2015年8月2日
山梨・瑞牆山登山〜その1〜からの続き。
みずがき山自然公園から不動滝コースで山頂へ向かった私。
美しい自然に囲まれた沢や滝、絶景の山頂!
予想以上に素晴らしい景色の連続に大満足ですよ( ´ ▽ ` )
14:50
さて、時間も押しているので、そろそろ下山の行程に入りましょう。
下山はみずがき山荘コースで富士見平へ降り、
みずがき林道を経て自然公園へ戻ります。
不動滝コースとは趣が違いますねぇ。
明るい雰囲気です(´ー`)
岩と木立のコントラストが見事です。
このコースもまた、侮れませんよ。
大岩を下るのがけっこう大変!
何処を足がかりにして下りるか、若干悩みます f(^_^);;
先に下り始めたグループが居たのですが、もう見えなくなってしまいました。
彼らが早いのか、私が遅いのか(´・ω・`)
鎖の設置された箇所がありました。
慎重に下って行きましょう。
大ヤスリ岩を真下から見上げる。
クライミングで有名ですが、本日は見かけませんでした。
また鎖場がありました(写真は下から撮影)。
滑り易かったので、足元に気をつけて下ります。
つっかえ棒をした岩がそこら中にありました。
すぐに折れそうな気がするのですが、大丈夫なのでしょうか?
綺麗な階段がありました。
不動滝コースよりも整備されてる感がします。
ここにも鎖とロープがありました。
一回足が滑って焦りました f(^_^);;
あぶねーあぶねー
更に階段を下って・・・
16:25
桃太郎岩に到着!
パックリと割れた姿が確かに桃太郎っぽいですね(´ー`)
どういった経緯でこの様な形状になったのでしょう?
もしかすると、年月が経つにつれて数ミリずつ割れが広がっているのかなぁ?
つっかえ棒はそれを防ぐ意味で施されているのかも??
桃太郎岩の前は広場になっており、ベンチも設けられております。
ここで休憩していきましょう。
山頂には人が多かったのに、後ろからは誰も来ないぞ?
不動滝コースで下る人が多いのでしょうかねぇ?
あれを下って行くのも苦労しそうだなぁ・・・
では、富士見平に出発します!
天鳥川に出ました。
渡河して対岸の道に進みます。
登りが出て来た(;´Д`)
落ち着いたところで道標が。
特に分岐もないので安心して進みます。
歩き易い道を下ります。
また登り!
でもいい感じに楽しい(´ー`)
再び荒れた道に出ました。
おっ、建物が見えて来たぞ!
16:55
富士見平小屋に到着!
ふう〜、疲れたぁ。
しばし休憩を入れましょう!
ちなみにトイレは1回100円ナリ。
では、みずがき山自然公園目指して下山しましょう!
この分岐で林道方面へ向かいます。
入り口付近には車が数台停めてありました。
富士見平林道は一般車は通行禁止らしいので、
小屋の関係者の車でしょうかね。
とても綺麗で歩き易い道です!
素晴らしい!実に素晴らしいぞぉ!!
一般の登山者からすれば、林道歩きなんてつまらないという方も多いでしょう。
しかしオフロードバイク乗りの私には、林道歩きも大好物なのです(・∀・)
めっさテンション上がる!!疲れが吹っ飛ぶ様だ!
ステップを踏むが如く軽やかに下ってゆくぜ!!
しかし、この後このハイテンションが180度変わってしまうことを、
この時の私はまだ知らないのであった・・・
道の脇、小高いところに道標がありました(歩きながら撮ったので写真がぶれてしまったorz)。
『瑞牆山荘・富士見平小屋』とある。
ん?こっちは自然公園行きのはずだけどな。
この道からも山荘に行けるってことか?
そう思いながら、この道標前をスルーしていく私。
ここが運命の(?)分かれ道・・・。
みずがき林道を経由した事のある登山者さんは多分、
「あ、こいつやっちまったな!」と思うに違いない!(´・∀・`)
何も気付かない私は、穏やかに下ってゆく林道歩きを楽しむのだった・・・
いや〜、それにしても、ホントいいですよこの林道!
ナノレカワさん達がここ来たら大興奮だろうなぁ(´ー`)
おや、階段の分岐があるぞ?
下りは瑞牆山荘へ至り、登る方は富士見平小屋へ通じている様です。
ここで気付けば良かったのですが、この分岐も私はスルーしてしまいました。
何故かと言うと、私は『みずがき林道』への分岐道標が出る迄は、
道なりに進めばOKだと思い込んでいたのですね。
従って、みずがき林道への分岐を発見していない私は、
このまま進行して問題無いと考えた訳ですねコレが。
冷静に考えてみたら、普通気付くよな、と今になって思いますよ(´・∀・`)
更に下って行くと、ロープが張ってあるところに出ました。
どうやら崩落があったみたいですね。
いつも思いますが、現場には出くわしたくないものですね。
心地良い木立の中を下って行く訳ですが・・・
何かおかしい!!!!!!
流石におかしいことに気付き始めましたよ、ええ。
行けども行けどもみずがき林道への分岐が出てこない!
一体どうなっているんだ!?
そう思って、ここに来てようやくGPSを取り出した私は驚愕の事実を知るのであった・・・
見辛くて申し訳ないですが、
①富士見平小屋から下った所の『林道』分岐
②富士見平林道とみずがき林道の分岐
③先程の富士見平林道からみずがき山荘への階段分岐
④バカが気付いたのがこの辺り
①から伸びている白い太線が富士見平林道で、
②でみずがき林道と分岐している訳ですね。
地図を見ればお分かり頂けると思いますが、
私が気付いた④の地点は、みずがき林道への分岐を大幅に通り過ぎ、
富士見平林道をかなり下って来てしまったのだ!!
いやもうね、唖然としましたよマジで。
始めGPSがぶっ壊れてるんじゃないかと思ったくらいにwwww
で、どうするよと?
このまま下って行っても山荘に出る事が出来るけど、
それでも自然公園までの歩きが半端ない。
何より、どこで分岐を見落としたのか、どうしても確認したかった。
このまま進むのが正しいか、戻るのが正しいかは別にして、
分岐を確認する為に来た道を戻る事にしました。
やれやれ・・・
あぁっ、見つけたああああっ!!!!
何だよこれ!
さっきの小高い丘の道標の脇側にいやがったあぁっ!!
ショック!
まあもショーーーーーーーーーーーック!!ヽ( ;´Д`)ノ
オーマイガーーーッ!!
なんっっっっっっってこったあああいっ!
よもやこんな大ポカやっちまうたぁ・・・
そうなのさ、この道標、丘の下から遠巻きにしか確認しなかったんだよ。
なので、脇のこの分岐は見えなかったんだよねぇ(´・ω・`)
一瞬、分岐に一歩踏み込んで進もうと思ったものの、ハタと止めた。
そう、何故ならば・・・
もう18時を過ぎていたからだ・・・!
みずがき林道を通って行くにしろ、山荘経由で行くにしろ、
どちらを通っても、1〜2時間近くかかってしまうのだ。
ライトは持っているものの、出来ればそれを使う様な状況は避けたいもの。
さてさて、どうしたものか?
次第に陽が傾き始めた空を眺めながら数分間考えた挙げ句出した答えは・・・
18:20
小屋に戻って来ましたよ、ハイ。
この状況ではこれがベターな、いやベストな選択だったでしょうね。
小屋のスタッフに事情を話して、飛び入りで宿泊させてもらう事が出来ました。
それと同時に、会社へ連絡して3日を休みにさせてもらう様に伝えました。
幸いな事に、金曜に納品があった為、月曜はそれ程忙しくはないはず。
また、イザという時の為に持ち合わせを多めに持っておく習慣があるので、
宿泊料金をその場で支払う事が出来ました。
備えあれば憂いなしですね。
早速寝床に案内して頂きました。
この日は沢山の宿泊客がいらっしゃいました。
おじゃましま〜す!
時間が遅かったにも関わらず、食事を用意して頂けました!
富士見平林道からの登り返しで、すっかり疲れ果ててしまいました。
この食事はとても有り難いです!!
しかし、朝の渋滞による影響と、下山時の道間違いのダブルパンチを食らってしまいました。
でも言い訳は出来ませんね。行程管理を完全に失敗してしまいましたわ。
こうしてネタとして書いてはいますが、正直2度とこんなミスはしたくないですね。
暗闇に包まれた山道をしばらく眺めていましたが、
19:30 、周りに合わせて布団に潜り込みました。
疲れていましたが、眠気はまだ訪れてくれない・・・。
と、そんなとき、突然窓の外に閃光が走った!
そして雷鳴が鳴り響き、数分後に大雨が降り始めたのだ!!
うわわっ!まさか雷雨が来るとは!?
うぅ、よもやこんな事になるとは考えても居なかったので、
バイクにジャケットを掛けたままなんだよね・・・。
びしょ濡れは避けられまいが、止むを得ませんね(´・ω・`)
というか、もしあのまま下山していたらと思うと・・・
まぁ、色々考えても仕方がないですね。
気持ちを落ち着かせて、眠る事に集中する様にしました。
雨の音をBGMにじっとしていると、次第に眠気が訪れて来ました。
そしてみずがきの夜は更けてゆく。
『山梨・瑞牆山登山〜その3〜』に続きます。