11月に入ってしまいました。もう冬は目の前ですよ。早いものですねぇ。
この1日〜3日は3連休で、私も久々にお休みを頂きました。
1日は雨でつぶれましたが、2日は晴れ予報となり、出かける予定を立てる事に。

去年は紅葉を見に行けなかったので、今年こそ行きたい!
せっかくなら富士も見たい!と思い、周辺の登山コースを調べてみました。
その結果、山梨の三ツ峠山に決定!早速山支度を整えました。

今回のルートは
富士急行 三つ峠駅
八十八大師
屏風岩
三ツ峠山頂
天上山ロープウェイ
河口湖

といった感じで、電車で現地へ向かいます。
では、出発〜!

朝5時に起き、約6時頃、所沢から電車に。
前日2連泊の会社泊まり込み作業があり、ろくに寝ていないという悪条件での強行軍です。
バイクなら絶対事故りそうなヤバい体調です f(^_^);;

西武国分寺線、中央線、富士急行を乗り継いで三つ峠駅へ向かいました。

8:25。三つ峠駅に到着です。
大月辺りから霧が濃くて何も見えなかったのですが、ここに来て晴れ間が出てくれました。

おや!?
ホームを降りた所で『ヤマノススメ』のポップが置いてありました。
どうやら、アニメ劇中で三ツ峠が出て来たみたいですね。
飯能でも見かけましたが、ちょっと面白そうです。機会があれば観てみようかな。

駅名は『三つ峠駅』ですが、山名の記述では『三ツ峠』となってます。
こういうのって統一した方がいいんじゃないかなぁと思うのですが。

8:40。準備運動して出発!
まずはグリーンセンターへ向かいます。

道標に従って市街地を歩いて行きます。

お、この信号は都心では見かけないタイプですね。
こういうのを見かけるのも、面白いものです。

前方に三ツ峠を確認。
天気も良いし、テンションが上がります!

グリーンセンターに来ました。
ここは左へ向かいます。

しばらく沢と並行して行きます。

山祗神社です。
手を合わせていきましょうかね!

ん?何やら岩の塊みたいなものが出て来ました。

なんとトイレだった!!
こりゃまたいい感じの造りじゃないですか(^_^)

トイレの前から沢に降りてみました。

登りの舗装路が続きます。

神鈴の滝遊歩道との分岐に出ました。
直進して遊歩道を進んでみましょう。

沢沿いの小道で、紅葉も奇麗でした。

奇麗な澄んだ水面です。癒されますね〜。

特に記述がなかったのですが、これが神鈴の滝でしょうかね。
もう少し近くから撮りたかったな。

遊歩道から車道に戻りました。

9:35。憩いの森に来ました。
駐車場があります。山頂から往復するならここに停めるのがいいかも。
ここでトイレに立ち寄って行きます。(※ウェットティッシュ必須!)

公園の紅葉は丁度見頃。

陽の光を浴びてとても美しい。

登山道入り口に到着しました。
舗装路の脇に入って行きます。

橋を渡って、登山道へ!!

階段を登って行きます。

ベンチのある広場に出ました。

達磨石と呼ばれる巨石が鎮座してました。
この紋様は何か宗教的な意味合いがあるのでしょうか?

達磨石を後にして登って行きます。

ん?またもや舗装路登場か?
ここは左ですね。

荒れた舗装路を進みます。

間もなく、右側に山道への分岐がありました。

淡い色付きの木々と、木漏れ日が美しい。

石垣の続く場所に出ました。ここに何があったのだろう?

ベンチがあったので小休止。
三つ峠駅〜山頂のコース間には、ベンチが点在していて、とても良心的です。

落ち葉が敷き詰められた木の階段を登ります。
前日の雨が影響して、地面は滑り易くなっておりました。
慎重に行かないと岩や落ち葉でツルッといってしまいそうです。

10:35。股のぞきに出ました。
木の枝の間から富士山が観れるとのことですが・・・

曇と逆光でまったく見えずorz
ぶっちゃけ言っちゃうと、これ以降、ほとんど富士は観れませんでした(´・ω・`)
昼近くになってくると、標高が高いとガスってきてしまう場合が多い様です。

ガンガン登りますよ!

尾根道に出ました。
この辺りからは、ほぼ落葉してしまっておりました。
ピーク時はさぞや美しい風景が見れたのでしょうね。

11:00。来たぞ!『馬返し』だ!!

これ以上は馬じゃ進めないよ、的な意味合いらしいですね。
そうです。ここから急登が始まるのです!
しっかりと休憩をとって、いざ!!

確かに、なかなかにキツいぞ!こりゃ気合いで登らねば!!

木の根や岩がいっぱい!めっさ登りにくい!!

岩に混じってこれまた登りにくい階段も現れました。
この階段要らなくね!?

幾分落ち着いた場所に出ました。

この後ろ姿の3人組は、アメリカンの山ガール!
挨拶すると日本語で「コンニチワー」と返って来ました。

その後、また岩場が続きます。

案内板が見えて来ました。ようやく休憩出来るか!?

平坦な場所に出て、道端に座り込んで休憩します。
私、ここでHPが0になりました(´д`)
朝食分のカロリーは馬返しで全て持って行かれた感じです f(^_^);;
後半の体力調整用に用意していたチョコバーを早くも投入しますよ!

前方に巨石が見えて来ました。
・・・おや、石の下に何か見えるぞ?

なんだこりゃあ!!?
まさか、この枝で巨体を支えている訳じゃないだろうな!?
いくらなんでも無理がありすぎるだろう!!!

『不二石』と書かれている。
これも信仰に関係したものかもしれませんね。

12:00。八十八大師に到着しました。
整然と並ぶお地蔵さん達が見事です。
ここまででキツい区間は終わりです。
休憩を入れて山頂へ向かいます。

手すり(柵)が設けられた場所に出ましたが・・・

豪快に倒れてしまっている!
どうやら崖崩れがあったようですね。
狭い道ですので、ちょっと危険ですが、気をつければ大丈夫でしょう。

下を覗くと土砂が下まで流れてしまっている。
現場には居合わせたくないものですね。

木製の橋を渡ります。

狭い登りを進みます。

またもや手すりが崩れた場所があった。
落ちない様に慎重に慎重に・・・

その先の橋は若干谷側に傾斜して、一部が破損してました。
ここが修復されることはあるのでしょうか?

東三十三カ所観音塔と書かれた建物の脇を通ります。

前方に岩壁が見えて来ました。

『一字一石供養塔』と書かれた広場に出ました。
右端の黄色の印を付けた男性は山梨公認のガイドさんです。
三ツ峠やルートについて色々解説してくれました。
『ヤマノススメ』についても知っている様で、他の登山者に説明してましたよ。

眼前に三ツ峠が迫って来ました。

この岩壁は『屏風岩』と言われていて、ロッククライミングが盛んに行なわれている場所の様です。
そしてその下に行くと・・・

居たぞ、命知らずの変態の皆さんです!!(失礼!)

岩には何本ものロープが垂れ下がってます。
ここを登るなんて、正気の沙汰じゃありません。

・・・とか言いつつ、密かに憧れてはいるんですよね。
しかし私は高所が得意ではないので、登るのは出来ても、下るのがヤバいっす。

クライミング中の勇者発見!
上からの眺めはさぞや素晴らしいのだろう。
彼らの特権と言えるでしょうね。

登山道は屏風岩の脇を抜けて行きます。

しばらく進むと、四季楽園(山頂)方面と三ツ峠山荘方面との分岐に出ます。
私は一旦山荘へ向かうことにして、勾配のある狭い階段を登って行きます。

13:00。三ツ峠山荘に到着しました。

展望台がありましたが、ガスって山容はほとんど見えません。

山荘脇に、山頂への分岐があります。

開けた場所に出ました。
テントを張ってる人も居ましたよ。

広場から周囲を見渡すと・・・

うは!!スゲー、雲海が見えたぞ!!!

富士山は観れなくても、これが観れただけでもOKでしょう!(・∀・)

建物が見える所が山頂です。後少し!!

四季楽園の前を通ります。

ここにもポスターが張ってありました。
後で調べてみたら、同作の聖地巡礼として訪れる人も少なくないらしいですね。
相乗効果でタイアップとしては成功でしょうかね〜。

その先で道が分岐してますが、山頂へは右へ向かいます。

登って行くとNHKの基地施設があります。
その脇を抜けると山頂へ出ます。

13:20。山頂に到着!!

山頂からの眺め。
景色は素晴らしいのですが、やはり曇が多めなのは少々残念です。

ここからの雲海の眺め。

眼下に先程の山荘と広場が見えます。
山頂で昼飯を食べたかったのですが、とてつもない強風が吹き荒れ、飯どころじゃありませんでした。
余りにも風が強く、且つ寒い為、早々に撤退することにしました。

四季楽園の展望台で昼食をとります。
休憩で利用する場合は、料金100円を備え付けのボックスに入れます。

展望台から屏風岩を眺める事が出来ます。
改めて、ここを登るなんて凄いなぁ、と感じます。


ページ容量が増えてしまったので、下山パートは後半に続きます。