東京・奥多摩むかし道をゆく〜その2〜の続き

奥多摩駅からスタートしたむかし道歩き、今回で最終回です。
前回の続き、林道水根沢線からスタートです!

林道入り口から未舗装路歩きとなります。

ふと視線を移すと、木々の向こうに奥多摩湖が見えます。

分岐がありました。
左に降りていくと奥多摩湖方面で、直進は水根沢線と思われます。
林道の続きも気になりますが、今日のところは奥多摩湖へ向かいましょう。

狭い山道を進んでいくと、前方に何やら見えて来ましたよ?

なるほど、これが水根観音ですか。
静けさに包まれた、狭い山道にひっそりと佇む姿が、とても印象的です。

狭い道が続きますが、特に勾配もなく快適な山歩きです(´ー`)

小さな涸れ沢を渡ります。

道標がありました。
左に降ると奥多摩湖、右に登っていくと鷹ノ巣山・七ツ石山です。
ここも奥多摩湖方面へ。

次の分岐は降りがむかし道・休憩所、右は鷹ノ巣山方面です。

次のT字路は左へ。

作業小屋の前を抜けると広い道へ出ました。
ここでむかし道は終了ってことなのかな?

直進すると奥多摩湖ですが、この分岐点で気になるものが目に入りました。

何やら看板を掲げた建物がありますが、、、

へんちくりん小屋(・ω・)?

おおおおおぉぉ。。。

いったいなんだこれはあぁ!?

全くもって不気味、というか不可思議な置物が鎮座している!
そしてその下には『おさいせん』と記された賽銭箱。。。

この不思議な像、、、神様なのかぁ????

隣の建物には『むかし道休憩所』の矢印がありました。
この先に休憩所があるのかな。

まぁ、休憩所には立ち寄らず、奥多摩湖方面へ向かうとしましょう。

このカーブを降ります。

おや!?ここにも道標があるぞ!
何だろう??

階段を降って行くと、八方岩展望台経由で奥多摩湖へ向かう様です。
直進すると国道411号線へ出てバス停へ向かうのか。

沢向かいに案内板が見えたので、そこまで行って見ましょう。

階段を降りて橋を渡ります。

渡り終えて振り返って見る。
新緑の時期でしたら、けっこういい感じの絵面になりそうですねぇ〜。

案内板を見てみましょう。

ふむふむ。

先程の階段は水根沢口と言うのかな。
階段を降りて遊歩道を進むと、見はらしの丘を経由して奥多摩湖へ向かう様です。
階段を降りず直進して国道を進むと、そのまま水根バス停へ向かう様ですね。

さて、どうしようかな。
時間はまだ若干余裕があります。
案内板のコースタイムを見る限りでは、陽があるうちに奥多摩湖へ着けそうです。

よし、このまま見はらしの丘へ向かうことにしましょう!

ということで、見はらしの丘へ向けて出発!

遊歩道の脇を流れるのは水根沢です。
釣り人がいらっしゃいましたが、この辺りって何が釣れるのかな?

また道標がありました。

直進は国道411号線で、右へ登って行くと八方岩展望台です。

鹿避けの柵があります。
扉を開けて柵の中へ。

注意書きによると、12月3日に見はらしの丘付近で熊が目撃された様です。
十分注意して進みましょう!

鉄柵の扉を閉めて登って行きます。
すぐ下は国道411号線です。

なかなかに勾配のある坂です。

先程のむかし道の出口で、すっかり終わった気分でおりました。
よもやこんな登りをする事になるとは思っていなかったわ(´・∀・`)

つづら折れを登っていきます。

たかが旧道とは言っても、奥多摩駅からここまで約9kmの距離があります。
最後の最後でこの登りは、少々きつかったですねぇ。

おっ、見えて来ました!

八方岩展望台到着だ!

ヤッホーイ!ヽ(・∀・)ノ

なかなかに素晴らしい眺めです!

この場所はけっこう広い展望台となってました。
ベンチもあるし、ここでランチを楽しむのも良さそうですね。

さて、ここから奥多摩湖へ向かう訳ですが、、、

展望台の奥にも何やら道標があって、分岐の山道がある様でした。
しかし、この時点で15時を過ぎているので、深入りはしない方が良さそうです。
『奥多摩湖口・近道』とされた方へ降る事にしましょう。

降る道はとても整備されていて歩き易いです。
奥多摩湖を横目に快適な道が続きます。

所々にベンチが設けられてました。
この辺りはどうなのでしょう。シーズン中は混むのでしょうかね?

15:30。
水と緑のふれあい館に到着。
バスが来るまでブラブラしましょう。

快晴の奥多摩湖。
実はこの日、696さんも奥多摩湖に居たらしい。
ニアミスしてたら面白かったのですが、留浦(とずら)の浮き橋周辺に居たとの事です。

バスで奥多摩駅へ戻って来ました。

さて、後は帰るだけなのですが、ちょっと寄り道して行きましょう!

バス停の脇に『柳小路』とされた脇道があります。
ここに入って行きます。

狭い路地を進んで行くと、、、

ありました、このお店!

オシャレな木枠の看板を掲げたお店、『Beer Cafe VERTERE(バテレ)』です!

日本家屋を利用したこの建物。
一見すると何のお店か分かりにくいですが、歴としたビアカフェなのです!

日本家屋そのまんまの玄関から入ります。

店内はカウンター4席とテーブル席。
注文はその都度カウンターで注文して支払うシステムでした。

オープンテラス席もあります。
奥多摩の山々が見えます( ´ ▽ ` )

では、乾杯といきましょう!

そう、今日は電車なので遠慮なく飲酒出来るのだ!!ヽ(・∀・)ノ

注文したのは『クリーム』というビール。
その名の通り、まろやかな口当たりで飲みやすい銘柄でした。

バテレはおいしいクラフトビールが飲めるお店として、知る人ぞ知る隠れた(?)名店なのです!

自家製ピクルスを注文。
さっぱりとした味わいと、コリコリの食感がイイ感じ!

次に生ハム盛り合わせを注文。
たっぷり歩いた後で飲むビールに、新鮮な生ハム盛り。。。

いや〜、これはたまりません(*´ω`*)

大好きなヴァイツェンを頂く!
フルーティな味わいのこのビール、ホントうま過ぎ!!

最後に鳥唐揚げを注文しました。
そのままでも美味いですが、付け合わせの、、、マヨネーズベースかな?
ディップをつけて食べると、めっさ美味すぎる!!

フルーティなヴァイツェンに、濃厚な唐揚げの組み合わせは最高ですわ!

17:20。
ホロ酔い気分でお店を出ました。
陽が傾き始めた奥多摩の山々を眺めつつ、帰路につくとしましょう。

といった感じの奥多摩むかし道レポートでした。

距離自体はありますが、基本的に歩き易い道ですので、それ程疲れることはないと思います。
行程内容を見てお分り頂ける通り、道中には神社や石仏が点在しております。
こういった場所が好きな方は、より楽しめるのではないでしょうか。

さて、このレポートを書いているのは3月16日。
ブログ巡りをしていると、皆さん春を満喫しているご様子です。
自分も春らしいレポートを書いていこうかな、と思います。

ではまた〜( ´ ▽ ` )ノ