待ち焦がれていた秋晴れの週末となった10月15日。
久しぶりに快晴の山を見たい!という欲求を抑えられず、秩父は雁坂峠へと行って参りました。

雁坂峠は日本三大峠の一つに名を連ねる、秩父市と山梨市の境界にある峠です。
国道140号線の雁坂トンネルが出来るまでは、この峠が国道の一部となっていた様です。
『開かずの国道』と呼ばれていたことは、良く知られていますね(^_^)

今回は体調次第では、雁坂峠から甲武信ヶ岳へも足を伸ばそうと考えました。
その為、雁坂小屋で1泊する予定を組んでみました。
まぁ、結果から先に言っちゃうと、甲武信ヶ岳へは行きませんでしたが f(^_^);;

ではでは、レポート開始としましょう〜(・∀・)ノ

7:40。
道の駅『みとみ』にやってきました。
ここは西沢渓谷、甲武信ヶ岳、雁坂峠の玄関口です。
まだ早い時間ですが、さすが人多いですねぇ。

さて、雁坂峠へのコースですが、道の駅の目の前に雁坂峠登山口があります。
ですが、自分はここから登りません。
新地平バス停付近の雁峠登山口から登り始めます。
道の駅から国道140号線を山梨方面へ歩き、新地平バス停を目指します。

8:10。
登山開始!

新地平バス停の手前、写真の看板の脇に入ります。

8:25。
雁峠登山口に到着。

ちなみに、雁坂峠は『かりさかとうげ』と読み、雁峠は『がんとうげ』と読みます。
ちょっと紛らわしいですね(´・∀・`)

緩い勾配の舗装路を歩きます。

8:35。
第1ゲートに到着。
ゲート脇から林道に入ります。

間も無く第2ゲートに到着。
ゲート手前で左右に分岐しておりますが、雁峠は左のゲートです。

ここからひたすら長い林道歩きの開始です。
また、この林道は熊の目撃情報も多いらしいので、早朝や夕方は気をつけたほうが良いでしょう。


多いという情報はネットの記事や登山者の話しで入手しましたが、
雁坂小屋のスタッフさんは、この近辺で遭遇したことは無いそうです。

まずは植林に囲まれた道が続きます。
林道名は『亀田林業林道』という名称だそうです。

沢沿いに出ました。

ん〜、とても良い!
美しい流れです。

道標がありました。
前述したゲートの分岐には道標が無かったので、若干不安でした f(^_^);;

しばらくは沢沿いを歩きます。

渡渉ポイントがありました。
しかし、ここがちょっと厄介でしてね。
水量が多くて、濡れずに足を置くポイントが見出せません。
トレッキングポールをうまく使ってクリアしましたが、
状況次第では入水を覚悟した方が良いかもしれません。

木々と沢に挟まれた、心地良い道が続きます。
それにしても、この林道、気に入りましたね。
新地平ー雁峠往復のウォーキングとしても満足出来るクオリティです。

数回の渡渉を繰り返します。

毎度おなじみ、熊さん注意です。

林道が終わり、沢沿いから離れていきます。
注意点ですが、この辺りで3方向に分岐する箇所がありました。
道標も無く、どれが正解なのかちょいと迷いました。
とりあえずまっすぐで正解でした f(^_^);;

徐々に勾配が増すと同時に、景色がグッと変化して来ました。

美しい木立の斜面を登っていきます。

足元は笹に覆われています。

前方に稜線が見えてきた!

さぁ来たぞぉ!
ワクワクの瞬間!(・∀・)

着いたあぁぁっ!

10:50。
雁峠に到着。1780mナリ。

ん〜!素晴らしい眺めだ!ヽ(・∀・)ノ

ここから雁坂峠・笠取山へ分岐します。

こちらは笠取山ですね。

こちらが雁坂峠方面です。

では、コンビニおにぎりでエネルギー補給しましょうかね!( ´ ▽ ` )ノ

雁峠では2組いらっしゃいましたが、登山口からここまでの間は誰にも合わず。
メジャーなルートだと思っていたのですが、みとみコースや黒岩尾根よりも少ないのかな?

エネルギーを補給した後、次は雁坂峠に向かいます。
埼玉・雁坂峠縦走〜その2〜に続きます。