2019年8月10日
今年の5月。
約6年振りにキャンプ復帰した私、まあも。
久し振りにキャンプの楽しさを味わってから、3ヶ月が経過しました。
せっかくなら夏シーズンも味わっておこうと考え、夏休みに向けて計画を立ててみました。
今回、候補地リストから選択したのは、秩父市にある城峯山キャンプ場!
このキャンプ場は個人的にビビッと来るポイントの多い場所でしてね。
以前から宿泊してみたいと思っておりました。
早速、予約をしてOK!
準備も完了して8月10日、キャンプ場へ出発!!
約16時頃、キャンプ場入り口に到着。
今回は遠出する訳でもなく、何処に立ち寄る訳でもない。
純粋にキャンプを楽しむ為のツーリングです。
なので時間もゆっくりなもんですよ(´ー`)
入り口の脇には林道城峰線の看板。
県道側からここまで、なが〜く、せま〜い山道が続きます。
舗装はされてますが、普段山道に慣れてない人は結構きついかも。。。
県道からここまで、数カ所の分岐があります。
分岐には道標がしっかりと立ってるので、迷う事は無いでしょう。
また、写真を見て分かる通り、ここは城峯神社への入り口でもあります。
入り口からすぐに、参拝用と思われる駐車場があります。
ただ、キャンプ場利用者は駐車ルールが異なる様で、管理人に案内されて神社前の広場へ。
ここまでバイクで入ってこれるとは思ってなかったので、嬉しかったですねぇ。
前回はシートバッグのみでしたが、ちょいと装備を加えました。
今回は10リットルのドラムバッグを、シートバッグ上部に乗せて来ました。
こいつがなかなか使い勝手が良くてね。
小物や着替え、アメニティ関連は全部ドラムバッグに収納しました。
自分の使用しているのはTANAXのフィールドシートバッグですが、
同ブランドにはキャンプ用に一回り大きい、キャンピングシートバッグがあります。
ただ、買い足すと万単位のコストがかかってしまうのでNG。
そこで、数千円で手に入るドラムバッグをチョイスしました。
個人的にはこれが完成形かも。
手続きを済ませて、最終的にバイクは神楽殿の前に駐車する事に!!
おいおい、バチが当たらないだろうな!?とか思ってると、、、
なんと、キャンプ場の管理人は神社の神主さんでした!(・∀・)
サイトはここに決定!!
サイトのレビューを軽く書いておきましょう。
キャンプ場の標高は約900m程とあってか、気温は25度と比較的快適。
地面は硬くなく、ペグ打ちは問題ないです。
それから重要な事ですが、ヤブ蚊やブヨが多いです!
標高高いのに、ブンブン飛びまくってます(;´Д`)
あらかじめ調べておいたので、虫除けはしっかり持参して来ましたが、
最終的に4ヶ所程、喰われますた(´・ω・`)
想像していた以上に手強かったぜ。。。
水場です。
神社側に立ってます。
カマドも水道の近くにあります。
こちらは反対側にある炊事棟です。
トイレ棟。
和式の水洗でした。
場内には共用のベンチとテーブルが設置されてます。
そして、広場前からは大展望が!(・∀・)
これが正にこのキャンプ場の見所!
山の稜線を眼前に、酒を飲む!
正に俺得!!
さて、一段落したところで、城峯神社へ参拝しましょう。
城峯(じょうみね)という名称の由来ですが、
平将門の一党が、この山に城を築いた事からつけられたとされているそうです。
将門は藤原秀郷に討たれ、その後将門一門の霊を鎮める為に神社が建立されたとの事です。
石段を登ると拝殿。
写真左に『将門』の文字が見れます。
おや?
写真では分かりにくいですが、拝殿正面の鈴の後ろの名称には城峯山神社とある様ですね。
現在の名称は城峯神社ですが、昔は城峯山神社と呼ばれていたのでしょうか?
この神社の眷属はお犬様、つまり狼なんですねぇ!
秩父市にはこういった狼信仰の神社が多いんですよね。
城峯神社の狼は目が金色、口が赤に塗られています。
こちらは吽形の狼。
どちらも眉が太く描かれていて、愛嬌を感じます。
それでは、城峯山山頂へ向かいましょう!
山頂へは、神社脇の山道を登って行きます。
途中に将門のかくれ岩への分岐があります。
藤原秀郷に追われた将門が、身を隠した岩場とされている場所です。
こちらについては、2015年のレポートでも触れているので、今回はパス!
山頂迄は10〜15分程の行程で、特に難所はありません。
もちろん、山歩きに適した靴で向かいましょう!
山頂に到着!
巨大な電波塔が立ってます。
一等三角点!
山頂看板。
標高は1037mなり。
電波塔中段の展望台へ。
既に17時を過ぎている事もあってか、誰もいません。
360度の大展望ですよ!
低山ながら景色は最高!!
そして、、、
霞んで見辛いが、武甲山を眺めながらビールをあける!!
武甲山に乾杯!ヽ(゚∀゚)ノ
これがやりたかったのよ!
雲間から夕陽が覗く幻想的な光景!!
最高過ぎる(*´ω`*)
そうそう、最近携帯ファンを手に入れました。
USB充電も出来る、なかなかの優れものでしてね。
ストラップで首にぶら下げて、山歩きに持ち出せるんですよ。
前回の大カツラ散策から利用してみたのですが、結構いい感じですねぇ。
今後山歩きする際は、必携のアイテムになりそうです。
さて、それではキャンプ場に戻るとしましょう。
時刻は17時40分。
普段ならば、こんな時刻に山道歩く事なんて無いんだよね。
斜陽の登山道も美しいもんです(´ー`)
今回、新たに椅子を購入しました!
今まではGrivelのトレッキングチェアを使用していたのだけど、
用途が用途なだけに背もたれが無く、ゆったり出来なかったんだよね。
今回購入したのは、Helinoxのチェアゼロという商品。
こちらは軽量・コンパクトを追求したモデルで、重量は驚きの510g!!
背もたれ付きの椅子が、500mlのペットボトルとほぼ同じ重さってのは驚異的じゃない!?
収納も超コンパクトなので、まさにオフ車キャンプにピッタリの椅子と言えると思う。
でもって、実際の使用感ですが、、、
多少華奢ではあるものの、しっかりと体を預ける事が出来ます。
余り踏ん反り返ると後ろにコテンと行ってしまいそうなので、そこは程々にって感じか。
かなり気に入りましたねぇ。
良い買い物をしたと思う。
まぁ、、、
貧乏人なので、ちょっとコスト的に厳しいですが(´・∀・`)
森の中を斜陽が煌めく。
新しい椅子で寛ぎながらビールをあおると、気分は極上だ(・∀・)
周囲はヒグラシの鳴き声がこだまして、何とも言えない心地良さに満ち溢れている。
これぞ、キャンプの醍醐味じゃあないですか( ´ ▽ ` )ノ
キャンプ場の様子です( ´ ▽ ` )ノ
でね、何と、管理人さんから色々差し入れを貰ってしまったのだ!
これがその一つ。
何だったか忘れてしまったのだけど、地元の郷土料理みたいなものらしい。
お好み焼きっぽい味で、とても美味しかった!
それからこれも。
こちらはきゅうりの浅漬けかな。
こちらも結構な量頂いてしまった。
色々作ろうと思って、道の駅で具材を調達して来たんだよね。
だけど、差し入れだけでも食い出があるわw
そしてこれ見て!
清酒 城峯山!
これ、多分だけど市販されてないんじゃないかな!?
このカップ酒も頂いてしまったのよ!!ヽ(・∀・)ノ
いや〜、ちょっと待ってよ!
大盤振る舞いじゃない!??
びっくりしたねぇ〜。
まろやかな口当たりで、美味しゅうございました( ´ ▽ ` )
暑い様ならやめようと思っていたけど、適温だったので炭に火をつけました。
でもって、これ。
こいつも今回のニューアイテムですよ。
携帯型のフイゴです!
持ち運ぶ際は写真の様に、かなりコンパクトになります。
伸ばすとこんな感じ。
これで焚き火台の脇から空気を吹き付ける訳です。
今までは扇子を持っていってバタバタさせてたのだけど、
こいつの使い勝手は、かなりいい感じだねぇ(・∀・)
大分暗くなって来た。
酒も食い物も沢山♪
何よりも、暗くなるにつれてヤブ蚊の攻勢が収まって来たのだ。
おかげで超快適な山の夜を過ごす事が出来た。
一品くらいは肉食べようかな、と思ってウィンナーを焼き焼き♪
お腹いっぱいですよん(´ー`)
闇に浮かび上がる城峯神社。
最高の夜だ。
寝る前にトイレに寄ると、扉の前でカマドウマがお出迎え。
トイレは綺麗だったけど、虫率は比較的高い感じかな。
まぁ、今の自分は全く気にしませんがねw
ちょいと、余談をひとつ。
自分が一番最初に利用したキャンプ場での話し。
キャンプ場に備え付けのコインシャワーがあったんですよ。
使おうとして中に入ると、まぁ虫だらけでねぇ〜。
おかげで虫に囲まれた状態で、マッパになってシャワーを浴びましたよ。
気が気じゃない中で服を着ようとしたのだけど、
持ち上げた服に何匹も虫が這ってたんですな、コレが。
血の気が失せる感じでしたわ(;´Д`)
その後キャンプを重ねる内に、虫にも大分慣れましたよ。
もちろん、苦手な種もあるけどね(´・∀・`)
21時30分。
テントに潜り込む。
気温は24度で、自宅のある所沢とは雲泥の差です。
しばらくマップルを眺めながらグダグダと過ごした後、就寝。
虫の声を聴きながら、眠りにつきました。
そして、城峯山の夜は更けてゆく。
次回、『埼玉・城峯山キャンプツーリング〜その2〜』に続く!