この川手山に登りに来たのだ!
個人的にささる要素が多いので前々から気になってたんだよね。
それでは、登山装備を整えて、いざ川手山へ入山!
しませんでした(´・∀・`)
そう、結果から言うと登らなかった!
顛末を言うとですね。。。
広場で準備をしていた際、居合わせた軽トラのおっちゃん達と軽く話しをしました。
その際に「これからヒカリゴケを見に行って来ます」と伝えると、
周辺の状況について詳しく教えてくれたのだ。
どうやら地元の人達の様で、SNSには記載されていない事柄も色々と知る事が出来た。
気になったポイントを掻い摘んで書くと、
川手山一帯はヒルの巣窟になっている
今現在、ヒカリゴケは僅かで、且つ仕切りに囲われており、見ても肩透かしを喰らうだろう
の2点だ。
うはっ!
熊と蚊の対策は準備して来ているのだけど、ヒル対策は持ってこなかったぜ!
何故かと言えば、ヒル出没の情報はウェブで得られていなかったからだ。
もっと言ってしまうと、この川手山は超マイナーな山域!
ヤマップとヤマレコにも行程記録の登録件数は0件!
国土地理院の地図には名称すら記載されていない!
ほぼ地元民くらいしか知られていない様な山域だ!
加えて言ってしまえば、登山口はガレガレのダートの中!
四駆持ってない登山者はそうそう来ないわな(´・∀・`)
一応、行った人のブログが数件あったものの、ヒルについて明言されてはいなかった。
おっちゃんが言うには、もし登るのなら、ヒルの活動しない10月〜4月頃にするべきで、
今の時期であれば、下山する頃には血だらけになる可能性が高いとの事(;´Д`)
実際、この時居合わせたおっちゃんの一人が今まさにヒルに食われたところだと言う。
さて、、、
その話しを聞いた上で登りますか?と問われたら、、、
まぁ、登らんわな(´・∀・`)
必ずしも確定で食われるって訳ではないだろうけど、今そのリスクは負いたくないなぁ。
せめてヒルスプレーくらいは用意していないと(自宅にはある)、心許ないところです。
と言う事で、川手山へ向かうのは諦めた次第であります。
いやしかし、、、
もしおっちゃん達に出会っていなかったら、ヒルの餌食になっていた可能性が高かった訳か。
それを考えると、この一期一会に感謝したいと思います。
もし川手山に向かう方が居る様でしたら、ヒルには十分ご留意下さい。
また、
前述した様な山域なので、川手山の山中で人と出会うことはほぼ無いと思われます。
しっかりクマ対策もして来た方が良いでしょう。
昨今、クマ被害の報道も多いですからねぇ。。。
ではでは、改めてツーリング再開としましょう。
霧峠にやって来ました。
消えかけた霧峠の標識があります。
この峠は十字路となっていて、赤沢林道が交差してます。
ただし、赤沢林道はゲートクローズで車両は通行出来ません。
ハイカーさんのブログで赤沢林道の様子が書かれているのを見かけました。
私もいつか歩いてみようかな?
峠から降りに転じます。
こちら側の方が路面が安定してる印象。
しかし美しいぜ(*´ω`*)
もっとライダーが多いのかと思っていたけど、意外にも2〜3台程度しかスレ違わなかった。
おかげでのんびりと景色を楽しめたよ。
やがて舗装となって四万側の林道起点に到着。
場所 : 群馬県吾妻郡中之条町四万
こちらの名称は秋鹿林道ですね。
Googleマップやジオグラフィカでも秋鹿林道となってます。
これが一番一般的な呼称なのかな?
さて、、、
川手山ハイクで2時間程度見積もっていたので、時間に余裕が出来てしまった。
どーすっかなぁと考えて、四万川ダムに立ち寄る事にしました。
四万川ダムは重力式コンクリートダムで、堤高は89.5mです。
残念ながら休日のダムカードの配布は行っていないらしい。
希望する方はアンケートを書いて切手を貼って返信用封筒を送ってくれとの事。。。
欲しいっちゃ欲しいけど、やめた(´・∀・`)
ダムカードを模したフレームがあったので、とりあえず撮っておいた(・∀・)
天端を歩いてみる。
観光客は多かったですね。
そしてこれも見たかった!
四万ブルーだ!!ヽ(・∀・)ノ
ダム湖の奥四万湖はコバルトブルーの水面で有名なんだよね。
今日来る予定はなかったのだけど、川手山ロスを埋めるのに十分満足だわ(・∀・)
川手山の下山後に秋鹿林道の東屋で食べるつもりだったけど、ダムの展望台で飯にします。
んがしかし!!
この展望台、アブのとんでもない大群が飛び交っている!
いや〜、これには参ったねぇ。。。
のんびりしようと思ってたけど、速攻食って出発したわ(´・∀・`)
1匹くらいアブ食ったかもしれんぞ。。。
お次にやって来たのはもちろん、万沢林道だ!
場所 : 群馬県吾妻郡中之条町四万
ようやく来たか〜って感じ(・∀・)
ワクワクですな!
ところで、標識を見ると万沢(新湯)林道とありますね。
これは正式名称なのだろうか?
ともかく、出発!
起点から間もなくダートへ。
新湯川(しんゆがわ)を脇に眺めつつ走ります。
なかなかイイ雰囲気の沢ですな(・∀・)
ここでラーメン食いたい!
プチ崩落箇所があった。
四輪でも大丈夫そう?
おっ、イイ感じの滝を発見!(・∀・)
無名の滝の様だけど、こういうの見つけるとついつい写真撮っちゃうんだよね。
滝の様子です( ´ ▽ ` )ノ
やっぱシダ好きだな(*´ω`*)
見てるだけでテンション上がるわ。
基本フラットだけど、去年撒かれた砕石が鬱陶しい。。。
砕石区間はとにかく気を使います。
やっちまった(;´Д`)
登りカーブの砕石区間で大きめの浮石に乗り上げてしまい、バランス崩してしまった。。。
幸いにしてダメージはクラッチレバーが曲がった程度で済みました。
もう砕石嫌過ぎだろ(´・ω・`)
おっ、ここは!
去年SNS界隈で悪評を轟かせた砕石の切り通しだ!
今年はアスファルトで部分的に舗装されていた!
恐らく現地の行政に悪評が届いて対処されたんだろうねぇ。
と言うかさ、、、
何故に砕石を撒いて対処しようとしたのだろう??
不評食らうの目に見えてたと思うのだけどねぇ。。。
まぁもちろん、砕石にしろアスファルトにしろ、
こうやってちゃんとメンテナンスしてくれているのは有り難い事だよね。
一般道ではないにしろ、万沢林道も観光の一翼を担う存在だとは思うので。
ええ、ちゃんと現地でお金落としましたとも(´ー`)
切り通しを抜けて一旦ダートを挟んでから舗装区間へ。
この舗装区間も木々の植生がとても美しい(*´ω`*)
緩やかなカーブと、それを囲む白樺の木立。
何度も停車してはシャッターを押してしまう。
再びダートに入ります。
路面は落ち着いて走り易いですね。
再び舗装区間へ。
ふと目についたものがあったので停車。
おぉっ、これはスリットダムか!?
かなり簡素な作りなのだけど、これはこれで味がありますな(・∀・)
そのすぐ隣の沢にも同じ形状のスリットダムがありました。
良く見てみると、流木が堰き止められているのが分かった!
規模は小さいけれど、しっかりと仕事してますな(・∀・)
幾分か進むと、岩清水の小さな滝を見つけた!
これもなかなかに綺麗な景観じゃあないかい(・∀・)
クオリティ高いぞ万沢林道!
岩清水の様子です( ´ ▽ ` )ノ
白砂川大橋まで降りて来ました。
白砂川(しらすながわ)の景観もまた美しい(*´ω`*)
川に降りられるポイントはあるのだろうか?
さてさて、万沢林道のハイライトへやって来ましたよ!
まずは林道起工碑にご挨拶。
そして万沢ストレート!!
これが見たかったんだよーヽ(・∀・)ノ
秋鹿でも感じたけど、万沢も思っていた程人居なかったですねぇ。
有名な万沢ストレートも誰も居ない!
おかげでこの場で10分くらい写真撮りまくってやったわ(・∀・)
万沢林道の入山側起点に到着。
場所 : 群馬県吾妻郡中之条町入山
林道標識を見てみると、気になった事がある。
万沢(相倉山)林道起点とありますね。
先程の新湯側にあった万沢(新湯)林道とは、どこかの境界で切り替わったのだろうか?
ちょいと気になったので軽く検索かけてみたところ、面白い記述を見つけました。
レポート前半に出て来た秋鹿林道と交差する赤沢林道だけど、
この赤沢林道の林道碑には万沢(赤沢)林道と記述されているらしいのだ。
また、それ以外にも、万沢林道稲包線というのもあるらしい。
つまり、万沢の呼称ってのは周辺の林道の総称みたいなものなのだろうか??
では、そもそも万沢という名称はどこから採られたものなのだろう?
また何れかの機会に調べてみようかな。
グイッと移動して道の駅 八ッ場ふるさと館にやって来ました。
目的はこいつ、八ッ場ダムカレーパンだ!
ダムカレーをパンで表現した商品って珍しいよね(・∀・)
お店で温めてもらえました。
美味しかったけど、個人的にはもう少し辛くても良かったかなぁ?
まぁ、ダムカレーの多くは甘口だからねぇ。
一般的にはこの辛さが丁度良いのかもね。
不動大橋の上から八ッ場あがつま湖を眺める。
ここは2018年にも訪れているのだけど、
その時は造成中だったんだよね。
満水になった姿を見たのは今回が初めてです。
せっかくならダムまで足を伸ばそうかとも思ったのだけど、17時を過ぎたのでここでお開きとしましょう。
雨予報もあるしね。
帰路は関越自動車道の渋川伊香保ICから所沢へ。
行き帰り共に渋滞をうまく避けられました(・∀・)
今回は念願の万沢を走れたのが良かったけど、やっぱ川手山は残念だったかなぁ。。。
また機会があれば登ってみようかな。
まぁ、当分はいいか(´・∀・`)