2022年6月18日
6月に入り、梅雨空の嫌〜な日々が続きますね(´・∀・`)
しばらくはツーリングは無理かなぁと予報を眺めていたところ、
18日の週末が回復傾向にある事が目についた!
(ひょっとして行けるんじゃね!?)
この時期、たとえ前日晴れ予報であっても当日に急変ってのはザラにある。
なので過度の期待はしないにしても、ワンチャンあるかもしれない!
という事で、早速計画を立ててみた。
今回は3年振りとなるロッジモーティブへの宿泊を軸に、佐久穂〜松本周辺を巡る計画です。
初日の18日は白駒池の原生林を周回します。
では、行ってみよ〜!ヽ(・∀・)ノ
10:55
白駒池駐車場に到着。
駐車場は満車で車は待ちが発生している状態。
こういう時、バイクはホント便利だわな(´ー`)
11:05
登山開始!
木道を進みます。
池の周辺はさすがに人多いよねぇ〜。
山荘やキャンプ場もあるし、利便性が高いんだよね。
標高も2000mを超えているから、この時期の散策にもってこいの場所ですな(・∀・)
さて、今回の行程ですが、
白駒池駐車場
麦草峠
丸山
高見石
白駒池駐車場
といった周回コースをチョイス。
前回のニュウ〜中山周回コースとはまた一味違う景色が楽しめそうなんだよね。
もちろん、主題目の苔の観察をたっぷり織り交ぜていきますよヽ(・∀・)ノ
シャクナゲの群生。
そう言えば、、、
自分はシャクナゲの遭遇率は高いものの、開花時期に見る事ってほとんど無いんだよなぁ(´・∀・`)
ハイマツに囲まれた木道を進むと看板が見えて来た。
11:17
白駒の奥庭に到着。
奥庭から麦草峠方面へ木道が続いている。
それから、、、
正直言って、ここは素晴らしいぞ!
空気、景色、植生、そして野鳥達の声。
全てが美しく、素晴らしかった!!
自然の息吹が身体中に染み込んでくる様な感覚、とでも言うのだろうか。
余りの居心地良さに、しばしこの場から動けなかったよ。。。
おやっ、コケモモの葉だろうか?
そう言えば高見石小屋ではコケモモジュースが飲めるらしいというのを聞いたっけ。
今は開花期ではない様ですね。
やがて樹林帯へと変化した。
この辺りに来ると人の往来はグッと減って来る。
そして見事な苔や菌類達の世界となる!!
木の表面を緑のヴェールが覆っている。
白い小さな胞子の様なものが見えますね。
これもまた神秘的で美しい。
黒曜の森の看板。
黒曜石でも採れるのかな?
フウリンゴケが見られます。
先端にある膨らみは朔(さく)と呼ばれるもので、この中に胞子が入ってます。
こちらはなんだろう?
スギゴケの仲間かな?
一応苔図鑑を持ってるのだけど、種類が多過ぎて全く調べきれない(´・∀・`)
原生林特有の素晴らしい景観が続きます。
実に見応えがあります!
少し進んでは写真撮りまくって、白駒池周辺だけで撮影枚数180枚超えました。
酒飲みながらの編集作業が実に楽しい(・∀・)
倒木を覆う苔達。
美しい世界(´ー`)
しかし、接写はとても難しい。。。
使用しているカメラはRX100M3というハイエンドコンデジなんだけど、
苔好きとしてはもう少し接写のスキルを上げたいなぁと思う。
一応、マクロ用のコンバージョンレンズも所持しているのだけど、
どうにも手ブレが激しいのよねぇ(´・ω・`)
やっぱ三脚欲しいかも。。。
やがて視界が開けて来た。
両脇は笹に囲まれている。
11:48
分岐に出ました。
正面に見えている赤い屋根は麦草ヒュッテです。
分岐から左は丸山方面、
右は麦草峠・茶臼山方面です。
では、丸山へ向かいましょう!
ここから本格的な登りとなります。
いかにも八ヶ岳!って感じの行程が続きます(・∀・)
先程も書いたけど、もう全てが美しい!!
おっ!
この黄色いのは何だろう?
キノコ類の一種でしょうか?
一つ一つの発見が楽しくて仕方がない(*´ω`*)
落ち着いた区間に出ました。
息を整えます。
ここ!
ここの空間!!
そう、ここはまた一際美しく、心に焼き付いているんだよね(・∀・)
この色合い、何と美しいのだろう。。。
もうたまらんですよ(*´Д`*)
見事な苔っぷり。
苔にピント合わせるのホント難しい(´・ω・`)
この辺りは若干ぬかるみが多かったかな。
丸山の森の看板。
次第に岩が多くなって来ました。
いよいよ丸山へ近付いて来たか!?
山頂直下の急登!
この区間は結構疲れた!!
もう岩だらけ!
どんどんHPが削られていく!
でも楽しい!!(・∀・)
むっ、何やら赤い実が!
実なのか花なのか?
今ひとつ分からず(´・∀・`)
登りが落ち着き、前方に道標が見えて来た。
おや?
高見石って書いてあるって事は、ここが丸山かな?
三角点と、小さな山頂標識!
あれ?
ウェブの情報では、もっとしっかりとした山頂標識があるはずなのだけど、、、?
疑問に思いつつ、高見石方面へと進む。
あっ、ここは!
そうだ、ここが山頂だ!
12:44
山頂に到着!
標高2329mなり。
ここにも三角点があった。
先程見た小さな丸山の標柱、あの場所から既に山頂だったのだろうね。
山頂は樹林帯で展望は無いものの、平坦で岩場があるので腰掛けて休憩するのにはいい感じ。
5分程休憩して、高見石へ向けて出発!
基本的に後は降りなので楽です。
わおっ!
これまた素晴らしい!
苔ではなく菌類かな。
地衣類(ちいるい)の一種でしょうかね?
色合いがたまりません。
こちらもまた見事(*´ω`*)
やっぱ八ヶ岳周辺は別格だよなぁ。
世界観が素晴らし過ぎるのだが(*´Д`*)
道が落ち着いて来た所で道標だ。
ここから白駒池へ降りられます。
自分は高見石へ向かいます!
コメツガの樹林帯を歩く。
13:04
高見石小屋に到着。
小屋は大盛況の様子(・∀・)
メロンパンを食す(´ー`)
登山では甘いパンが殊更に美味い。
食後、小屋の脇から高見石へ向かいます。
注意喚起の看板。
山頂は岩場で狭く、足場が悪い事もあり、飲食は禁止となっている様です。
高見石への登り!
大岩を乗り越えて行くのだけど、これがなかなか大変でもあり、そして楽しい。
岩と岩の隙間が空いており、落ちる危険がありそうなんだよね。
隙間の下を見ると、ペットボトルとかが落ちていた。
慎重に行けば難易度は高く無いのだけど、バランスを崩したら怪我は免れないだろう。
足掛かり手掛かりはしっかりしている。
注意を怠らなければ問題はないでしょう。
実際、子供からご年配の方まで登られていました。
13:20
高見石展望台に到着!
写真を見ての通り、平坦がほぼ無く、岩だらけなのでろくに座るのもままならないです。
景色は木立が多いものの、展望が開けてます。
木立の向こうに白駒池が見えます。
余りにも人が多いので、5分程で退散(´・∀・`)
下を見ると、続々と人が登って来ます。
渋滞必至やで。
では、白駒池へ下山開始!
やっぱり苔が主役(*´ω`*)
モフモフやで(*´ω`*)
切り株に貼られた火の用心の注意書き。
いや、これ気付かんやろ(´・∀・`)
高見の森の看板
4月に歩いた奥多摩の森も悪くは無いのだけど、
やはりこの雰囲気は圧倒的に感じますねぇ。。。
ただ降っているだけでも、とても心地よいものを感じるんだよね。
全く苦にならないのは、やはり原生林の魅力だろうか?
何気ない水たまりさえも美しい(*´ω`*)
木道を歩く。
前回はこの辺りでバランス崩してコケたんだよね。
慎重に歩きますよ(`・ω・´)
14:13
白駒荘に到着。
静かな水面の白駒池。
曇りがちなのが残念なり。
14:37
駐車場に到着。
いや〜、もう充実ってもんじゃなかったね。
見えるもの全て、行程の全てが素晴らしかった!!
苔好きにとっては正に聖地と言える場所だと思う。
売店でコケ丸君バッジを購入した!
このデザイン、なかなか秀逸だと思う(・∀・)
15:25
白駒池を後にしてやって来たのは蓼科温泉共同浴場だ。
ここに来るのも、ひっさしぶりだよなぁ。
湯質は素晴らしいのだけど、備え付けのシャンプー無いし、ドライヤーも無いです(´・∀・`)
設備はかなりシンプルなり。
観光地にある銭湯って感じかな。
16:44
宿地のロッジモーティブに到着!
3年振り、お世話になります!
食堂はコロナ対策の仕切りがあった。
でも、やっぱモーティブは良いわ(・∀・)
おなじみ、おさんぽ広場から。
夕焼けは微妙だった(´・∀・`)
いつものモーティブ飯。
気温を見るのを忘れちゃったのだけど、
格好は長袖シャツと、薄手のフリースを着込んで丁度良いくらい。
この日の同宿客は私以外にはもう一人。
スパークリングワインを一杯ご馳走頂きましたヽ(・∀・)ノ
美味しゅうございました!
22:50
食堂でおしゃべりを楽しんだ後、就寝。
もう少し夜をまったり過ごしたかったのだけど、
仕事疲れもあってか、あっと言う間に寝てしまいました(´・∀・`)
久々の長野の夜、外は肌寒かったけど、室内は快適です。
そして、蓼科の夜は更けてゆく。
次回、『長野・牛伏川の堰堤群を巡る』に続く!