2015年も、ついに師走となりました。
年が切り替わる前、後1回は走りに行きたい!
って事で27日、2015年ラストツーリングに行って参りました。

予定では檜原方面へ向かうつもりだったのですが、事前情報で凍結が始まっていることを知り、断念。
それならばと、比較的暖かい気候の千葉へ行くことに変更しました。
房総方面へは毎年春頃に訪れているのですが、今年はまだ行ってないんですよね。
やはり年に1回くらいは海を見ておきたいものです(´ー`)

今回の目的地は、最近ネット上で話題となっております、濃溝の滝!
もう一つは鋸山(乾坤山)。
日本寺の観音像群や石切り場跡で有名な329mの山です。

天気は快晴!
さあ、2015年ラストツーリング、出発です!

やはり出だしは海ほたるですよね。
久し振りの海は開放感抜群!ヽ(・∀・)ノ

いつもなら、東京外環の川口JCTか三郷JCTまで行って池袋線の渋滞を避けるのですが、
今回は秋口に購入したナビの性能チェックも兼ねて、ナビに美女木JCTからのルートをセットしました。
トンネルロストから復帰する際に若干怪しい挙動をしましたが、概ねいい感じかと。
コストパフォーマンスは良い方かと思われます>MapFanアプリ。

館山自動車道の君津ICから県道92号線『房総スカイライン』を経由し、
濃溝温泉千寿の湯までやって来ました。

濃溝の滝は駐車場から遊歩道を通って行きます。

滝へは遊歩道と木道の2つの道がありますが、木道の方が雰囲気が良いです。

まもなく、笹川の流れが見えて来ました。

あったぞ!濃溝の滝だ!!
いわゆる川廻しの滝なのですが、その様相は秘境的な趣があります!

ネットで有名なのは緑の季節か、紅葉の写真が多いですね。
今回の様な冬枯れの時期では、若干魅力が薄い感じまします。
もう少し神々しい雰囲気を期待していたのですが(´・ω・`)

でも、けっこういい感じでしたねぇ。

滝の様子を動画撮影して来ました( ´ ▽ ` )

笹川もまた、房総の川特有の雰囲気が出ていて、なかなかに良い所です。
オフロードブーツで強引に川の中に突入しちゃいました(´ー`)

笹川の様子を動画撮影して来ました( ´ ▽ ` )

川の中から濃溝の滝の穴を振り返ってみる。
ここは新緑の時期に再訪してみようかな。

側に展望台があったので、そこからも一枚。
話題になってはいるものの、それ程観光地化されている訳ではない様ですね。
この時は数人の観光客がカメラを構えてましたが、いかにもアウトドアマンでした。
一般の家族連れは居ませんでしたね。まぁ、寒いしw

さてさて、所変わって日本寺の駐車場までやって参りました。
日本寺への交通ルートは3つ。

山麓からロープウェイで一気に山頂へ向かうコース
有料の鋸山登山自動車道で山頂付近の西口へ向かうコース
無料の鋸山観光道路で山麓付近の東口へ向かうコース
の3つ。
この他にも、登山道から登るルートもありますが、それは後述します。

手軽に楽しみたいのなら、ロープウェイか鋸山登山自動車道が良いでしょう。
ただし、こちらは16時までの門限があるのでご注意を。
私的には当然、下から登る鋸山観光道路が断然お勧め!
今回はこの東口からレポートを紹介致します。

日本寺の案内図を見て頂きましょう。
鋸山の山肌のそこかしこに観音像が点在しております。
お寺好きにはたまらない場所ですが、どちらかと言うと観光地として有名ですよね。
山頂の『地獄のぞき』は千葉の名所中の名所!
今回は観音像群と、絶景の両方をたっぷりと写真に収めて来ました。


仏像様に興味のない方は適当に飛ばしてみ下さいませ。

それでは、東口からレッツらゴー!

まずはドーンッ!っと大仏様の登場!
ここは広場になっており、売店と休憩所もあります。

大仏前参道を通って一旦、西口方面へ向かいます。

弘法大師護摩窟です。

階段を登って

不動滝です。
水量はショボくて残念な感じ(´・ω・`)

滝の横にも仏像様がいらっしゃいましたよ。

聖徳太子像です。

その下には維摩窟。 もう見事としか言い様の無い、無数の石像達。

奥の院へ向かう階段と岩門。

奥の院無漏窟です。

広い場所に出ました。

その脇には日牌堂。

えーと、ここは何だっけ?メモ忘れてしまった(´・∀・`)

山道を歩いて・・・

階段をちょっと登ると

あせかき不動です。

百躰観音です。

ググッと登って

通天閣と記された岩門を潜ります。
案内図だと二天門となってますが、名称が違うのかな??

西国観音です。
各案内看板には何かしら一言記されております。
難しい言葉で、自分には今一つ理解出来ません・・・。

羅漢エリアを抜けると、いよいよ山頂エリアへの登りとなります。

山頂に到着しましたよ!
正面が地獄のぞきの展望台です。

キターーーーーッヽ(゚∀゚)ノ
東京湾を見渡す絶景だぁ!!

湾周辺の房総丘陵も一望出来ます。
実に素晴らしい景観ですな(・∀・)

削り取られた絶壁の上に手すりが設けられております。
開けた山頂からは、どこから見ても絶景が堪能出来ます。

展望台の眺めを動画撮影して来ました( ´ ▽ ` )

地獄のぞきの張り出しを撮影。
有名なアングルですね。

下を覗き込むと正にタマヒュンものだ!
よく見ると下にはベンチが設置されているのが見えます。
では、これからあのベンチの場所へ降りて行きますよぉ!!

山頂から北口方面への階段を降ると、まもなく木々に囲まれた岩の道が現れます。

少し進むと、岩の間に別の道がありました。
覗いてみましたが、山道が続いている様でした。
興味はありますが、時間の都合もあるので予定外の寄り道はしないでおきます。

奥へ進んでいくと、苔むした石階段があった。

階段の先は木々に覆われている。
何処に通じているのだろう?
ここも興味深いですが、スルーしましょう。

くり抜かれた岩の道を通ると、前方に先ほどの地獄のぞきの展望台が見えて来ました。

そして、やって来たぞ・・・
日本寺のスーパーハイライト・・・

百尺観音だ!!!!

交通事故や戦没者の供養の為、石切り場跡に刻まれた、約10m(百尺)の巨大観音像です。

6年の歳月をかけて作られたその姿は、TVドラマ西遊記に出てきそうな迫力を感じます。

観音像前にはベンチがあります。
先程とは逆に地獄のぞきを見上げてみる。

来た道を振り返ってみる。
よくぞこんな道を作ったものだ・・・

さて、日本寺の散策はこれで終了な訳ですが、鋸山へ来た目的はこれだけではないのです。
この北口から出た先に、もう一つの目的地があるのです。
鋸山言えば、もう一つ有名なのが石切り場跡です!
後編では、石切り場をレポートします!