桜がピークを迎える4月上旬。
既に葉桜の所もあれば満開の所もある様です。
そんな4月9日。
私は桜ではなく、滝と狼像を求めて檜原村・大岳山へ向かいました。
檜原村周辺は狼信仰の多い場所なんだよね。
大岳山は2019年にも一度訪れているのだけど、
今回はより深い趣旨で歩きたいと思います。

では、いってみよ〜!(・∀・)

9:14
檜原村の千足バス停前にある有料駐車場に到着。
今回は約3年半振りにタマチャリンさんナノレカワさんとご一緒させて頂きました。

んが、、、
久々で意気揚々と出発したものの、早朝から渋滞に遭遇(;´Д`)
余裕のつもりでいたのに結果的に時間ギリギリの到着となってしまいました。
ヤレヤレですよ。。。

駐車料金は
車1000円
バイク200円
料金は向かいの森田様へ支払う形となります。
森田様が何処か分からない様でしたら、バス停脇の東屋商店にでも伺ってみて下さい。

今回のコースです。
檜原村千足バス停前の駐車場から柳沢林道を歩いてスタート
小天狗滝
天狗滝
綾滝
つづら岩
富士見台
大嶽神社(本宮)
大岳山山頂
白倉分岐から白倉方面へ下山
大嶽神社(里宮)
駐車場
といった行程となります。
大岳山の最もメジャーなコースと言えばケーブルカーの利用になると思います。
お手軽に来れる人気の山の為、山頂は人が多いです。
しかし、今回チョイスしたコースは利用する人が少ないらしく、実に静かな行程でした。
何故少ないかは、レポートを見ればご理解頂けるかと思われます(´・∀・`)

天気は超がつく程の快晴!ヽ(・∀・)ノ
これ以上にないコンディション!!

と言いたいところなのだけど、、、
天気は良くても体調面は宜しくなかったりするんだよねぇ。。。
この一週間前の事。
登山に備え、長らくサボッていたジョギングを再開したのだ。
しかし、、、ここで調子こいてしまいました。
逆にふくらはぎと股関節辺りを痛めるという大失態を犯してしまったのだ(;´Д`)
何とか当日迄に痛みは治ってくれたものの、不安を残してしまった。

これが結果的に行程中に影響を及ぼす事となるのであった(´・ω・`)

駐車場を出発して登山口を目指します。

オオイヌノフグリがお出迎え(*´ω`*)

道中に咲く春の花達は満開でした(・∀・)

公衆トイレがありました。
手洗い用水道も完備です。

9:44
林道柳沢線のゲートに到着。

林道標識があります。

こちらは道標。
まずは天狗滝を目指します。

山道ではおなじみ、まといリス君。
行程中頻繁に出て来ました。

まといリス君に絶大なる愛を抱くナノレカワさん。
さぞやご満悦であろう(´ー`)

9:51
林道終点の登山口に到着。
いよいよ山歩きの始まりだ!

千足沢を渡渉します。
綾滝へ至るまで数回の渡渉がありました。

ちなみに、千足はせんたりと読むらしい?

こちらはイチリンソウかな?

10:01
小天狗滝に到着。

落差は8mの小振りな滝です。

滝壺まで近付く事が出来ます。
私と比較するとこんな感じ。

滝口をズームで撮影。
苔や岩の感じがとても好み(*´ω`*)

10:08
小天狗滝から小規模のアップダウンを経て天狗滝に到着。

落差は38m
結構見応えのある滝でした。

次に綾滝を目指して登ります。
冒頭で述べた足の痛みが、この辺りから徐々に影響が出始めました(´・ω・`)

木立の向こうに天狗滝の上段が見えます。

天狗滝から綾滝の間はそれ程キツい行程ではないものの、
やたらと長く感じるのは気のせいだろうか、、、?

やがて、倒木が散乱する場所に出た!
その向こうには綾滝が見える。

これは酷いぞ、、、
どうやら土砂災害の爪痕の様です。
ひょっとして令和元年の台風19号の影響でしょうか?

10:31
綾滝到着!
手前には若干スペースがあり、休憩出来る様になっていました。
ここでタマチャリンさんからロキソニンテープを分けて貰った。
私も痛み止めテープは自宅に常備してあったものの、滅多に使う事がなかったんだよねぇ。
で、この日朝持って行こうとしたら、使用期限が見事に切れていたというオチが(;´Д`)
定期的に点検しとかないとダメだねぇホント。。。

滝の手前には祠があり、三郷不動明王の石碑がありました。
御嶽教の行者様が建てたものの様です。

綾滝の落差は21m
今回の中で一番美しいと感じます。
いや〜、満足満足(*´ω`*)

小休止してエネルギー補給!

天狗滝と綾滝の様子です( ´ ▽ ` )ノ
小天狗滝は動画撮影忘れました。。。

さぁて、、、
いよいよここからが本番だ!
綾滝を過ぎた辺りに設置されたこの看板。
この先のつづら岩へ至る道がとにかく厄介なのだ!!

恐らく写真では伝わり難いであろう。。。
急勾配かつ根っ子&岩の斜面が延々と続くのだ(;´Д`)

つづら折れの根っ子道、石段、丸太階段を繰り返しながらひたすら登る!
この日は暑くなるだろうと見越して、
水はハイドレーションバックに2.5L+ラーメン用500mLペットボトルの合計3Lを背負っている!
この水の重みが、病み上がりの足にダイレクトに響いてくる!!!
情けない話しだが、何度も泣き言を口にしてしまった(´・∀・`)

木々の間から遠くの稜線が見えるのが、せめてもの楽しみか。
夏季であれば覆い茂る葉で視界が遮られてしまうだろう。

おっ、キュータだ!
ここでは白ヘル版の様ですね。

11:40
つづら岩に到着!

な、、、長かった(;´Д`)
マジキツかったわ。
冒頭でこのコースは人が少ないと書いたが、そりゃそうだろうと。。。
ケーブルカーを使えば楽に絶景を拝めるのが大岳山だ。

それに対して今回のコースのメリットは山頂の絶景と、
小天狗滝・天狗滝・綾滝の三滝をセットで楽しめる事。

急登を登る苦労の価値を感じるか否かは、人それぞれでしょうねぇ。
私は楽しかったし、頑張って良かったとも思った。

だが、正直な話し、
もし次にこのルートを訪れるとしたら、しっかりと体を鍛えてから来たいと思う。

つづら岩ではロッククライミングを楽しんでいるグループが居た。
ウェブでググってみましたが、それなりに有名なクライミングスポットの様ですね。

道中では美しい苔も見られた(・∀・)
これがあるから山歩きはやめられないんだよねぇ。

はぁ〜、苔の宝庫八ヶ岳に行きてぇ。。。

行程は一旦穏やかなものとなる。
クールダウンタイムだ。

しかし、再び荒れ始めた!

一歩踏み外したら大怪我必死なので、慎重に行きますよ(`・ω・´)

この鉄製階段もなかなかの急勾配!

大岳山の山頂が見えた。
まだまだ遠い。。。

ようやくピークが見えて来たぞ!

12:15
富士見台に到着!!
別名、大怒田山(おおぬたやま)とも呼ばれている様です。
標高は1054mなり。

ここにはベンチとテーブルが複数設置されてます。
ランチにもってこいですな!

では、ラーメンを頂くとしましょうヽ(・∀・)ノ

お、時々見かける標語ですね!
もちろん、ゴミは残さず持ち帰ります!

立つ鳥跡を濁さず

40分程休憩した後、いざ大岳山へ向けて出発!


次回、『東京・大岳山狼信仰と滝を巡る〜その2〜』に続く!