2024年1月27日
2024年、早くもひと月が過ぎてしまいましたねぇ。
年始早々に私事で色々ありまして、バイクに乗る気分にもなれない日が続いておりました。
1月下旬になって少し気持ちが落ち着いて来た事もあり、気分転換に山歩きでもするか!と。
病は気からという言葉通り、落ち込んでばかりだとロクな事がなさそうだと痛感w
さて、どこに行こうか?
時期的な事を考慮して、奥武蔵の低山をチョイス。
日高市の日和田山(ひわださん)を目的地に、周辺を縦走する行程を組みました。
1月27日当日、天気は快晴!
のんびり山歩きに出発!ヽ(・∀・)ノ
9:25
鎌北湖に到着!
気温は6度で、かなり冷え込んでます。
少し前に降雪があって、その翌日は鎌北湖周辺でも路面凍結したらしい。
なので、慎重に路面を確認しながらやって来ました。
幸いこの日はドライで助かりましたね。
雲一つ無い青空!
早朝の寒い中、釣り人達が糸を垂らしてました。
今回のルートです。
鎌北湖を起点として、
北向地蔵
物見山
高指山
日和田山
宿谷の滝
鎌北湖
と言った行程です。
短くもなく長くもない、程良いボリューム感ですね(´ー`)
にしても、、、
今回GPSの状態がよろしくなかったのか、ログが乱れてしまったのはご愛嬌で(´・∀・`)
9:35
登山開始!
駐車場を出発してレイクビューホステル脇の砂利道に入ります。
こちらの自然歩道入口から北向地蔵を目指します。
地面の水たまりは至る所で氷が張ってました。
樹林帯を歩きます。
左側には小さな沢が流れてました。
この辺りは正直、陰鬱とした雰囲気もあって余り好きではないですね(´・∀・`)
面白いと思ったのが、道中に点在する解説版の存在。
奥武蔵の自然について、色々と解説が記されてました。
ただ歩くだけじゃなくて、こういった豆知識的なものも楽しめるのはイイよね(・∀・)
林道に合流しました。
ここから巾着田方面へ。
しばし舗装路を歩いた後、北向地蔵の道標に従って登山道へ入ります。
冬の風物詩、霜柱が出来てます。
大好きなんだよねぇ〜(´ー`)
美しい模様がタマランのですよ。
出発直後の陰鬱とした雰囲気から一変、明るい樹林帯になりました。
テンションが上がる!(・∀・)
おやっ、木の根に何か乗っかっているぞ!
あれは何だろう?
おぉ、まといリスだ!
この配置、ちょっと珍しくない?
湾曲した木の根の間に、ピッタリ収まる形で置かれているのだ。
なかなか面白いものが見れたぞ(・∀・)
開放感のある尾根道を歩く。
何とも言えない心地良さに溢れている(*´ω`*)
山歩きはやっぱり素晴らしい!
10:23
北向地蔵に到着。
この辺りに来ると奥武蔵のメインルートに合流するので人が多いです。
地蔵様に登山の安全をお祈りして出発。
物見山方面へ向かいます。
この辺りの地質は石灰岩なのかな?
特徴的な様相の登山道です。
一旦林道に合流します。
この鬼っぽい形相の絵柄は何を示しているのだろう??
今ひとつ分からない、、、
林道を挟んで切り通しを抜けます。
さて、
物見山へは正面の道を直進するのだけど、、、
左の斜面を良く見て頂きたい。
そう、リボンが付いているじゃないか!
ん〜、、、
こんなところに分岐なんてあったっけ?
そう思って地図を見返してみる。
いや、枝道なんて無いぞぉ。。。
と言う事は、左手のリボンは林業用だろうか。
ちょいと迷ったのだけど、興味があったのでリボンの先を確認してみる事にしました。
しばらく登ってみる。
リボンは点在しているのだけど、どうにも林業くさいぞ。。。
戻ろうかとも思ったのだけど、まぁ、すぐ脇に降れば登山道がある事は分かっている。
コンパスと地図もあるので、迷う事はあるまい。
なので、もう少し先へ行ってみましょう!
やがてピークらしき場所に出て来たのだけど、、、
むぅっ!
こ、これは!!
東ムカイ山!?
ただの林業用の道だと思っていたのだけど、ここ山頂だったのかぁ!?
東ムカイ山、、、
標高は406m。
改めて山と高原地図を確認してみる。
やはり、、、載ってない!!
もう一つ、ジオグラフィカでも確認。
ん〜、、、こちらにも未記載だ。
当然googleマップにも無い。
行程を計画した際には全く認識していなかった山だ!
全体を眺めて見る。
めっさ狭いし、山頂って雰囲気では無いですな(´・∀・`)
東ムカイ山って事は、南ムカイ山とかもあったりするのだろうか??
と思って、帰宅後に調べてみた。
なるほど、一応あるっぽいね。。。
改めてヤマレコで検索してみると、確かに東ムカイ山のレポートがありました。
ただ、やはりマイナールートっぽいですね。
いずれにしても、これは面白い発見となりました。
登って来て良かったわ(・∀・)
では、先へ進みましょう!
東ムカイ山から先の道を降ります。
間も無く、メインルートと合流しました。
のだが、、、
良く見ると、まだ東ムカイ山の先の道が続いているっぽいぞ!?
これはひょっとしてまだ何かあるんじゃないかい?
って事で、ここでメインルートに復帰せず、そのまま枝道を歩いてみました。
ちょっとした岩場を登ります。
そしてピークに到着!
前方に見えるのは、、、
キタコレ!!
小瀬名富士!!
標高390m!
やはりあったか、隠れた山が!(・∀・)
(いや、別に隠して無いだろw)
もう一つ山頂標識。
富士となっているけど、側面から見ると富士山っぽい山体を成しているのだろうか?
全体を見渡して見る。
東ムカイ山と比べると、幾分かは山頂っぽいですね。
ただ、樹林帯の中だし、特に見るべきものも無し。。。
小瀬名という名称は地図に記載されてましたが、名前付きのピークがあったとは。
こちらも改めて調べたところ、ヤマレコに記述を発見しました。
ふむふむ、東ムカイ山に小瀬名富士。
何となくボーナストラックをゲットした気分でテンション上がりました(・∀・)
こういった寄り道を楽しめるのも、時間に余裕のある低山ならではと言った感じですね。
小瀬名富士から降り、メインルートへ合流。
改めて、物見山へ向かうとしましょう!
それにしても、、、
気温一桁なのに、こんなにも登山者が居るとは予想外でしたねぇ。
2〜3分に1組は必ず出会う人気っぷり。
道中でカメラを構えると、フレームの先にすぐ人が映り込んでしまう状態。
まぁ、別にいいんだけどさ(´・∀・`)
余談を一つ。
フォトショの物体を消す機能、皆さん使ってます?
便利なのだけど、うまく消せない事も多々あるよね。
複雑な形状の背景だと、ゴーストか光学迷彩かって感じの消え方するしw
例で挙げるとこんな感じ。
上の写真では、地面に座っている人が綺麗に消えてくれているけど、
下の写真の様に、格子状の様な複雑な形状の背景に被っている場合は跡が残ってしまう。
まぁ、うまい回避のやり方はあるのかもしれないけどねぇ。
話が逸れました。
レポート続けます。
こちらの分岐は左がメインルートで、右に降ると武蔵横手駅へ至る様です。
毎度同じ事書くけど、この地面に落ちる木々の影の美しさよ(*´ω`*)
大抵の人達は気にも留めないと思うけどさ、ホント好きなのよね。
分岐道標が見えて来ました。
11:00
ヤセオネ峠に到着。
もろ丸くん(*´ω`*)
デザイン好き過ぎる。
宿谷の滝への分岐です。
復路ではここから滝へ降る予定です。
そのすぐ先で再び分岐。
左が物見山、右が高指山。
まずは物見山へ向かいます。
分岐からすぐ、山頂が見えて来ました。
11:03
物見山山頂に到着。
標高375mなり。
山頂は広く、ベンチもあります。
大勢が休憩中でしたね。
残念な事に展望は全く無し!
完全に名前負けしてますな(´・∀・`)
まぁ、恐らく命名された当時は木々が低かったのでしょうね。
山頂から奥に踏み跡を見つけたので、ちょいと行ってみました。
間も無く行き止まりの様だが、、、
三角点ゲット!
こちらは一等三角点の様ですね。
山頂標識から離れた場所にあるのね。
おやつを食べていきます(・∀・)
10分程休憩して、高指山へ出発!
グイッと降ります。
結構アップダウンのある行程ですね。。。
おっ、鉄塔発見!
ローアングル、頂きます(´ー`)
ん?
お社がある様です。
扁額は見当たりませんね。
名称はあるのだろうか?
なんと七福神様!?
登山道に七福神とは、これ如何に!?
こちらはコウヤボウキかな?
前方が開けて来ました。
車道に出た様です。
何と言うか、これぞ奥武蔵クオリティって感じですね。
いつでも好きなタイミングでエスケープ出来るという。
売店のふじみやさんです。
立ち寄る予定は無かったのだけど、、、
物見山と日和田山のバッジを発見して思わず購入した!(・∀・)
まさかあるとは思わなかった。
公衆トイレもありました。
これは便利(´ー`)
東屋もあります。
奥武蔵はハイカーが多いから、休憩ポイントの多さは助かりますね。
うほぉっ!
富士山キター!ヽ(゚∀゚)ノ
めっさ綺麗!
東屋の側にはロウバイのいい香りが漂ってました。
良き良き(*´ω`*)
先へ進みましょう。
一旦舗装路歩きとなります。
分岐に出ました。
直進が高指山、右の脇に入ると日和田山方面です。
分岐からすぐ、山頂は目の前ですね。
山頂直下はだだっ広い休憩スペース!
ベンチも完備だ。
んん?
これが山頂??
とりあえず階段を登ってみましょう。
ありました、山頂標識!
11:45
高指山に到着。
標高は332mなり。
山頂自体は狭く平で、すぐ脇に建物があります。
山頂というより、建物に付随した敷地って感じ。。。
山頂標識を見ると、令和三年十月一日 指定と記述されてますね。
これは何を示しているのだろう?と思ってググッてみました。
なるほど、ここは以前はNTTの施設だった様で、電波塔が立っていたみたいですね。
令和に入ってから整備されて、改めて山頂指定になったって事でしょうかね。
あ〜、そう言えば何年か前にタマチャリンさんも行ってたっけ。
当時は一般人は立ち入れなかった様ですね。
振り返ってみるとこんな感じ。
休憩ポイントとしては良さそう。
んでは、分岐まで戻って日和田山を目指しましょう!
穏やかな登山道が続きます。
間も無く分岐に出ました。
左が山頂で、右が高麗駅方面です。
山頂直下は岩登り!
転倒しない様に慎重に登ります。
12:03
日和田山山頂に到着!
気温は8度でした。
標高だけど、標識では302mとなってますね。
ただ、地図の表記では305mになってる様です。
大して差がある訳ではないのだけど、どちらが正解でしょうか?
山頂はそこそこ広く、ベンチも数カ所有り。
中央にあるのは宝篋印塔(ほうきょういんとう)と言うそうです。
ここに建てられた由来は不明だけど、供養塔の類の様ですね。
三角点ゲット!
山頂からの眺めは素晴らしい!
正面にうっすらと見えるのは筑波山かな?
スカイツリーもバッチリ!
では、山ラーとしましょう!
本日は麺屋はなび監修の、にんにく台湾味噌ラーメン!
絶景を前にイタダキマス(・∀・)
ちょい太麺で食べ応えがあって美味しいですね。
パッケージのコレ。
追い飯推奨とある!
と言う事で、残ったスープとおにぎりを混ぜて一煮立ちさせました。
雑炊風にして頂きます。
気温が寒いだけに、熱々が非常に旨い!(・∀・)
これは自宅よりも山ラー推奨麺だな。
期間限定とあるけど、ストックして置こうかな。
13:04
下山開始します。
え?
金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)には行かないのかって?
いや〜、もちろん立ち寄りましたとも。
ただ、人口過密で窒息しそうだったので写真も撮らず退散しました(´・∀・`)
13:46
一気にヤセオネ峠まで戻って来ました。
宿谷の滝方面へ降って行きましょう〜!
うはっ!
こりゃ絶対人いねーだろって雰囲気だ!
日和田山メインルートとは雲泥の差を感じる。。。
とは言え、決して悪いルートではない。
整備はしっかりしてるっぽい。
林道に合流しました。
舗装路を折り返して正面の分岐へ向かいます。
ここから再び山道へ。
ひたすら樹林帯を降ります。
写真では明るく補正かかってるけど、実際はもっと薄暗いのよね。。。
おや、、、、
何だか前方の様子が変わって来たぞ?
お、、、
こ、これはまさか!?
おぉっ!
開けた場所に出たぞぉっ!
絶景頂き!(・∀・)
前方に見える舗装路は何処だろう?
林道清流線の辺りかな?
それにしても、、、
あの陰鬱とした雰囲気から一変してこの開放感!
この変化は実に楽しい!!ヽ(・∀・)ノ
んがしかし!
飴と鞭、と言う程ではないのだけど、この直後の降りが結構エグい急降下!!
それに加えてザレ気味で滑りやすかった!!
この区間は慎重を要しましたね。
振り返って見る。
地形図を見ても分かるけど、ヤセオネ峠から宿谷の滝までは等高線が狭いですね。
転倒要注意!
再び樹林帯となって降ります。
次第に水の流れる音が聞こえて来ました。
大分降って来た辺りで道標がありました。
宿谷の滝へ向かいますが、その前に小滝があるんだよね。
宿谷川沿いを歩きます。
ここに来るのは2度目なんだけど、 この光景はなかなかに美しくてお気に入りなのだ(*´ω`*)
せっかくなので、小滝にも寄って行きましょう!
14:26
宿谷小滝に到着。
落差は小さいのだけど、秘境感があって好みなんだよねぇ。
結局、ヤセオネ峠から小滝までは誰にも遭遇せず。
そんなにマイナールートではないと思うのだけど。。。
それでは、最後に宿谷の滝へ。
東屋の広場を経由して。。。
14:38
宿谷の滝に到着。
滝の周辺では人が多かったですね。
シーズンじゃないから、もっと静かだと思っていたのだけど(´・∀・`)
宿谷の滝の様子です( ´ ▽ ` )ノ
2021年に掲載した動画では、設定ミスで暗い映像となってしまったんだよね。
って事で、改めて撮り直して来ました。
んでは、鎌北湖に戻るとしましょう!
舗装林道に出て右へ。
幾分歩くと分岐に出ます。
折り返して坂を登ります。
再び山道となります。
ラストスパート!
展望台脇の階段に出ます。
展望台は先客が居たのでスルー。
ちょっと休んでこうと思ってたんだけどね(´・∀・`)
15:22
鎌北湖駐車場に到着!
気温は13度なり。
休憩含めて約6時間ってところかな。
最後は埼玉の金閣寺で終了〜!
のんびりとハイキングを楽しめた1日でした。
予定外の発見もあったし、走り出しとしてはいい感じだったと思います。
最近は運動もロクにやってなかったのだけど、やはり体を動かすのはいいよねって改めて感じたよ。
心も体も健康第一!
では、また〜!ヽ(・∀・)ノ