2020年12月13日
いよいよ年の瀬が近づいて参りました。
雪が降りだす前に山歩きがしたい!って事で奥武蔵へ出かけて来ました。
今回は黒山三滝を起点に、関八州見晴台から高山不動尊を周回するコースを選択。
肩を張らず、まったり歩いてみたいと思います。
では、レポート開始!
8:00
黒山三滝駐車場に到着。
無料駐車場は半分くらい埋まってました。
8:25
登山開始!
駐車場近くの公衆トイレで用を済ませておきます。
最初の滝、天狗滝は後程帰路で訪れる予定なのでスルー。
道の脇に関八州見晴台への道標がありますが、ここはやり過ごして男滝へ向かいます。
8:38
男滝・女滝へ到着。
自分が向かうのはこちら。
看板脇の石段を登って行きます。
斜面を登って遊歩道へ。
振り返ると男滝の滝口。
鬱蒼とした登山道。
前回訪れた時はこの辺りで引き返したんだよね。
むむぅ!?
折り返す様なこの斜面を登るのかぁ!?
・・・、
ガードレールの脇に出たのだが(´・ω・`)
山と高原地図を見る限りでは外れてる様には見えないけど、ホントに正規ルート?
しばらくの間舗装路歩きとなります。
一見するとつまらなそうに見えるかもしれないけど、
私の場合は舗装であろうが土の路面であろうが、
山の中であれば楽しいのです(´ー`)
時々立ち止まっては苔なんぞを写真に収めつつ、のんびりと歩きます。
陽が少しずつ差し込む様になって来た。
いいですねぇ〜、たまらないですねぇ(*´ω`*)
9:06
花立松ノ峠分岐に到着。
ここから花立松ノ峠へ向かう登山道となります。
分岐の脇には日照水と呼ばれる湧水があります。
飲用OKなので飲んでみましたが、美味しいお水でしたよ!
まぁ、山の湧水は大体美味しいけどね(・∀・)
花立松ノ峠へ向かいます。
巨大は岩の塊だ!
注意書きだ。
記載されている通り、この周辺は携帯電話の電波が届きにくい様です。
ドコモはダメでした。
橋を渡ります。
橋の上から上流方面を眺める。
左側に青いホースが見えますね。
これは奥の湧水地に繋がっていて、先程の日照水へと続いている様です。
沢筋に沿って緩やかに登ります。
午前中なのに薄暗いです。
んん?
切り株の上に何かあるぞ?
・・・
(;゚Д゚)??
せ、
詮索しないでおこう(;´Д`)
再び橋を渡ります。
この辺りは涸れ沢になってました。
路肩に積まれたケルン。
樹林帯を抜けたぞ!
一気に視界がひらけました(・∀・)
ここにもケルン。
ススキに囲まれた登山道。
良き(*´ω`*)
このコース、気に入ったぞ!
かなり雰囲気が良い!
そして眺めも良い!(・∀・)
舗装路に合流しました。
林道猿岩線かな。
いいねいいねぇ!ヽ(・∀・)ノ
9:46
花立松ノ峠に到着。
道の脇に林道猿岩線の終点標識。
正面の山道・舗装路の分岐はどちらも傘杉峠・顔振峠方面です。
反対を向くとこちらの分岐。
右は自分が登って来た猿岩線、左が高山不動尊方面です。
では、左の道へ向かいましょう!
間も無く登山道との分岐に出ました。
右の登山道は関八州見晴台、左の舗装路は高山不動尊です。
見晴台方面へ向かいます!
陽当たりの良い尾根を登ります。
とても心地良い(´ー`)
分岐が見えて来ました。
10:08
七曲り峠に到着。
左は関八州見晴台、右は四寸道経由の横吹峠方面です。
見晴台方面はこちらを登ります。
行きましょう!
この区間もまたいいねぇ。
木漏れ陽がたまりません。
見晴台手前の小ピーク
赤と緑の葉と青空(*´ω`*)
10:27
関八州見晴台に到着!
東屋とベンチが数カ所設置されてます。
東屋の隣にある祠は高山不動尊の奥の院です。
標高は771.1m
ひゃっほーい!
絶景頂きダァ!ヽ(・∀・)ノ
状態が良ければ富士山も拝めるのだけど、
この日は残念ながら霞んでしまい、ほとんど見れませんでした(´・∀・`)
絶景を前におにぎりを頂きます(´ー`)
30分程休憩して、高山不動尊へ向けて出発!
一旦舗装路に出ました。
舗装路を歩きます。
んが、、、
地図のルートとずれている気がする??
不動尊手前の東屋に到着。
おや?
あの奥の山道は・・・
あっ、やっぱりそうだ!
自分は舗装路から来てしまいましたが、ちゃんと登山道経由で不動尊へ来れたんだ!
どうやら何処かで道標を見落としていた様です(´・ω・`)
結果的に到着は出来たけど、見落とすのは宜しくないですね。
注意深く周りを確認すべきでした。反省!
ここから左が顔振峠、右が高山不動尊です。
高山不動尊周辺はまだ紅葉が残ってました。
なかなかに綺麗です。
ここも景色が良いですねぇ(・∀・)
11:40
高山不動尊に到着。
東屋とベンチ、トイレがあります。
やはり、人出も多いですねぇ。
黄色に輝く木々達(*´ω`*)
紅葉はこれで見納めかな。
さて、とりあえず本日の目的は果たせました。
周回なので、後はここから黒山三滝へ戻る予定なのですが、、、
ベンチの前にあるこの道標を見ると、不動三滝とありますね。
そうなのだ。
この先に大滝・白滝・不動滝の三つの滝があるんだよね。
もし余力と時間がある様なら、この三滝に寄ってみようかな?とも考えていた。
時刻は正午。
帰路についても良いのだけど、まだ余裕もあります。
と言う事で、ちょいと行ってみましょう!
途中、西吾野駅方面との分岐をやり過ごして下って行きます。
ぬぬぅっ!!?
な、、、
なんだこの急勾配はっ!(;゚Д゚)
ちょっと待てよ、これ下って行くの!?
結構激しく下ってるっぽいぞぉ!
いや、下るのはいい。
問題はここを再び登って来なければならないという事だ!!
予定外のこの登りを追加するのはちょっとヘビーじゃないか!?
ここで改めて地図を確認。。。
なるほど、、、等高線が確かにやばい形になってる(;´Д`)
さて、どうしたものかと1分程悩んだ末、チャレンジしてみる事にした!
ぐぬぬ、、、
めっさ下って来たわ。。。
とりあえず最寄りの白滝へ行ってみましょう!
沢沿いの道を歩きます。
結構狭い箇所もあるので注意して進みました。
12:15
白滝に到着!
上下2段の滝です。
落差は、、、上下合わせて10mくらいかな?
上段をズームで。
水量は少なめ。
下段。
小ぶりですが、雰囲気はかなり良いですね(・∀・)
特に岩場の苔具合が素晴らしいアクセントになってます!
派手さはないけど、私好みのナイスな滝でした。
さて、滝分岐まで戻って来ました。
ここから右の道へ行くと不動滝・大滝方面へ行けますが、、、
はい。
行きません(´・∀・`)
いや、もうね。
これ以上行ったら帰りが流石にヤバいっす!
夏場ならともかく今の時期はもうタイムアウトだ!!
それこそ降り口だって西吾野駅の方が近いしwww
と言う事で高山不動尊へ戻ります!!
12:50
高山不動尊へ戻って来ました。
いやはや、、、
滝からの登り返しは流石に厳しかった!!
正直言って、黒山三滝〜関八州見晴台の周回コースに組み込む代物ではないな!
黒山からの距離が長過ぎるわ(;´Д`)
不動三滝を楽しむのなら、公共交通機関を使うのが良いだろうね。
私もいずれかの機会で、改めて不動三滝を見に行くとしよう。
吾野駅辺りを起点で歩くのが良さそうですな(・∀・)
13:05
顔振峠・高山不動尊分岐に戻って来ました。
では、顔振峠方面へ向かいましょう!
13:23
花立松ノ峠に戻って来ました。
今度はこちら。
登山道から傘杉峠へ向かいます!
この区間は起伏の穏やかな道が続きました。
一旦舗装路と合流します。
舗装路を挟んだ向かい側に登山道が続きます。
しかし流石、登山天国奥武蔵!
道標はホントしっかりしてます。
この辺りがまた良かったねぇ〜。
とにかく木立が美しかった!
陽射しに照らされた姿が実に印象的でしたね(*´∀`*)
おやっ、足元注意の看板だ!
そしてその先は、、、
なるほど。
岩場の下りが続きました。
慎重に降りますよ!
峠が見えて来たぞ!
13:50
傘杉峠に到着!
峠は広々としてベンチもあります。
路肩には駐車スペースもあるので、ここを起点に歩くのも良さそうですね。
でもって、ここから黒山三滝に向かうには複数のコースがあります。
一番手軽なのが、傘杉峠からまっすぐ黒山に戻るコースなのですが、、、
通行止め(;゚Д゚)
どうやら、途中で崩落している様です。
崩落の件は事前に知りませんでした。
よもや通行止めとはねぇ。。。
もっとも、私は大平山を経由して戻る予定なので影響はなさそうです。
峠で10分程休憩した後、出発します。
傘杉峠から顔振峠方面へ向かいますが、山道と舗装林道の2択あります。
地図のコースタイムを確認すると、どちらも20分で大平山分岐に着ける様です。
ここは林道から向かう事にしました。
14:09
大平山分岐に到着。
ここから大平山経由の黒山三滝へ向かいます。
登り始めるとすぐ分岐に出ます。
傘杉峠・役行者分岐です。
先程、傘杉峠から山道を経由した場合はここへ出る様ですね。
役行者(えんのぎょうじゃ)と記されておりますが、
どうやら大平山の山頂に役行者像がある様です。
では、大平山へ向けて再び山の中へ!
分岐に出ました。
直進が役行者像(大平山)経由の黒山三滝。
右へ降りて行くと黒山バス停へ出られる様です。
もちろん、役行者像へ向かいますよ!
ひらけた場所が見えて来ました!
14:27
大平山に到着!
そして広場の小高い岩場に鎮座するのが、、、
役行者像だ!
中央に座すのが役小角(えんのおづぬ)で、修験道の開祖とされている人物です。
役小角は前鬼(ぜんき)と後鬼(ごき)の2体の式神を従えていたそうです。
こちらは前鬼で、後鬼の妻だそうです。
手に持つのは霊力のある水の入った水瓶の様ですね。
こちらは前鬼。
後鬼の夫で、両手で抱えているのは鉄斧の様です。
それにしても、いい感じで苔を被っていますねぇ(*´ω`*)
役小角像の脇にも石像がありました。
こちらはどなたでしょうか?
大平山には山本坊の開祖、栄円(えいえん)の墓もあるそうですが、
こちらの像はそれに因んだものでしょうか?
役行者像、堪能させて頂きました。
それでは、改めて黒山三滝へ戻るとしましょう!
ここからはひたすら下り道です。
一部、ロープの張られた岩場がありました。
気をつけて降ります。
やがて沢筋に出ました。
後少し!
分岐道標が見えて来ました。
その左手を見ると、、、
あぁっ、通行止め!
傘杉峠の分岐はここに続いていたのか。
崩落はどの程度のものなのだろう?
いつ復旧するのだろうか?
渡渉します。
分岐に出ました。
左を登ると男滝・女滝方面。
右が天狗滝です。
天狗滝へ向かいます!
15:08
天狗滝へ到着。
15:23
駐車場に到着〜
ただいま、CRF君!
約7時間の行程でしたが、予定では15時には帰路につきたかったんだよね。
やはり白滝は欲張りだったかな。
それにしても、やはり奥武蔵の山はいいですね。
登りやすく、コースも豊富で楽しく歩けます。
夏場は暑過ぎて敬遠しがちですが、冬場の低山歩きにもってこいですね!(・∀・)
駐車場でしばし休憩した後、帰路へつきました。
レポートを書いているのが19日。
本格的な寒さがやって来ました。
と同時に仕事がゴチャゴチャして何かと忙しいです(´・ω・`)
年内のレポートはこれが最後になるかな?
ではでは、また〜ヽ(・∀・)ノ